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09. マジ卍は死語ですか?
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男には避けて通れない闘いがある。
今日も朝から戦いのゴングが鳴った。
「やめろ!やめてくれ、コロ助ーーーっ!!」
中々起きない俺に業を煮やした愛犬コロ助がついに力業に打って出た。
野生解放!!
枕に噛みつき首をブンブン左右に振りだした。
「ヴヴヴ~ッ!!」
唸り声を上げるその顔は野生の狼そっくりだ。
結果は聞かなくても分かるだろう・・・。両手両膝を付いた、この降参した姿を見てくれれば言葉は要らないだろう。
「バウバウッ!!」
コロ助の飯くれコールが鳴り止まない。
「直ぐにお出しします・・・」
今日は枕と布団が犠牲になった。俺としてはもう少し優しく起こして欲しかった。
「ホラ、朝ご飯だぞ」
畑で取れた野菜山盛りご飯、コロ助の表情が"無"となったのを見逃さなかった。
「好き嫌いしないで食べろよ!」
コロ助は目で訴えてきた。
【 肉を食わせろ!! 】
舌をペロペロさせ視線を送るが俺は野菜山盛りご飯を下げなかった。
「いつも出してるドックフードは無いんだよ、我慢してくれ」
「ウ~ウウ~ッ」
納得できずに訴えてくる。口からヨダレを流しても要求を続けるコロ助。
「食べないならご飯は無しだ」
皿を下げようとする俺の手にコロ助が甘噛みしてきた。肉ばかり与えては栄養が偏ると思って健康を考えたワンコ飯を出したのだが、コロ助は気にいらなかったらしい。
「おはよー!いっちゃんいる?」
元気な声が聞こえた。相手は西岡鉄也の娘、優子と弟の大地だった。
「何でウチに?ってか学校は?!」
「先生が暫くお休みだって」
満面の笑顔で答える優子。
「休みぃ?!!」
等々学校閉鎖となってしまったコトを知ると青ざめた。子供達が自宅にいる時間が増えるという事はコイツ等との接触が増える。ウチに通う頻度が増えるという事になる。
小さな怪獣!体力オバケ!の面倒を見るなんてゴメンだ!!
「コロ~これあげる~」
弟の大地がコロ助に何かを与えた。
ワンコ用チュールだ。匂いに釣られチュールを味わうコロ助も喜び最後まで味わった。足りないと大地に催促するコロ助の首輪を掴んで引き離した。
コロ助にのし掛かる体勢になっていたので急いで離す。当の本人は喜んでいるが人に慣れているといっても力が強い。子供が怪我でもしたら大変だ。
「コラ、乗っかったら危ないだろ!」
飼い主として躾はしっかりしなくては、なんて思ったのも束の間クルっと向き直ると俺に向かって突進してきたのだ。
「フグぅっ!!」
大地がこれに笑った。
「良いなぁ~仲良し!」
「コロ、どうしたの?」
コロ助の頭を撫でた優子。
「ドックフードが無くて別のを出したら怒ったんだ」
野菜山盛りのワンコ飯を見せたら優子がある案を出した。
「じゃあ私がコロのご飯あげる。ウチにワンコ用の缶詰あるから、それあげる」
コロ助が反応した。
どうやら西岡家でもペットを飼うかの話し合いをしているとかで、色々と道具一式揃えたんだとか。
「コロ、ウチでご飯食べよう」
優子が、そういうとコロ助は優子へスリ寄った。
そして何か思い出した様に俺に言った。
「あ、そう言えばお父さんと村長が呼んでたよ」
「何で、もっと早く言わないんだ!!」
コロ助のコトを二人に任せ西岡さんや村長の元へ向かった。
集落では話し合いの最には集会場としている一軒の家に集まって行われる。主に集落で催される祭りや行事について話しをする場所だ。
「すみません、遅くなりました」
集会場に付着くと既に人が集まっていた。
「おう、来たな!」
出迎えたのは西岡鉄也だった。
「朝早くからで悪いが昨日の事について聞きたくててね」
村長が昨日の自衛隊の人について詳細が聞きたくてわざわざ、集会場を開け話の場を設けたのだという。
「自分も詳しい事は聞いていなくて別の場所から避難した人達を連れて此処まで移動して来たとしか聞いていません。後日、説明をしてくれるそうですが・・・」
