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51話 夏の締めに⑤
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人だかりから少し離れた、暗い中。
二人でひとしきり屋台を回り終え。
ハルルの右手にはわたあめ一本。存在を知らなかった側からすれば、さぞ物珍しかろう。
一息ついたところでハルルから話を切り出す。
「思いっきり楽しんじゃいましたね。」
「やっぱり向こうのお祭りと似てた?」
「はい、でも売ってる物とかは全然違くって。
同じようで違うようで、奇妙な感じです。」
「ただ心残りなのは、久しぶりに花火とか見たかったかなぁ。」
ハルルとの事がある手前、一応情報を気にしてはいたが、この辺りでの打ち上げ花火の話は結局無く。
自分はさして見たいとは思わなかったが、いざこうして改めて夏らしさを体験すると、花火がちょっと恋しくなる。
「花火、とは?」
「そっちの世界には無いのか。ちょっと待ってな……。
…こういうものだよ。」
スマホで打ち上げ花火の動画をハルルに見せる。つい先日都市の方であった、花火大会の映像だ。
「これなら魔法で再現できます!」
「やめろやめろ騒ぎになる。」
「ちょっと試すだけなら…ね。」
そう言い上に向けた手のひらの上に、小さく再現する。
「…なんでもありだな、魔法って。」
「得意属性だからってだけですよ。それに、本物を見ないと分からない所もありそうですし。
いい演出の参考になりそうですし、いつか見てみたいものです。」
二人でひとしきり屋台を回り終え。
ハルルの右手にはわたあめ一本。存在を知らなかった側からすれば、さぞ物珍しかろう。
一息ついたところでハルルから話を切り出す。
「思いっきり楽しんじゃいましたね。」
「やっぱり向こうのお祭りと似てた?」
「はい、でも売ってる物とかは全然違くって。
同じようで違うようで、奇妙な感じです。」
「ただ心残りなのは、久しぶりに花火とか見たかったかなぁ。」
ハルルとの事がある手前、一応情報を気にしてはいたが、この辺りでの打ち上げ花火の話は結局無く。
自分はさして見たいとは思わなかったが、いざこうして改めて夏らしさを体験すると、花火がちょっと恋しくなる。
「花火、とは?」
「そっちの世界には無いのか。ちょっと待ってな……。
…こういうものだよ。」
スマホで打ち上げ花火の動画をハルルに見せる。つい先日都市の方であった、花火大会の映像だ。
「これなら魔法で再現できます!」
「やめろやめろ騒ぎになる。」
「ちょっと試すだけなら…ね。」
そう言い上に向けた手のひらの上に、小さく再現する。
「…なんでもありだな、魔法って。」
「得意属性だからってだけですよ。それに、本物を見ないと分からない所もありそうですし。
いい演出の参考になりそうですし、いつか見てみたいものです。」
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