そして俺は召喚士に

ふぃる

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208話 発展と①

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 あれからというもの、なんだかロロがよそよそしい。

 …いや、様子が変わってきてるという点で言えば、最近ずっとか。魔法銃の開発が始まった直後頃からか、戦力面の変化がロロとしては気に食わなかったのだろうか。
 とはいえ別に暴れるとかそういう事には至ってはおらず。ただじわじわと距離を置かれていって、それを明確に意識するきっかけがこの間の蜂との戦いの時だった、ってだけか。
 こうして警戒の為に召喚してる今も、ツンとした様子で前を歩き、こちらを意に介していない様子。
 それでもやる事はちゃんとやってくれてるし、わざわざ咎める事でもないな、という結論に達してはいる。


 普段より深く入り込んだ、森の奥。
 それもそのはず、今回は大型…久し振りにレイドボス対象の討伐を兼ねてだ。
 こういう大型戦は控えると言った、その話は聞いているとの事だった。けどその上での頼まれ事、それだけ人手が不足してるという事だろう。
 そもそも大きな戦いを避けた理由は、自分では戦力になれる気がしなかったからなわけで。今回はあくまでソウクロウが主として前に立っての戦闘、その補佐として別途役割が割り当てられるなら、その限りではない。
 それに、魔法銃開発の高速アップデートは、ちょっと楽しみになってきてもいる。

 周囲には中型以上の反応が多数、だけど襲ってくる動きはなし。
 ソウクロウが掲げてる提灯のような道具が発する大きな反応が、それらが寄るのを防いでいる。詳しい仕組みまでは分からないが、妖力の見せかけを大きく増幅させているようだ。
 そして、行く先にある反応は更にそれ以上のもの。
 周りからすれば、大きな戦いに近付いて巻き添えを食らいたくない、とでもいったところか。

「ここで構えておけ。」
 と、立ち止まりながら言うソウクロウ。普段より視界悪く木々が阻む中、大きな反応の本体が見えるか否かといった距離のあたり。
 同時にそっと置かれていく怪異除けの提灯。今更生半可な怪異に負けるつもりはないが、変に絡まれても邪魔だし助かる。
 先へと向かうソウクロウ、こっちもこっちで準備だ。
 抱えてきた鞄からロングバレルの銃、スナイパーライフルを取り出し構える。
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