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2章天鬼鶏
社畜 コラボ
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「炎の異能を使いこなせば今の私よりも強くなれる。その先は見ないと分からないがな」
蓮二の異能は炎を操る異能
強くなればその分攻撃力、殲滅力の上昇に繋がる
出力の限界には至っていない、まだ伸び代がある
空間移動系異能は強いが強みは移動であって攻撃力には直結しない
どうしても武器や身体能力に依存してしまう
「その先……?」
「……異能の真髄、未だに誰一人として至っていないが有る」
レイは断言する
本当にあると自信を持っているのだ
(真髄に至らねばいずれ来るであろう危機に対応は出来ない。丁度いい)
『異能の真髄……条件ですかね』
(初めて聞く)
真髄など聞いた事がない
異能にその先があるなんて三人の誰も知らない
それどころか多くの異能者が知らないだろう
そんな情報が今開示された
「至る方法の一つとしてだが同じ異能が相見える時と聞いた。他にも有るだろうが手っ取り早い」
『同じ異能? 同じ異能者が居るって事か? そんな話聞いた事ないぞ』
「いや、人では無い。魔物に居る」
『魔物ですか……』
『まさか異能持ちの魔物と言うのは世界に存在する異能者の数だけいると?』
「それ以上だ。未だに異能者は増え続けているしな」
『つまり天音や鶏君の異能を持つ者も居るって事か』
異能者の中には強力な異能を持つ者が居る
その異能を持つ魔物と退治したら苦戦は免れない
天音の異能は特に対人ではかなりの強さを誇る
あの異能の拘束を突破出来る異能者は世界で見ても数は多くないだろう
蓮二の異能もその殲滅力故に脅威だろう
(あのダンジョンの主や今回の主の異能もあるのか)
戦った異能持ちの魔物を思い浮かべる
両方とも出力は蓮二と同等、もし異能者に居るのならかなり強力な異能者だろう
『レイさんと同じ異能持ちもとなると』
「あれに対応するのは……」
空間移動系、それも瞬間移動の異能となれば脅威なのは確定的だろう
「私の異能に関しては問題ない」
「え?」
「既に倒している。そしてこの目で真髄を見た」
『そういえば空間移動系異能の魔物を倒したって噂がありましたね』
『噂は確か単独撃破だったよな?』
「あぁ単独だ。配信もしていない」
『真髄を見たという事は魔物が真髄に至ったと?』
「あぁ、デタラメな異能だった」
『今でも十分デタラメだと思うが』
配信を見てすぐに理解出来るくらい強い異能
その真髄は更に強いと言う
「確かにこの異能は少し扱いづらいが強い。だがこの程度は児戯にすら思えるのが真髄だ」
『あれが児戯にすらって……どんな異能だよ』
「その位とんでもないという事だ。炎の異能の魔物や鎖の異能の魔物は聞いた事がないな、まだ出現していないかまだ見つかっていないか」
「そうですか」
(真髄……強くなれるのか。炎の異能の魔物必ず見つけ出す)
強くなれる情報を得た、なら見つけるしかない
誰よりも先にその異能持ちと戦う
「恐らく4級ダンジョンだとは思うが3級の可能性もある」
『3級はきついな』
『3級ダンジョン攻略はきついですね。4級より強い筈なので』
「それは挑んでみるしかないな」
『挑むには人が必要ですね。十人くらい?』
「そうだな、精鋭を揃える必要がある」
『コラボしようぜ!』
一鬼が提案する
「私の一存では出来ない。配信関連はシズクが担当している」
『なら連絡するか』
『そう簡単にできる?』
『3級攻略なら食いつくだろ』
「あいつなら食いつくな。勝てる見込みがあればだが」
『勝てる見込みはある。そちらのメンバーは強いと聞く』
「あぁ、強いぞ。3級ダンジョンの魔物を単独で倒せる程度には」
『強っ』
『確かに倒してますね。獅子神は出来たっけ?』
『まぁ、相手によるが倒せはするくらい』
3級の魔物となれば単独討伐は難しい
本来出来る方が珍しい
一鬼は連絡を取る
SNSのDMをするとシズクから返信が帰ってくる
『電話出来ます?』
『できる』
電話をする
『初めまして、シズクチャンネルのシズクです』
「初めましてだな。一鬼の探索記ってチャンネルやってる獅子神一鬼」
『知っています。探索系配信者では結構珍しい武闘派の女性配信者なので』
割合としては男性配信者の方が多いが女性配信者も居る
しかし、その中でも前衛を張る配信者は少ない
一鬼は武闘派配信者として有名なのだ
「それは嬉しい話だ。こちらは当然知っているがまさか知られているとは」
『有望な配信者はチェックしてるのでそれで……そっちに零さんが居るとは?』
「鶏君と合同でダンジョンの主と巨体の魔物を倒した」
話せば長くなるのでかなり端折って簡潔に説明する
『また勝手に戦って……』
(またって常習犯?)