と言うと腕を組ながら不機嫌な態度を取っていた男性が言った。
「また、よそ者が増えたのかよ!」
わざと聞こえる様にチッと舌打ちした。
「ちょっと春日部さん、そんな言い方はないだろ」
村長と先住組数人が注意に入るが聞く耳を持たない。
この悪態な態度を取る春日部拓真という男性は集落の中でもトラブルメーカーな人物だ。俺が移住したばかりの頃から顔を合わせれば睨まれたり舌打ちされたりと正直、第一印象は最悪だった。少しでも仲良くなろうと努力したが無駄だった。
「気にするな、あの人の態度はいつもの事だ」
西岡鉄也が慰めた。
「それより、自衛隊だけじゃないのかい?」
質問をされたので答えた。
「一般の人と自衛隊の人、合わせて三~四十人位だったと思います」
「そんなにいるのかい・・・」
現在は旅館場々で休まれていると補足を付けたした。
「場々さんの所か・・・今日の夕方辺りにでも顔を出そう」
村長がそう言うと自分達もと声をあげ集落の代表として挨拶に向かう人が決まった。俺と西岡さんや数人の移住組の方からも代表が決まった。
一度解散し夕方にもう一度集まる事にした。
俺は西岡さんと一緒に西岡家に向かった。
「お帰りなさい、樹くんもお疲れ様」
玄関に入ると奥さんの美咲さんが出迎えた。
「コロを預かって貰ってすみませんでした」
「良いのよ、子供達も喜んでたし」
奥さんの美咲さんと話していると奥からドタドタと廊下を走る足音が聞こえた。
キャッキャと喜ぶ子供達の姿が見えた。
「すみませんが夕方また、出なければ行けないので夜までコロを預かって貰えませんか?」
申し訳なく美咲さんに伝える。
「あら、話し合い終わらなかったの?」
「麓の旅館にいる自衛隊の方に会いに行って挨拶するそうで代表の一人として夕方行く事が決まって・・・」
「俺も行く。帰りは遅くなるから先に食べててくれ」
美咲さんにそう言い、家の戸締まりを確認した。
夕方まで西岡家の家にお邪魔し、時間になると数台の車のエンジン音が外から聞こえてきた。
鉄也も車のエンジンを掛けた。
「よし、行くぞ!」
車に乗り込み鉄也の運転で麓まで降りた。
舗装されてない悪路を慣れた手つきで運転する。
「ヒィィ~ヒィィ・・・」
車が左右に揺れる度に安全ベルトに掴まり小さく悲鳴をあげた。悪路を抜け旅館に着くと両足の震えが止まらなかった。
「大丈夫か?」
「は・・・はい」
旅館に入り受付けをしていた従業員に声を掛け女将さんを呼んでもらった。
「あら皆さん、今日はどうされたんですか?」
「女将さん、此方に自衛隊の方がいると樹くんから聞いて挨拶しに寄らせて貰ったんだよ」
俺は女将さんに頭を下げ謝罪した。
「昨日は急にすいませんでした」
いいのよと女将さんは笑顔で答えた。
「呼んできますので、お待ち下さい」
そう言って数分もしない内に迷彩柄の服を着た人を連れてきてくれた。
「私が責任者の真壁と言います。」
深々と頭下げ挨拶を交わした。
「昨日はありがとう。君のお陰で助かったよ」
真壁さんは俺にも頭を下げた。
女将さんが気を利かせて俺達は広間に通された。広間には真壁さんと同じく迷彩柄の服を着た自衛隊の人がいた。双方、頭を下げ挨拶から入った。
「皆さんには驚かれたとは思いますが私の方から説明を始めさせて貰います。ただ・・・」
そうい言うと真壁さんが他の自衛隊の人に視線を送り合図した。一人の自衛隊の人が一台のカメラの電源を付け説明が続いた。
「説明の前に、この映像を見ていただきたい」
カメラのボタンを押し動画が再生された。
映し出された映像を見た集落の人達は口を開いたまま言葉を失い絶句した。
「なっ何だよ、コレ!!」
「いやいや、造り物だろ?!」
失笑しつつも、表情が引きつっていた。
「真壁さんだったか?こんな映像わし等に見せて、どういうつもりなんだい?!」
映像が終わると大きな深呼吸し深く息を吐くと真壁さんは覚悟を決め話し出した。
「この映像は造り物ではありません。実際におきた出来事を撮影した映像です」
今日も朝から戦いのゴングが鳴った。
「やめろ!やめてくれ、コロ助ーーーっ!!」
中々起きない俺に業を煮やした愛犬コロ助がついに力業に打って出た。
野生解放!!
