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光の原因

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「…あの。」

「おぉ、嬢ちゃん。
突然騒いだりして悪かったな。」

さっきの団長と言われていた人が話しかけてくる。


「あ、いえ大丈夫です。
お兄さん達は…?」

見たところ騎士っぽい?かな?

「ん?ああ、俺たちはラシア王国の第二王立騎士団だ。
さっき森から謎の光が出てその確認にな。
嬢ちゃんずっとここにいたのか?
なんか情報はないか?」


謎の光…。
さっきの私の行動を振り返ってみよう。
私はさっき木に雷を落とすために魔法を使った。
そこでピカピカ~って木が木がツヤツヤになった。
そうのだ。


ねえ私のせいだよねこれ!?
十中八九私の魔法のせいだよね!?


「いや~、よくわかんないデスネ。」

とりあえず私はシラを切ることにした。
なんかバレたらやばい気がするから。

「まあ、そうだよなぁ。
ところで嬢ちゃん、なんでこの森にいるんだ?」

まっずい、なんて答えよう。
そりゃ森の中で幼女が1人は怪しいよね!

「えっとぉ~、ハル…この猫を追いかけていたら気づいたらこんなところにいて。」

うん、嘘は言ってない。嘘は。


「そういえば僕たちと会った時もこの猫追いかけてたっすもんね。」

団長さんの横にいた人がいう。

「嬢ちゃん、もしかして迷子か?」

いやまあ、確かに迷子に近しい状況だけれども!

ちょっと悩んだ末、私は方向性を変えて攻めることにした。
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