憧れの先輩に抱かれたくて尿道開発している僕の話

聖性ヤドン

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第9話 スティックシュガー2

「これ邪魔だ」

日向は握っていた広夢の急所から手を離すと、今度はスエットのすそを彼の胸元まで引き上げる。
筋肉も脂肪も目立たない、ほっそりとした腹部が蛍光灯の下に照らし出された。

「え……? 今度はなんですか」
「見るだけ」

さっきから、彼の言う「見るだけ」の意味がわからない。
視線に晒されて腹筋が大きく上下した。
米粒のような胸の先が、外気に触れてきゅっと硬くなる。

「広夢……」

日向の視線が、広夢の胸元から下へゆっくりと下りていく。
その目が起ち上がったペニスを捉え、右手がもう一度それを捕まえた。

「はぁっ……」

広夢は小さく身を震わせる。
体が熱い、見られているだけで感じる。
日向に目で合図され、滑り落ちてきたスエットのすそを、今度は自分で胸元まで引き上げた。

「せんぱい」

何かしてほしいと、心の中で懇願する。
陰茎を根元からつかまれているのに、その手はそれ以上のことをしてくれなかった。

「せんぱい……」

広夢はたまらずに腰を揺らし、自ら摩擦を作ろうとする。

「せんぱい、してください」
「何を」
「俺に触って」

言葉を吐き出す息が乱れる。
すると日向は何を思ったのか、左手に持っていたティースプーンを手の中で転がし、持ち手の部分を広夢の亀頭に押しつけた。

「え――?」

持ち手の先で、尿道の入り口をクリクリといじられる。

「わっ、あっ、ああん」

広夢は声が出てしまうのに、日向は無言だった。
しばらくスプーンの持ち手で広夢のそこを押したりこすったりしたあと、小さくため息を漏らす。

「全然だな」

そりゃあ全然だ。
広夢としてはそんなもの、はじめから入るわけがなかった。
でも、絶妙な力加減でそこをいじられるのは気持ちいい。
そしてだんだんと、強い刺激がほしくなる。
日向が囁くような声で言ってきた。

「中いじって気持ちよくなりたいだろ」
「え……?」
「このままはキツくないか?」
「……っ!」

信じられないことだけれど、広夢はもう、内側の疼きがこらえられなくなっていた。
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