猫耳幼女の異世界騎士団暮らし

namihoshi

文字の大きさ
44 / 117

騎士寮での日々

しおりを挟む
私がこの世界に来て1ヶ月と少し。
朝起きて、ご飯を作って、みんなで食べて、昼ごはんを作って…。

あれ?ほぼキッチンにしかいなくない?
まあ、料理は好きだからいいけどね。

そんな騎士寮での暮らしは割と気に入っていた。
騎士さんたちもみんな優しいし、時間が出来たらクレアお姉ちゃんとお茶を飲んだりして結構楽しんでる。
…みんなご飯美味しそうに食べてくれるしやりがいがあるんだよねぇ。
お掃除とかは魔法で秒で終わっちゃうし。

思ってた以上に平穏無事、のんびりと暮らしていたんだけれど、


「ミコちゃん少しいいっすか。」


ある日クレアお姉ちゃんとのんびりお茶を飲んでたらハインお兄ちゃんが声を掛けてきた。


「?どうしたの?」


あ、ちなみにクレアお姉ちゃんから敬語をやめて欲しいと言われた日から私は騎士さんの全員にタメ口で話している。

流石に団長であるライお兄ちゃんに敬語はまずいかなと思ってたけど、

「ミコは子供だからいーんだよ」

という判断によってタメ口になった。
よくわかんないけど。


っと、話は戻してハインお兄ちゃんに声をかけられたところから。
ハインお兄ちゃんにはひとつの便箋が手に。


「それなぁに?」

「それは…王城からの手紙で間違いなさそうですね。
便箋は女王陛下のよく好まれていたものです。」

クレアお姉ちゃん見るだけでそこまで分かるんだ、さすが護衛騎士をしてた人。


「その通りっすよ~。
これはミコちゃん宛っす…あとクレアさん顔色悪いっすけど大丈夫っすか。」

本気で心配そうなハインお兄ちゃん。
私もチラッとクレアお姉ちゃんの方をみるとほんとに顔色が悪い。

「わわっ!
クレアお姉ちゃん大丈夫?」

これは読む前にクレアお姉ちゃんを座らせた方がいいか。

「いや、ちょっと遂にミコ様まで女王陛下に狙われたかと思うと胃が…。」

…あー。
女王陛下、幼女好きって前クレアお姉ちゃんが言ってたしなぁ。

「こほん、大丈夫ですので続けてください。」


「えぇと、ヤバくなったら座ってもいいっすからね?」


「お気遣いありがとうございます。」


「まあ話を戻して、ミコちゃんこれ読んでっす。」

「あっ、はーい、ありがとう!」


…これは、

「『1度城へ謁見しに参るといい』?」

前半はながーい貴族特有のお言葉が書いていたのでぶっ飛ばして最後の要件のところだけ読んでみた。

「やっぱりですか、そんな気はしました。」

とうとう頭を抱え始めたクレアお姉ちゃん。


「…女王陛下ってそこまでやばいんすか?」


「陛下のために黙秘させていただきます。
大丈夫ですよ、ハイン様なら捕まりませんから。きっと多分。」


「なんか怖いんで嫌っす!」


隣のそんなコントを見ながら考える。

さて、どうしよっか。
しおりを挟む
感想 6

あなたにおすすめの小説

【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜

一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m ✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。 【あらすじ】 神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!   そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!  事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます! 仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。 カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。

転生したら幼女でした!? 神様~、聞いてないよ~!

饕餮
ファンタジー
  書籍化決定!   2024/08/中旬ごろの出荷となります!   Web版と書籍版では一部の設定を追加しました! 今井 優希(いまい ゆき)、享年三十五歳。暴走車から母子をかばって轢かれ、あえなく死亡。 救った母親は数年後に人類にとってとても役立つ発明をし、その子がさらにそれを発展させる、人類にとって宝になる人物たちだった。彼らを助けた功績で生き返らせるか異世界に転生させてくれるという女神。 一旦このまま成仏したいと願うものの女神から誘いを受け、その女神が管理する異世界へ転生することに。 そして女神からその世界で生き残るための魔法をもらい、その世界に降り立つ。 だが。 「ようじらなんて、きいてにゃいでしゅよーーー!」 森の中に虚しく響く優希の声に、誰も答える者はいない。 ステラと名前を変え、女神から遣わされた魔物であるティーガー(虎)に気に入られて護られ、冒険者に気に入られ、辿り着いた村の人々に見守られながらもいろいろとやらかす話である。 ★主人公は口が悪いです。 ★不定期更新です。 ★ツギクル、カクヨムでも投稿を始めました。

幼女と執事が異世界で

天界
ファンタジー
宝くじを握り締めオレは死んだ。 当選金額は約3億。だがオレが死んだのは神の過失だった! 謝罪と称して3億分の贈り物を貰って転生したら異世界!? おまけで貰った執事と共に異世界を満喫することを決めるオレ。 オレの人生はまだ始まったばかりだ!