シズクは呆れたように言う
『あんな事があったと言うのに懲りないなんて』
「あんな事?」
『すみませんこっちの話です。近くにいます?』
「いや、今分断されててな。鶏君とレイは最下層に居る」
『なるほど、二人は戻って来れそうですか?』
「ダンジョンの修復を待たないと無理だからかなり時間がかかりそうだ」
『ダンジョンの修復ですか。異常事態が起きたと……また異常事態に巻き込まれてる……いや突っ込んでる』
「連絡は取れないのか?」
『仲間が連絡取ろうとしてるんですが無理っぽくて通信は繋がってますよね?』
「あぁ、下と通信機で連絡が取れてる。入口だからなのか?」
『ありそうですね。一先ず無事なら良いです。それで何用ですか?』
「コラボしないか?」
シズクに聞かれ迷いなく本題に入る
蓮二の異能は炎を操る異能
強くなればその分攻撃力、殲滅力の上昇に繋がる
出力の限界には至っていない、まだ伸び代がある
空間移動系異能は強いが強みは移動であって攻撃力には直結しない
どうしても武器や身体能力に依存してしまう
「その先……?」
「……異能の真髄、未だに誰一人として至っていないが有る」
レイは断言する
本当にあると自信を持っているのだ
(真髄に至らねばいずれ来るであろう危機に対応は出来ない。丁度いい)
『異能の真髄……条件ですかね』
(初めて聞く)
真髄など聞いた事がない
異能にその先があるなんて三人の誰も知らない
それどころか多くの異能者が知らないだろう
そんな情報が今開示された
「至る方法の一つとしてだが同じ異能が相見える時と聞いた。他にも有るだろうが手っ取り早い」
『同じ異能? 同じ異能者が居るって事か? そんな話聞いた事ないぞ』
「いや、人では無い。魔物に居る」
『魔物ですか……』
『まさか異能持ちの魔物と言うのは世界に存在する異能者の数だけいると?』
「それ以上だ。未だに異能者は増え続けているしな」
『つまり天音や鶏君の異能を持つ者も居るって事か』
異能者の中には強力な異能を持つ者が居る
その異能を持つ魔物と退治したら苦戦は免れない
天音の異能は特に対人ではかなりの強さを誇る
あの異能の拘束を突破出来る異能者は世界で見ても数は多くないだろう
蓮二の異能もその殲滅力故に脅威だろう
(あのダンジョンの主や今回の主の異能もあるのか)
戦った異能持ちの魔物を思い浮かべる
両方とも出力は蓮二と同等、もし異能者に居るのならかなり強力な異能者だろう
『レイさんと同じ異能持ちもとなると』
「あれに対応するのは……」
空間移動系、それも瞬間移動の異能となれば脅威なのは確定的だろう
「私の異能に関しては問題ない」
「え?」
「既に倒している。そしてこの目で真髄を見た」
『そういえば空間移動系異能の魔物を倒したって噂がありましたね』
『噂は確か単独撃破だったよな?』
「あぁ単独だ。配信もしていない」
『真髄を見たという事は魔物が真髄に至ったと?』
「あぁ、デタラメな異能だった」
『今でも十分デタラメだと思うが』
配信を見てすぐに理解出来るくらい強い異能
その真髄は更に強いと言う
「確かにこの異能は少し扱いづらいが強い。だがこの程度は児戯にすら思えるのが真髄だ」
『あれが児戯にすらって……どんな異能だよ』
「その位とんでもないという事だ。炎の異能の魔物や鎖の異能の魔物は聞いた事がないな、まだ出現していないかまだ見つかっていないか」
「そうですか」
(真髄……強くなれるのか。炎の異能の魔物必ず見つけ出す)
強くなれる情報を得た、なら見つけるしかない
誰よりも先にその異能持ちと戦う
「恐らく4級ダンジョンだとは思うが3級の可能性もある」
『3級はきついな』
『3級ダンジョン攻略はきついですね。4級より強い筈なので』
「それは挑んでみるしかないな」
『挑むには人が必要ですね。十人くらい?』
「そうだな、精鋭を揃える必要がある」
『コラボしようぜ!』
一鬼が提案する
「私の一存では出来ない。配信関連はシズクが担当している」
『なら連絡するか』
『そう簡単にできる?』
『3級攻略なら食いつくだろ』
「あいつなら食いつくな。勝てる見込みがあればだが」
『勝てる見込みはある。そちらのメンバーは強いと聞く』
「あぁ、強いぞ。3級ダンジョンの魔物を単独で倒せる程度には」
『強っ』
『確かに倒してますね。獅子神は出来たっけ?』
『まぁ、相手によるが倒せはするくらい』
3級の魔物となれば単独討伐は難しい
本来出来る方が珍しい
一鬼は連絡を取る
SNSのDMをするとシズクから返信が帰ってくる
『電話出来ます?』
『できる』
電話をする
『初めまして、シズクチャンネルのシズクです』
「初めましてだな。一鬼の探索記ってチャンネルやってる獅子神一鬼」
『知っています。探索系配信者では結構珍しい武闘派の女性配信者なので』
割合としては男性配信者の方が多いが女性配信者も居る
しかし、その中でも前衛を張る配信者は少ない
一鬼は武闘派配信者として有名なのだ
「それは嬉しい話だ。こちらは当然知っているがまさか知られているとは」
『有望な配信者はチェックしてるのでそれで……そっちに零さんが居るとは?』
「鶏君と合同でダンジョンの主と巨体の魔物を倒した」
話せば長くなるのでかなり端折って簡潔に説明する
『また勝手に戦って……』
(またって常習犯?)
シズクは呆れたように言う
『あんな事があったと言うのに懲りないなんて』
「あんな事?」
『すみませんこっちの話です。近くにいます?』
「いや、今分断されててな。鶏君とレイは最下層に居る」
『なるほど、二人は戻って来れそうですか?』
「ダンジョンの修復を待たないと無理だからかなり時間がかかりそうだ」
『ダンジョンの修復ですか。異常事態が起きたと……また異常事態に巻き込まれてる……いや突っ込んでる』
「連絡は取れないのか?」
『仲間が連絡取ろうとしてるんですが無理っぽくて通信は繋がってますよね?』
「あぁ、下と通信機で連絡が取れてる。入口だからなのか?」
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