そして俺は召喚士に

ふぃる

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23話 娯楽の時間③

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 画面が暗転し、ロード待ち。
 いつの間にか通話リストにショウヤが加わっている。空気を読んで待っていたらしい。

「お、来た来た。」
 とショウヤ。同時に画面がフィールドに切り替わる。
 開始地点に2人のキャラが待機してる。
 女エレヴと…性別分からないビートだ。
「で、えーと…どっちがどっちだ?」
「あぁ…こっちがオレー。」
 ショウヤの声と共に女エレヴが手を振っている。
「で、うちはこっちだ。」
 とビート族のキリがジャンプでアピールする。

 ショウヤのキャラは鎧系で統一され、かっこよさと美しさを両立している。
 鉄スカートの目立つ白銀の鎧は、アクション映えもするだろう。
 一方、キリのキャラは戦うようには見えないほど軽装だ。
 町民NPCと言われても違和感は無い。そういうコンセプトだとしたら、狙いは当たりだろう。

「でここからもう自由行動な訳だが…『クラス』開放だけはやった方がいいな。」とキリ。
「クラス?」
「スキルツリー画面見てみ。」
 そこのカテゴリタブに「ウェポン」と並んで、「クラス」がグレーアウトで表示されてる。
「このゲームの育成要素は武器とクラスの組み合わせだ。
 そこまで取ってやっとスタート地点ってくらいだ。他は追々でいい。
 こっちだ。」
 キリを追いかけ、ミニマップに表示されてる「!」アイコンの1つに向かっていく。


「そうか、戦いの真髄を聞きに来たか!」
 そこで待っていたNPC、ヘルステルが感嘆の声を上げる。
「ならばまず聞かせろ。何になりたい?」

 画面いっぱいにクラスの選択肢が出てくる。
 ウォリアーやパラディンといった近接職に加え、ウィザードやスピリチュアルといった魔法職も選択肢に並び、それぞれに3行程度の簡単な説明が添えられている。
「別にすぐにでも変更できるから雰囲気で決めていーぞ。現状多少の強弱あれど極端なのは無いし。」
 一応説明文に目を通すが、3職目あたりから全職把握しようとすると目が回ってきた。
 だから雰囲気と直感で選ぶ事にした。
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