24 / 55
60人前作ってみる
しおりを挟む
まず料理は何にしよう。
なるべく切る作業とかが多くない方がありがたいのだが。
冷蔵庫を眺める。
「あれ?これって。」
「あーそれはエビっすよ。
隣国って海があって海産物が有名なんすよ。
そこのやつっすね。」
エビは全部剥いてある。
なんていうか、冷凍のやつみたい。
冷蔵庫にはバケットのパンがたくさんあった。
流石にこの時間で60人分のご飯は炊けない。
今日の主食はパンにしよう。
…とするなら。
エビの横にはタコやホタテ。
この子達も一口サイズにむけている…刺身にでもしてたのかな?
「それが切ってある理由は酒のつまみだからっす。」
…納得しちゃったよ…。
野菜庫にはミニトマトとブロッコリーニンニクまで…。
他にもいっぱいあったが今日はこれで十分だ。
「この材料でバケットのパンに合うもの、アレですね。」
「あの、ハインお兄ちゃん手伝ってくれませんか?」
「んー、いいっすしなんなら他の非番の奴らも使っていいっすけど、僕たち全員料理下手なんで簡単なことしか無理っすよ?」
それで十分。
今日作るものは切ってフライパンに入れるだけだ。
「じゃあ、バケットを…このくらいの厚さに切ってください。
ブロッコリーはこうして根本だけ切り落として後は上の部分を小さく切ってくだけで、ミニトマトはヘタを取る。
ニンニクは皮を剥いて中身だけにしたいんですけど…できますか?」
一応実演してどのくらいの大きさに切って欲しいとかは示せたはずだけどどうだろう?
「そのくらいならできるっすよ。
僕たちは基本火加減と味付けをミスるだけっすから。」
だいぶ致命傷なところをミスっている気がするのは私だけかな?
「じゃあお願いします!」
「任せてっす!」
さてその間に、私は引くほどの量のオリーブオイルを鍋に入れる。
後はパン以外の切ってくれたものを全部入れて火をつける。
コンロが6個あったので6個全部使う…のは流石にきつそうだったのでやめた。
一回に3個のコンロを使ってそれを2回繰り返すことにした。
後は塩胡椒をガリガリ削って…。
「フライパン6個分のアヒージョ、完成です!」
後は食堂に並べてーっと…あ。
「…重くて持てない…。」
これだからこの幼女ボディーは!
仕方ないので手伝ってくれた騎士の皆さんに運んでもらうことにした。
手伝ってくれた人たちにありがとうはちゃんと伝えようと思う。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ミコちゃんは家事が完璧っていう特徴があるから出来ますが普通の人だと無理だろこれって書いてて思いました。(小並感)
なるべく切る作業とかが多くない方がありがたいのだが。
冷蔵庫を眺める。
「あれ?これって。」
「あーそれはエビっすよ。
隣国って海があって海産物が有名なんすよ。
そこのやつっすね。」
エビは全部剥いてある。
なんていうか、冷凍のやつみたい。
冷蔵庫にはバケットのパンがたくさんあった。
流石にこの時間で60人分のご飯は炊けない。
今日の主食はパンにしよう。
…とするなら。
エビの横にはタコやホタテ。
この子達も一口サイズにむけている…刺身にでもしてたのかな?
「それが切ってある理由は酒のつまみだからっす。」
…納得しちゃったよ…。
野菜庫にはミニトマトとブロッコリーニンニクまで…。
他にもいっぱいあったが今日はこれで十分だ。
「この材料でバケットのパンに合うもの、アレですね。」
「あの、ハインお兄ちゃん手伝ってくれませんか?」
「んー、いいっすしなんなら他の非番の奴らも使っていいっすけど、僕たち全員料理下手なんで簡単なことしか無理っすよ?」
それで十分。
今日作るものは切ってフライパンに入れるだけだ。
「じゃあ、バケットを…このくらいの厚さに切ってください。
ブロッコリーはこうして根本だけ切り落として後は上の部分を小さく切ってくだけで、ミニトマトはヘタを取る。
ニンニクは皮を剥いて中身だけにしたいんですけど…できますか?」
一応実演してどのくらいの大きさに切って欲しいとかは示せたはずだけどどうだろう?
「そのくらいならできるっすよ。
僕たちは基本火加減と味付けをミスるだけっすから。」
だいぶ致命傷なところをミスっている気がするのは私だけかな?
「じゃあお願いします!」
「任せてっす!」
さてその間に、私は引くほどの量のオリーブオイルを鍋に入れる。
後はパン以外の切ってくれたものを全部入れて火をつける。
コンロが6個あったので6個全部使う…のは流石にきつそうだったのでやめた。
一回に3個のコンロを使ってそれを2回繰り返すことにした。
後は塩胡椒をガリガリ削って…。
「フライパン6個分のアヒージョ、完成です!」
後は食堂に並べてーっと…あ。
「…重くて持てない…。」
これだからこの幼女ボディーは!
仕方ないので手伝ってくれた騎士の皆さんに運んでもらうことにした。
手伝ってくれた人たちにありがとうはちゃんと伝えようと思う。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ミコちゃんは家事が完璧っていう特徴があるから出来ますが普通の人だと無理だろこれって書いてて思いました。(小並感)
応援ありがとうございます!
156
お気に入りに追加
390
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる