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4工房見学
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翌週。リアは王都の外れ、鍛冶職人たちの集落にいた。
朝から空気が重い。焼けた鉄のにおいと、ハンマーの音が一日中響いている。
カイの働く工房は、そのなかでもひときわ古くて大きい建物だった。
「よう来たな、リア…でも、本当に令嬢がこんなとこ来ていいのか?」
「いいんです!カイのこともっと知りたいし、鍛治に興味があります!!!」
「お、おう…ならいいけどよ」
いつもより少し煤けた顔のカイが、笑った。赤毛が汗で額に貼りついている。
その後ろでは、屈強な男たちが鉄を打ちつけていた。炎の光が、彼らの影を壁に踊らせている。
「すごい……本物の鍛冶場だ」
リアは思わず息をのんだ。
絵筆も、針も、楽器も手にしたことはある。でも、こんなに“命が燃えるような現場”は初めてだった。
「足元、熱ぇから気ぃつけろよ」
「はいっ……あ、でも見たいです。全部」
「おう、全部案内してやっから」
炉の中で真っ赤に光る鉄を見つめながら、リアの心臓はどくどくと高鳴っていた。鉄が柔らかくなる瞬間、まるで呼吸をしているみたいだった。
「これが、鉄……なんですね」
「……そりゃ鉄以外に見えねぇだろ」
「違うの。なんか、生きてるみたいで」
カイが手を止めて、少しだけ眉を上げた。
周りの職人たちも、ちらりとリアの方を見た。けれどリアは気づかない。夢中で鉄を見つめていた。
「この子、息してる。叩かれて、伸びて、光って……」
「……へぇ、そんな風に見えるか」
カイは笑いながら、ハンマーを持ち直した。
「じゃあ見てろ。こいつが息をするたび、俺がそれを形にする」
ハンマーが落ちるたび、火花が散った。
その光の中で、リアは思った。
――自分も絵を描くとき、同じ感覚になる。紙の上の色が、呼吸を始める瞬間。
「カイさん、それって……音楽みたいですね」
「音楽?」
「はい。ハンマーが一定のリズムで、鉄の音がハモってる。まるで、打楽器の合奏みたいです」
職人たちがざわつく。
「音楽だとよ、鍛冶を?」
「お嬢さん、面白いこと言うな!」
リアは照れたように笑った。
「すみません、変ですよね。でも、リズムがずれると形も乱れるんじゃないですか?」
「……その通りだ」カイが短く言った。
「リズムが狂えば、鉄は嫌がる。お前、よく見てんな」
リアの頬がほんのり熱くなる。
「絵を描くときも似てます。線が呼吸に合ってないと、全部だめになるから」
カイは無言でリアを見つめた。
その瞳は、鉄よりも真っ直ぐに熱かった。
「……お前、面白ぇな」
「へ?」
「鍛冶なんて、血と汗の世界だと思ってた。でもお前の目で見ると、なんか……綺麗に見える」
その言葉に、リアの胸が小さく跳ねた。
昼を過ぎる頃、リアは見よう見まねで小さな金属片を磨かせてもらった。手の中の鉄はまだほんのり熱を残していて汗ばんだ掌にざらりとした感触が伝わる。
「これ、布で仕上げるともっと滑らかになりますよ」
「布で? そんなもんで磨けるか」
「最後の仕上げに柔らかい布を使うんです。繊維が細かいから、金属の粒が整うんです」
試しにリアが持参したハンカチで磨いてみせると、表面が一瞬で鏡のように光を返した。
「おおっ……!」
「なんだこれ、鏡みたいじゃねえか!」
職人たちが一斉に声をあげる。カイは目を丸くしてリアを見る。
「……お前、なんでこんなこと知ってるんだ?」
「えへへ。乙女の秘密です」
リアは汗をぬぐって笑った。
一瞬の静寂のあと、工房に笑い声が広がった。
「乙女って……!」
「嬢ちゃん、おもしれぇな!」
「カイ!絶対この子手放すな!」
「俺もこんな嫁ほしい!」
笑い声の中、カイが口を開いた。
「おい、リア。もっとお前が知ってること教えてくれ。俺らで形にしてぇ」
カイのその一言に、工房が静まり返った。炎の音だけが、ぱちぱちと鳴っていた。
