Forever Friends

てるる

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工藤くんと再会2

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運よくそう混んでいなかったので、あたしたちは
すぐに席に着くことができた。
ちょっと席同士が近い気がするけど、
どのみちそう長居はできないから、
おいしくランチをいただければいいよね。

食事は「何を」ではなくて、「誰と」だと思ってる。
もちろん、いつでもおいしいものをたっぷりと
いただきたいとは思ってるけど、一緒に食べるひとと
過ごす時間が最高のご馳走なのです。
だから、工藤くんとは、ビッグMでも、ファミレスでも
どこでも一緒に居られる。

さて、黒いダウンコート姿を見て、工藤くんが何を
連想したか知らないけど、脱いだあたしに気づいてくれる?
スリムになってるでしょ?ホレ!
薄めのダウンの中は、薄いパープルのカシミアのニット。
結納代わりにもらった、むやみに高価でないパールの
ネックレスが上品な、子どもを抱っこしているときには
できなかったスタイルだ。

メニューを夢中で眺めていた工藤くんは、目を上げると、


「オムライスにするわ」


と言った。
あたしもそのつもりだった。
後でイノダのレモン・パイが待ってるから。
と言っても、OB会の後だね。


「あたしもそうする」

ちゃんと上半身が見えるように姿勢を正して
言ったら、


「オムライス、すげー似合うよね」

と、何がおかしいのか、しばらく笑っていた。

ダメだ、こりゃ。
絶対、「何か違うもの」を見ているに違いない。

今の、あたしを、見てよッ!!!

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