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第二章 旅立ちは突然に
17話 魔術理論
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食事を終え食器を片付けると日課の続きを始める。
「昨日は魔装術に無刀術だったから・・・ん?、魔術理論?」
ずいぶん減ってきた本の山を漁っていると他の本とは違いスキルに直結しないような本が目に留まった。
「え・・・と・・・魔術を行使するには魔力(mP)が必要で威力規模は行使する人間のMPの総量に比例すると言われて・・・?」
あれ?俺MP最初から高かったけど威力低かったよね?
「・・・魔力(mP)とは精神力(MP)から・・・っては!?」
表記同じMPって分かりづらいだろ!!?
「・・・・要するに精神力は石油のようなもので魔力っていうのはそれを精製したガソリンって事か・・・。その精製過程が魔力変換というと・・・・」
なるほどその過程が未熟だったから最初の威力はしょぼかったんだな。
「魔力の運用を繰り返したり知識の向上により変換効率も上昇する」
変換効率が上がったから魔術が本来の威力を発揮していると言う事か。
「最近の威力向上はこの辺りが原因か・・」
まあ特に問題はないか。種火も今度から専用の魔法使うようにすれば問題ないだろうしな。
新しくスキルを覚えることは無かったが思いのほか役に立つ本だったなと思いながら返却する。
「次は・・・・ん?」
本の山から次の本を選ぼうとしたその時塀の外から久しく聞かなかった獣の叫び声が聞こえた。
「結界張ってからずっと静かだったのにな」
重力魔法を使い体重を軽くすると物見櫓に飛び移る。
「・・・?なんだあれ?」
そこから見えたのは二足歩行するドレスを着た豚と鎧を来たトカゲとそれを砂煙を上げながら追いかける体長3mぐらいの猪のような生き物だった。
「昨日は魔装術に無刀術だったから・・・ん?、魔術理論?」
ずいぶん減ってきた本の山を漁っていると他の本とは違いスキルに直結しないような本が目に留まった。
「え・・・と・・・魔術を行使するには魔力(mP)が必要で威力規模は行使する人間のMPの総量に比例すると言われて・・・?」
あれ?俺MP最初から高かったけど威力低かったよね?
「・・・魔力(mP)とは精神力(MP)から・・・っては!?」
表記同じMPって分かりづらいだろ!!?
「・・・・要するに精神力は石油のようなもので魔力っていうのはそれを精製したガソリンって事か・・・。その精製過程が魔力変換というと・・・・」
なるほどその過程が未熟だったから最初の威力はしょぼかったんだな。
「魔力の運用を繰り返したり知識の向上により変換効率も上昇する」
変換効率が上がったから魔術が本来の威力を発揮していると言う事か。
「最近の威力向上はこの辺りが原因か・・」
まあ特に問題はないか。種火も今度から専用の魔法使うようにすれば問題ないだろうしな。
新しくスキルを覚えることは無かったが思いのほか役に立つ本だったなと思いながら返却する。
「次は・・・・ん?」
本の山から次の本を選ぼうとしたその時塀の外から久しく聞かなかった獣の叫び声が聞こえた。
「結界張ってからずっと静かだったのにな」
重力魔法を使い体重を軽くすると物見櫓に飛び移る。
「・・・?なんだあれ?」
そこから見えたのは二足歩行するドレスを着た豚と鎧を来たトカゲとそれを砂煙を上げながら追いかける体長3mぐらいの猪のような生き物だった。
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