ゲーマーズエンカウント!!

池谷光

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D.D.クエスト

会心の一撃は避けられない

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「次は私の番ですね!〈魔法(回復)〉を使用してレッドさんを回復します!ダイスロール!判定は・・・成功ですね!」

 再びまりもはロッドを振るとレッドの足下に魔法陣が展開される。魔法陣は先程のように光を放っている。

「それでは回復ロールいきます!出目は・・・2!さらにローブの効果で回復量は+2されるので合計回復量は4です!」
「レッドのHPは4回復で12になったね」
「まりも、ありがとな!」

 レッドはそう言うと拳を鳴らして兵士Bを真っ直ぐに見据えた。兵士Bは相対するように槍を構えてレッドを見ている。

「次は俺の番だな。さっきの借りを返さねぇとな!俺は『マジック・ボール』を使って〈投擲〉で兵士Bを攻撃する!ダイスロール!」

 そう言ってレッドは勢いよくダイスを振った。ダイスが示した数字は36、判定は成功である。レッドはマジック・ボールを片手に勢いよく跳躍するとそのまま大きく振りかぶった。

「追加効果だ!今度はしっかり当ててくれよ!出目は・・・1だ!」
「1の効果は・・・与えるダメージが二倍になるよ。この効果は結構強いね」
「そりゃあいいや!いくぜ、ダメージロールだ!出目は・・・3だ!さらに追加ダメージで+1されるぜ!」
「装甲値の1を差し引いて3のダメージになって、それの二倍のダメージになるから6ダメージを兵士Bは受けるよ」

 レッドは跳躍したままマジック・ボールを勢いよく兵士Bに投げつけた。レッドが放ったマジック・ボールはその直後に色を変え、漆黒の玉となって真っ直ぐに兵士Bに飛んでいく。そして兵士Bに直撃すると、今まで以上に鈍い音を放ち鎧に勢いよくめり込んだ。

『ぐ、お前もなかなかやるじゃねぇか・・・次は俺の番だな!〈槍〉を使用して、レッド!お前に攻撃する!ダイスロール!』
「また俺かよ!俺のこと大好きか!?」

 兵士Bの出した数字は27、判定は成功である。兵士Bは槍を振り回しながらレッドに向かって走り出した。

『いくぜ、ダメージロールだ!お前の心臓を貫いてやるよ!出目は・・・1!?追加ダメージは・・・1!?なんだこれは!』

 兵士Bはレッドに向かって勢いよく槍を突き出した。しかしその槍はレッドに左肩をかすめただけであった。

「さっきの俺の攻撃が効いているんじゃないか?エスト!やっちまえ!」
「僕の番だ!いくよ!〈剣〉で兵士Bに攻撃!ダイスロール!」

 エストは勢いよくダイスを振った。そしてダイスが示した数字は3、クリティカルであった。

「おお、クリティカルだね!クリティカル効果は、そうだな・・・与えるダメージを最大値にしてあげるよ」
「よし!僕のダメージ最大値は7だ!」

 エストは剣を構えると兵士Bに向かって走り出した。エストの持つ鉄の剣の刀身が光り輝き出す。

『そんな攻撃喰らってたまるか!受け流しだ!俺の槍で攻撃を受け流す!ダイスロール!出目は・・・65!?失敗だと!?』
「どうやらさっきの俺の攻撃でダイス運を完全に失ったようだな!」
「これでとどめだ!うおぉぉぉぉ!!」

 エストは兵士Bを間合いの範囲内に収めると剣を力の限り振るった。光り輝く剣は兵士Bの持っていた槍を真っ二つに切断し鎧を打ち砕いた。兵士Bは砕かれた鎧を見て舌打ちをすると小さく笑いながら膝から崩れ落ちた。
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