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すぐ間近に、あの巨大な観覧車が見えた
漸く辿り着いた目的地
だがすっかり日も暮れてしまい、入り口も閉じてしまっていた
折角来たのに、と残念そうな彼女
「……また明日、来ればいいだろ」
子供の様に拗ねた横顔につい笑みを浮かべてやりながら
宥めてやる様に頭へと手を置いてやる
楽しみは、最後まで取っておいた方がいい
口にこそ出さないがそう思いながら、今日泊まる宿を探す事に
近くにそれらしい施設がないか、表を清掃していた従業員らしい人物に声をかけてみれば
「従業員用の休憩室でよければどうぞ」
何故か部屋を提供してくれた
そんな場所を借りてもいいのかとつい尋ねれば、その従業員は笑顔で頷いてくれた
もうすぐ、終わりだから
聞かない様に、考えない様にしようとしている事をまた聞かされる
明日が終わると同時に、世界も終わる
考えたくない、認めたくない、そして抗いたい
全ては叶わない願いだった
「……有難うございます。お借りします」
何とか表情を取り繕い礼だけを返せば
従業員も笑みを浮かべ、ごゆっくりと手を振りながらその場を後にしていた
都合の良すぎる話に彼女と顔を見合わせ
だが折角の行為、素直に甘える事に
「……有難く、借りとくか」
実際問題泊まる場所を探していた訳で
目的にしていた観覧車を真上に見上げる事が出来る絶好の場所だった
備え付いていたシャワーで1日の汗を流し
一つしかない布団には彼女に寝る様行ってやる
自分はどうするのかを問われ
「床にでも寝る。気にしなくていいから」
言って聞かすが彼女は嫌々をする
どうしたもの困っていると彼女の腕が自分を引き寄せた
「なっ――!?」
突然のそれにバランスを崩してしまい、彼女の横へと倒れこんでしまう
慌て、直ぐに身を起そうとしたのだが
一緒に、寝て欲しい
耳元で囁かれてしまえば、否とは言えなってしまい
彼女のしたいままにさせてやる事に
「……また、明日な」
まだ明日が来ることを確認するかの様に呟きながら
自分もまた彼女の横で寝に入ったのだった……
漸く辿り着いた目的地
だがすっかり日も暮れてしまい、入り口も閉じてしまっていた
折角来たのに、と残念そうな彼女
「……また明日、来ればいいだろ」
子供の様に拗ねた横顔につい笑みを浮かべてやりながら
宥めてやる様に頭へと手を置いてやる
楽しみは、最後まで取っておいた方がいい
口にこそ出さないがそう思いながら、今日泊まる宿を探す事に
近くにそれらしい施設がないか、表を清掃していた従業員らしい人物に声をかけてみれば
「従業員用の休憩室でよければどうぞ」
何故か部屋を提供してくれた
そんな場所を借りてもいいのかとつい尋ねれば、その従業員は笑顔で頷いてくれた
もうすぐ、終わりだから
聞かない様に、考えない様にしようとしている事をまた聞かされる
明日が終わると同時に、世界も終わる
考えたくない、認めたくない、そして抗いたい
全ては叶わない願いだった
「……有難うございます。お借りします」
何とか表情を取り繕い礼だけを返せば
従業員も笑みを浮かべ、ごゆっくりと手を振りながらその場を後にしていた
都合の良すぎる話に彼女と顔を見合わせ
だが折角の行為、素直に甘える事に
「……有難く、借りとくか」
実際問題泊まる場所を探していた訳で
目的にしていた観覧車を真上に見上げる事が出来る絶好の場所だった
備え付いていたシャワーで1日の汗を流し
一つしかない布団には彼女に寝る様行ってやる
自分はどうするのかを問われ
「床にでも寝る。気にしなくていいから」
言って聞かすが彼女は嫌々をする
どうしたもの困っていると彼女の腕が自分を引き寄せた
「なっ――!?」
突然のそれにバランスを崩してしまい、彼女の横へと倒れこんでしまう
慌て、直ぐに身を起そうとしたのだが
一緒に、寝て欲しい
耳元で囁かれてしまえば、否とは言えなってしまい
彼女のしたいままにさせてやる事に
「……また、明日な」
まだ明日が来ることを確認するかの様に呟きながら
自分もまた彼女の横で寝に入ったのだった……
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