枕に噛みつき首をブンブン左右に振りだした。
「ヴヴヴ~ッ!!」
唸り声を上げるその顔は野生の狼そっくりだ。
結果は聞かなくても分かるだろう・・・。両手両膝を付いた、この降参した姿を見てくれれば言葉は要らないだろう。
「バウバウッ!!」
コロ助の飯くれコールが鳴り止まない。
「直ぐにお出しします・・・」
今日は枕と布団が犠牲になった。俺としてはもう少し優しく起こして欲しかった。
「ホラ、朝ご飯だぞ」
畑で取れた野菜山盛りご飯、コロ助の表情が"無"となったのを見逃さなかった。
「好き嫌いしないで食べろよ!」
コロ助は目で訴えてきた。
【 肉を食わせろ!! 】
舌をペロペロさせ視線を送るが俺は野菜山盛りご飯を下げなかった。
「いつも出してるドックフードは無いんだよ、我慢してくれ」
「ウ~ウウ~ッ」
納得できずに訴えてくる。口からヨダレを流しても要求を続けるコロ助。
「食べないならご飯は無しだ」
皿を下げようとする俺の手にコロ助が甘噛みしてきた。肉ばかり与えては栄養が偏ると思って健康を考えたワンコ飯を出したのだが、コロ助は気にいらなかったらしい。
「おはよー!いっちゃんいる?」
元気な声が聞こえた。相手は西岡鉄也の娘、優子と弟の大地だった。
「何でウチに?ってか学校は?!」
「先生が暫くお休みだって」
満面の笑顔で答える優子。
「休みぃ?!!」
等々学校閉鎖となってしまったコトを知ると青ざめた。子供達が自宅にいる時間が増えるという事はコイツ等との接触が増える。ウチに通う頻度が増えるという事になる。
小さな怪獣!体力オバケ!の面倒を見るなんてゴメンだ!!
「コロ~これあげる~」
弟の大地がコロ助に何かを与えた。
ワンコ用チュールだ。匂いに釣られチュールを味わうコロ助も喜び最後まで味わった。足りないと大地に催促するコロ助の首輪を掴んで引き離した。
コロ助にのし掛かる体勢になっていたので急いで離す。当の本人は喜んでいるが人に慣れているといっても力が強い。子供が怪我でもしたら大変だ。
「コラ、乗っかったら危ないだろ!」
飼い主として躾はしっかりしなくては、なんて思ったのも束の間クルっと向き直ると俺に向かって突進してきたのだ。
「フグぅっ!!」
大地がこれに笑った。
「良いなぁ~仲良し!」
「コロ、どうしたの?」
コロ助の頭を撫でた優子。
「ドックフードが無くて別のを出したら怒ったんだ」
野菜山盛りのワンコ飯を見せたら優子がある案を出した。
「じゃあ私がコロのご飯あげる。ウチにワンコ用の缶詰あるから、それあげる」
コロ助が反応した。
どうやら西岡家でもペットを飼うかの話し合いをしているとかで、色々と道具一式揃えたんだとか。
「コロ、ウチでご飯食べよう」
優子が、そういうとコロ助は優子へスリ寄った。
そして何か思い出した様に俺に言った。
「あ、そう言えばお父さんと村長が呼んでたよ」
「何で、もっと早く言わないんだ!!」
コロ助のコトを二人に任せ西岡さんや村長の元へ向かった。
集落では話し合いの最には集会場としている一軒の家に集まって行われる。主に集落で催される祭りや行事について話しをする場所だ。
「すみません、遅くなりました」
集会場に付着くと既に人が集まっていた。
「おう、来たな!」
出迎えたのは西岡鉄也だった。
「朝早くからで悪いが昨日の事について聞きたくててね」
村長が昨日の自衛隊の人について詳細が聞きたくてわざわざ、集会場を開け話の場を設けたのだという。
「自分も詳しい事は聞いていなくて別の場所から避難した人達を連れて此処まで移動して来たとしか聞いていません。後日、説明をしてくれるそうですが・・・」
と言うと腕を組ながら不機嫌な態度を取っていた男性が言った。
「また、よそ者が増えたのかよ!」
わざと聞こえる様にチッと舌打ちした。
「ちょっと春日部さん、そんな言い方はないだろ」
