思いはつづく

haco.

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廃棄処分されるもの

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一日の廃棄処分される量、約23万トンと言われています。


この多くは人が作り出した家具や電気製品などさまざまとあります。


便利な世の中だけど、事実を言えば、便利を頼りすぎた結果が

廃棄処分されるえない状態にある


常に便利を考える人の脳は

過去に作った便利製品などをもう「過去」のものと

思い、新しい物をつくることにより、過去は捨てられている


という思考回路を昔から持っており、


常に「新しいもの」を求めつづけてきた


こうなると、過去に作ったものはどうだろうか


例えば、建物でも古代ものなどに住むという感覚は

今の現代ではない


それはなぜなら、人は新しい環境に求めたがるからだ

だからこそ、そこには「便利性」があり


さらに言えば、人のコミュニケーションでさえも

コミュニケーションをとろうとしない環境も

そこには「便利性」が生まれたからだと思っている


携帯やテレビゲーム・パソコンなどと言った

ものがあふれ続けているからだ


そこに立ちはだかるものはコミュニケーションをとらない

と言った便利を求めすぎた結果だと思う


「人は進化しつづけるほど、人となる生き物ではなくなる」


文化学者のルッソーニは言う


まさにそのとおりだと思う



今、廃棄処分される機器や家具も

人が生み出した、ひとつの「膿」だとわたしは思う

コミュニケーションをとらなくなったこの時代も

人が生み出した便利性の結果であろう


街中を見渡して、捨てられていくものを見てみると

そこには、作った過去の「産物」がこの時代の闇へと

流されていってる


ただ、それだけのこと


私は、小さいころから親にこう言われ続けた


「物は大切にしなさい、いい思い出にもなるから」


今、捨てられている廃棄物はまさに

人の思い出も捨てられていってるということを

身にしみてほしい


わたしの願いはただそれだけ
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