「で、でも……ここは皆さんの聖域ですよね?私なんかの意見で――」
「そんなの関係ねぇ。俺はお前を信じてる。だから、ここに来てほしかったんだ」
リアは驚いて目を見開いた。周りを見渡すと、職人達が優しい眼差しでこちらを見ていた。
カイはハンマーを置き、リアの方へ歩み寄る。そしてそっと手を差し出した。
「リア。お前が欲しいものを教えろ。俺達で作る!」
「えっ、でも私、鍛冶なんて――」
「いいんだよ。お前の目があれば十分だ。ここの連中も、きっと刺激になる」
職人たちが次々と笑った。
「嬢ちゃんの目、久々に火をくれたぜ!」
「どんなものが作れるか楽しみだ!」
「こりゃ面白いことになるな!」
「俺も天使の嫁欲しい…」
リアは少し照れながら、カイの手を握った。ごつごつして、あたたかかった。
まるで鉄の熱が、掌に宿っているみたいだった。
「紙とペンください!!!」
それからリアは刀、ハサミ、包丁といった刃物から、農具や医療用メスまで、この世界の常識を覆すデザインを次々と描いていく。特にネジや、**遠くを見るための特別なガラス(メガネ)のアイデアには、職人たちが目を見開き、『これは神の道具だ!』**と叫んだ。**ワイヤー、コンパス、万年筆……**アイデアは尽きず、話は白熱していく。(申し訳ないけど、異世界の物だとも言えないので、私が夢で見た…ということにした。)
気づけば、もう夕方で、ついつい話し合いが、白熱してしまっていた。そしてもう、私があげたアイデアに職人魂がメラメラ燃えてみんなもう、仕事に没頭していた。
「……また、来てもいいですか?」
「もちろんだ」
カイの笑顔は、炉の光よりもまぶしかった。
外に出ると、夕陽が空を赤く染めていた。
リアの指先はまだ熱を持っている。
それが鉄のせいか、彼の言葉のせいか――自分でもわからなかった。
ただひとつ確かなのは、
自分の中にもちゃんと火があるということ。
絵筆でも、針でも、音でも、鉄でも。
“つくる”という行為の中に、自分がいる。
「……私、まだまだ知らない世界ばっかりだ」
リアは小さく笑って、空を見上げた。
冷たい風が、熱をやさしく包み込んでいった。
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朝から空気が重い。焼けた鉄のにおいと、ハンマーの音が一日中響いている。
カイの働く工房は、そのなかでもひときわ古くて大きい建物だった。
「よう来たな、リア…でも、本当に令嬢がこんなとこ来ていいのか?」
「いいんです!カイのこともっと知りたいし、鍛治に興味があります!!!」
「お、おう…ならいいけどよ」
いつもより少し煤けた顔のカイが、笑った。赤毛が汗で額に貼りついている。
その後ろでは、屈強な男たちが鉄を打ちつけていた。炎の光が、彼らの影を壁に踊らせている。
「すごい……本物の鍛冶場だ」
リアは思わず息をのんだ。
絵筆も、針も、楽器も手にしたことはある。でも、こんなに“命が燃えるような現場”は初めてだった。
「足元、熱ぇから気ぃつけろよ」
「はいっ……あ、でも見たいです。全部」
「おう、全部案内してやっから」
炉の中で真っ赤に光る鉄を見つめながら、リアの心臓はどくどくと高鳴っていた。鉄が柔らかくなる瞬間、まるで呼吸をしているみたいだった。
「これが、鉄……なんですね」
「……そりゃ鉄以外に見えねぇだろ」
「違うの。なんか、生きてるみたいで」
カイが手を止めて、少しだけ眉を上げた。
周りの職人たちも、ちらりとリアの方を見た。けれどリアは気づかない。夢中で鉄を見つめていた。
「この子、息してる。叩かれて、伸びて、光って……」
「……へぇ、そんな風に見えるか」
カイは笑いながら、ハンマーを持ち直した。
「じゃあ見てろ。こいつが息をするたび、俺がそれを形にする」
ハンマーが落ちるたび、火花が散った。
その光の中で、リアは思った。
――自分も絵を描くとき、同じ感覚になる。紙の上の色が、呼吸を始める瞬間。
「カイさん、それって……音楽みたいですね」
「音楽?」
「はい。ハンマーが一定のリズムで、鉄の音がハモってる。まるで、打楽器の合奏みたいです」
