本は剣より強し!?

Lilithze

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第二章 旅立ちは突然に

16話 あれから1週間

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 「んーー。」

 小屋から外に出て大きく伸びをする。

 タツヤの朝は早い。元々部活の朝練があったというのもあるが一番の理由は家に残っている人間の中で料理をまともにできるのが自分だけだったと言う事が大きい。その為早起きが日課になっていた。

「さてとまずは・・・」

 【木工】で作った木刀を持つ。この木刀はレベル2になった【木工】で作った特別製でサイズは普通の木刀だが丸太一本分を圧縮して作られており、恐らく鉄より硬いがその分重い(約80Kg)。
 
 その木刀を携えて取り合えず素振り100回方は剣道部のやっていたのを思い出しながらの我流。
 次に塀の所まで行くと【木工】で塀を一区画分開き辺りを見回す。
 
「周囲に人の気配はないな・・・よし」

 まあこの世界に来てから一度も人には会ったこと無いけど。

 木刀を正眼で構え息を整える。

「奥義!!ディバインスラッシュ!!!」

 最初に枝で使った時とは違い木刀をから光の刃が伸び、羽根のようなエフェクトを撒き散らしながら前方の木々を薙ぎ払いドサッと倒れる・・・タツヤが。

「エクストラヒール、エクストラヒール・・」

 日課として続けた結果、皮膚を骨が突き破り血飛沫をあげることは無くなったが、筋肉繊維や筋がズタズタになるのはまだ抑えられてない。

「収納してあとは塀を・・・」

 治療を終え伐採?した木材を回収し【木工】で塀を元に戻す。


「ステータス」

タツヤレベル5
HP C+
MP SS+
ATK C+
DFE C+
AGL C+
INT D


「お!HP上がった。」

 奥義+治療のコンボはステータスを上げるのに効果的で一週間ほどでここまで上がった。まあ平均値とか分からないからこの数値が高いのかは分からないが。


「さてと今日は焼きそばにでもするか【世界図書館】焼きそばの麺とカット野菜」

「あーカット野菜細かいほうはまだ無理か・・仕方ないこっちの奴を細かくするか」
 収納からとりだした小刀と【木工】で作ったまな板で細かくして器に盛る。


「ファイアボ・・・・あ!違うファイアブリット」

 元々火種に使っていたのはフレイムボムだったがINTが上がった為威力が上がり囲炉裏ごとキッチンを吹き飛ばしてしまった。
 その為一段階低いファイアボールを使うようにしていたが昨日またINTが上がり二代目キッチンも煤ける事態になってしまった。

「・・・・そういえば【生活魔法】で着火(イグニッション)とかあったような・・・今なら普通に使えるかな?」
 そんな事を考えていると鉄板からソースの焦げるおいしそうな匂いがし始めていた。
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