異世界転生~チート魔法でスローライフ

玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。 43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。 その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」 大型連休を利用して、 穴場スポットへやってきた! テントを建て、BBQコンロに テーブル等用意して……。 近くの川まで散歩しに来たら、 何やら動物か?の気配が…… 木の影からこっそり覗くとそこには…… キラキラと光注ぐように発光した 「え!オオカミ!」 3メートルはありそうな巨大なオオカミが!! 急いでテントまで戻ってくると 「え!ここどこだ??」 都会の生活に疲れた主人公が、 異世界へ転生して 冒険者になって 魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。 恋愛は多分ありません。 基本スローライフを目指してます(笑) ※挿絵有りますが、自作です。 無断転載はしてません。 イラストは、あくまで私のイメージです ※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが 少し趣向を変えて、 若干ですが恋愛有りになります。 ※カクヨム、なろうでも公開しています

【連載版】ヒロインは元皇后様!?〜あら?生まれ変わりましたわ?〜

naturalsoft
恋愛
その日、国民から愛された皇后様が病気で60歳の年で亡くなった。すでに現役を若き皇王と皇后に譲りながらも、国内の貴族のバランスを取りながら暮らしていた皇后が亡くなった事で、王国は荒れると予想された。 しかし、誰も予想していなかった事があった。 「あら?わたくし生まれ変わりましたわ?」 すぐに辺境の男爵令嬢として生まれ変わっていました。 「まぁ、今世はのんびり過ごしましょうか〜」 ──と、思っていた時期がありましたわ。 orz これは何かとヤラカシて有名になっていく転生お皇后様のお話しです。 おばあちゃんの知恵袋で乗り切りますわ!

少し冷めた村人少年の冒険記

mizuno sei
ファンタジー
 辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。  トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。  優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。

フェンリルに育てられた転生幼女は『創作魔法』で異世界を満喫したい!

荒井竜馬@書籍発売中
ファンタジー
旧題:フェンリルに育てられた転生幼女。その幼女はフェンリル譲りの魔力と力を片手に、『創作魔法』で料理をして異世界を満喫する。  赤ちゃんの頃にフェンリルに拾われたアン。ある日、彼女は冒険者のエルドと出会って自分が人間であることを知る。  アンは自分のことを本気でフェンリルだと思い込んでいたらしく、自分がフェンリルではなかったことに強い衝撃を受けて前世の記憶を思い出した。そして、自分が異世界からの転生者であることに気づく。  その記憶を思い出したと同時に、昔はなかったはずの転生特典のようなスキルを手に入れたアンは人間として生きていくために、エルドと共に人里に降りることを決める。  そして、そこには育ての父であるフェンリルのシキも同伴することになり、アンは育ての父であるフェンリルのシキと従魔契約をすることになる。  街に下りたアンは、そこで異世界の食事がシンプル過ぎることに着眼して、『創作魔法』を使って故郷の調味料を使った料理を作ることに。  しかし、その調味料は魔法を使って作ったこともあり、アンの作った調味料を使った料理は特別な効果をもたらす料理になってしまう。  魔法の調味料を使った料理で一儲け、温かい特別な料理で人助け。  フェンリルに育てられた転生幼女が、気ままに異世界を満喫するそんなお話。  ※ツギクルなどにも掲載しております。

【本編完結】転生令嬢は自覚なしに無双する

ベル
ファンタジー
ふと目を開けると、私は7歳くらいの女の子の姿になっていた。 きらびやかな装飾が施された部屋に、ふかふかのベット。忠実な使用人に溺愛する両親と兄。 私は戸惑いながら鏡に映る顔に驚愕することになる。 この顔って、マルスティア伯爵令嬢の幼少期じゃない? 私さっきまで確か映画館にいたはずなんだけど、どうして見ていた映画の中の脇役になってしまっているの?! 映画化された漫画の物語の中に転生してしまった女の子が、実はとてつもない魔力を隠し持った裏ボスキャラであることを自覚しないまま、どんどん怪物を倒して無双していくお話。 設定はゆるいです

処理中です...