職人たちがざわつく。
「音楽だとよ、鍛冶を?」
「お嬢さん、面白いこと言うな!」
リアは照れたように笑った。
「すみません、変ですよね。でも、リズムがずれると形も乱れるんじゃないですか?」
「……その通りだ」カイが短く言った。
「リズムが狂えば、鉄は嫌がる。お前、よく見てんな」
リアの頬がほんのり熱くなる。
「絵を描くときも似てます。線が呼吸に合ってないと、全部だめになるから」
カイは無言でリアを見つめた。
その瞳は、鉄よりも真っ直ぐに熱かった。
「……お前、面白ぇな」
「へ?」
「鍛冶なんて、血と汗の世界だと思ってた。でもお前の目で見ると、なんか……綺麗に見える」
その言葉に、リアの胸が小さく跳ねた。
昼を過ぎる頃、リアは見よう見まねで小さな金属片を磨かせてもらった。手の中の鉄はまだほんのり熱を残していて汗ばんだ掌にざらりとした感触が伝わる。
「これ、布で仕上げるともっと滑らかになりますよ」
「布で? そんなもんで磨けるか」
「最後の仕上げに柔らかい布を使うんです。繊維が細かいから、金属の粒が整うんです」
試しにリアが持参したハンカチで磨いてみせると、表面が一瞬で鏡のように光を返した。
「おおっ……!」
「なんだこれ、鏡みたいじゃねえか!」
職人たちが一斉に声をあげる。カイは目を丸くしてリアを見る。
「……お前、なんでこんなこと知ってるんだ?」
「えへへ。乙女の秘密です」
リアは汗をぬぐって笑った。
一瞬の静寂のあと、工房に笑い声が広がった。
「乙女って……!」
「嬢ちゃん、おもしれぇな!」
「カイ!絶対この子手放すな!」
「俺もこんな嫁ほしい!」
笑い声の中、カイが口を開いた。
「おい、リア。もっとお前が知ってること教えてくれ。俺らで形にしてぇ」
カイのその一言に、工房が静まり返った。炎の音だけが、ぱちぱちと鳴っていた。
「で、でも……ここは皆さんの聖域ですよね?私なんかの意見で――」
「そんなの関係ねぇ。俺はお前を信じてる。だから、ここに来てほしかったんだ」
リアは驚いて目を見開いた。周りを見渡すと、職人達が優しい眼差しでこちらを見ていた。
カイはハンマーを置き、リアの方へ歩み寄る。そしてそっと手を差し出した。
「リア。お前が欲しいものを教えろ。俺達で作る!」
「えっ、でも私、鍛冶なんて――」
「いいんだよ。お前の目があれば十分だ。ここの連中も、きっと刺激になる」
職人たちが次々と笑った。
「嬢ちゃんの目、久々に火をくれたぜ!」
「どんなものが作れるか楽しみだ!」
「こりゃ面白いことになるな!」
「俺も天使の嫁欲しい…」
リアは少し照れながら、カイの手を握った。ごつごつして、あたたかかった。
まるで鉄の熱が、掌に宿っているみたいだった。
「紙とペンください!!!」
それからリアは刀、ハサミ、包丁といった刃物から、農具や医療用メスまで、この世界の常識を覆すデザインを次々と描いていく。特にネジや、**遠くを見るための特別なガラス(メガネ)のアイデアには、職人たちが目を見開き、『これは神の道具だ!』**と叫んだ。**ワイヤー、コンパス、万年筆……**アイデアは尽きず、話は白熱していく。(申し訳ないけど、異世界の物だとも言えないので、私が夢で見た…ということにした。)
気づけば、もう夕方で、ついつい話し合いが、白熱してしまっていた。そしてもう、私があげたアイデアに職人魂がメラメラ燃えてみんなもう、仕事に没頭していた。
「……また、来てもいいですか?」
「もちろんだ」
カイの笑顔は、炉の光よりもまぶしかった。
外に出ると、夕陽が空を赤く染めていた。
リアの指先はまだ熱を持っている。
それが鉄のせいか、彼の言葉のせいか――自分でもわからなかった。
ただひとつ確かなのは、
自分の中にもちゃんと火があるということ。
絵筆でも、針でも、音でも、鉄でも。
“つくる”という行為の中に、自分がいる。
「……私、まだまだ知らない世界ばっかりだ」
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