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工藤くんと再会5
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バスも思いの外すんなりと乗れたけど、
座ることはできなくて、工藤くんとしゃべれる距離にもならなくて。
つまり、近すぎて。
暖房とひととでバス内の温度は結構高くて、汗ばんでしまった。
お店を出るとき、工藤くんがコートを着せかけて
くれようとしたんだけど、慣れてないからビックリした。
そんなときスマートに着させてあげるのが大人の女性と
いうものであろうに。
ちょっと負けてしまった気分でクヤシイ。
海外は長期滞在をしたことがあるから、そういうシーンに
出くわすこともあったけど、それはそういうつもりが
あるから適切な反応ができるわけで、日本では考えられないから、
と、一所懸命自分に言い訳をしてみる。
工藤くんはどこ吹く風だけど。
うん、なんかすごくクヤシイ。
バスに揺られること20分ばかり。
かな。
どんどんひとが減ってきて、席が空いたので、
工藤くんがあたしに座るように促した。
もちろんここはお礼を言って座ります。
バスの車窓の風景は、あまり変わらないようだ。
少なくとも、昔目にしたものが次々に飛び込んでくる。
「あ、あのお店まだある!」
工藤くんもうれしそうに外を眺めている。
もうひと昔前という単位で時が過ぎてるんだね。
座ることはできなくて、工藤くんとしゃべれる距離にもならなくて。
つまり、近すぎて。
暖房とひととでバス内の温度は結構高くて、汗ばんでしまった。
お店を出るとき、工藤くんがコートを着せかけて
くれようとしたんだけど、慣れてないからビックリした。
そんなときスマートに着させてあげるのが大人の女性と
いうものであろうに。
ちょっと負けてしまった気分でクヤシイ。
海外は長期滞在をしたことがあるから、そういうシーンに
出くわすこともあったけど、それはそういうつもりが
あるから適切な反応ができるわけで、日本では考えられないから、
と、一所懸命自分に言い訳をしてみる。
工藤くんはどこ吹く風だけど。
うん、なんかすごくクヤシイ。
バスに揺られること20分ばかり。
かな。
どんどんひとが減ってきて、席が空いたので、
工藤くんがあたしに座るように促した。
もちろんここはお礼を言って座ります。
バスの車窓の風景は、あまり変わらないようだ。
少なくとも、昔目にしたものが次々に飛び込んでくる。
「あ、あのお店まだある!」
工藤くんもうれしそうに外を眺めている。
もうひと昔前という単位で時が過ぎてるんだね。
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