村長と先住組数人が注意に入るが聞く耳を持たない。
この悪態な態度を取る春日部拓真という男性は集落の中でもトラブルメーカーな人物だ。俺が移住したばかりの頃から顔を合わせれば睨まれたり舌打ちされたりと正直、第一印象は最悪だった。少しでも仲良くなろうと努力したが無駄だった。
「気にするな、あの人の態度はいつもの事だ」
西岡鉄也が慰めた。
「それより、自衛隊だけじゃないのかい?」
質問をされたので答えた。
「一般の人と自衛隊の人、合わせて三~四十人位だったと思います」
「そんなにいるのかい・・・」
現在は旅館場々で休まれていると補足を付けたした。
「場々さんの所か・・・今日の夕方辺りにでも顔を出そう」
村長がそう言うと自分達もと声をあげ集落の代表として挨拶に向かう人が決まった。俺と西岡さんや数人の移住組の方からも代表が決まった。
一度解散し夕方にもう一度集まる事にした。
俺は西岡さんと一緒に西岡家に向かった。
「お帰りなさい、樹くんもお疲れ様」
玄関に入ると奥さんの美咲さんが出迎えた。
「コロを預かって貰ってすみませんでした」
「良いのよ、子供達も喜んでたし」
奥さんの美咲さんと話していると奥からドタドタと廊下を走る足音が聞こえた。
キャッキャと喜ぶ子供達の姿が見えた。
「すみませんが夕方また、出なければ行けないので夜までコロを預かって貰えませんか?」
申し訳なく美咲さんに伝える。
「あら、話し合い終わらなかったの?」
「麓の旅館にいる自衛隊の方に会いに行って挨拶するそうで代表の一人として夕方行く事が決まって・・・」
「俺も行く。帰りは遅くなるから先に食べててくれ」
美咲さんにそう言い、家の戸締まりを確認した。
夕方まで西岡家の家にお邪魔し、時間になると数台の車のエンジン音が外から聞こえてきた。
鉄也も車のエンジンを掛けた。
「よし、行くぞ!」
車に乗り込み鉄也の運転で麓まで降りた。
舗装されてない悪路を慣れた手つきで運転する。
「ヒィィ~ヒィィ・・・」
車が左右に揺れる度に安全ベルトに掴まり小さく悲鳴をあげた。悪路を抜け旅館に着くと両足の震えが止まらなかった。
「大丈夫か?」
「は・・・はい」
旅館に入り受付けをしていた従業員に声を掛け女将さんを呼んでもらった。
「あら皆さん、今日はどうされたんですか?」
「女将さん、此方に自衛隊の方がいると樹くんから聞いて挨拶しに寄らせて貰ったんだよ」
俺は女将さんに頭を下げ謝罪した。
「昨日は急にすいませんでした」
いいのよと女将さんは笑顔で答えた。
「呼んできますので、お待ち下さい」
そう言って数分もしない内に迷彩柄の服を着た人を連れてきてくれた。
「私が責任者の真壁と言います。」
深々と頭下げ挨拶を交わした。
「昨日はありがとう。君のお陰で助かったよ」
真壁さんは俺にも頭を下げた。
女将さんが気を利かせて俺達は広間に通された。広間には真壁さんと同じく迷彩柄の服を着た自衛隊の人がいた。双方、頭を下げ挨拶から入った。
「皆さんには驚かれたとは思いますが私の方から説明を始めさせて貰います。ただ・・・」
そうい言うと真壁さんが他の自衛隊の人に視線を送り合図した。一人の自衛隊の人が一台のカメラの電源を付け説明が続いた。
「説明の前に、この映像を見ていただきたい」
カメラのボタンを押し動画が再生された。
映し出された映像を見た集落の人達は口を開いたまま言葉を失い絶句した。
「なっ何だよ、コレ!!」
「いやいや、造り物だろ?!」
失笑しつつも、表情が引きつっていた。
「真壁さんだったか?こんな映像わし等に見せて、どういうつもりなんだい?!」
映像が終わると大きな深呼吸し深く息を吐くと真壁さんは覚悟を決め話し出した。
「この映像は造り物ではありません。実際におきた出来事を撮影した映像です」
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