106 / 117
世界違いの価値観は
しおりを挟む
「うん…美味しい。
この世界にきて二度と食べれないと思っていた料理が食べれて割と本気で泣きそう。」
真顔+ガチトーンで言われたので結構本気で言ってるよ直人お兄ちゃん…。
日本人にとって白米とかが食べれないのは確かに致命傷レベルだけど。
「えへへ、美味しいならよかったぁ。」
どっちかと言うと感動のほうが強そうだけど。
「ほんとに美味しい…ミコ、ここにくる前はほんとになにしてたんだろうね。」
「あはは…そうだね。」
普通に女子高生してましたとは口が裂けてもいえない。
「ふむ…確かに美味しい。」
そう隣から声が聞こえた。
「だよねぇって、ん?」
直人お兄ちゃんが同意を示した後、動きが止まった。
ここで考えてみよう。
今私たちの座っている座席には、いつもいるクレアお姉ちゃんが変な気を利かせて隣にいないしみんなも仕事でポツポツいないので両隣は完全にいない。
でさっき隣から声が聞こえた。
あれ、おかしくない?
「…なにしてるのメイナお姉ちゃん!!?」
横を見ると、無表情のまま料理を食べてるメイナお姉ちゃんが座っていた。
いやほんとに何してるの?
チラッと直人お兄ちゃんの方を見る。
「いや俺もメイナさんがいるの聞いてないんだけど…。」
同じく王城から来た人も知らないって言って居るんだけど!?
なんで?
よく見るとメイナお姉ちゃんの手にはあのカメラが握られていた。
「…何が撮りたいものでもあったの?」
メイナお姉ちゃんは口にある食べ物をごくんと飲み込んだ後、ポツポツと話し始めた。
「…ウィリエル様が、」
…なんかその言葉にデジャヴを感じたが取り敢えず続きを促した。
「『妾は仕事で行けぬので、メイナはカメラを持って貴重なミコの料理とミコの写真を撮ってこい。これは非常に重要な任務じゃ。』…って。」
「…流石ウィリエル様だねぇ。
国宝を城外へ持ち出す許可を与える理由が狂ってる。」
直人お兄ちゃんはもはや遠い目をしながら呆れている。
「いやなんかもう…それでいいのか最高権力者!」
メイナお姉ちゃんはあっという間に食べ終わるとゴトンと席を立つ。
「美味しかった。
あとは邪魔しないから…若い2人で楽しんで。」
「メイナお姉ちゃん!?」
最後にすごいこと言わなかった!?
それ絶対カップルに言うセリフだよ?
「…。」
直人お兄ちゃんは少し困ったように微笑んでいる。
「どうしたの?」
「いや、俺の国じゃさ、未成年に手を出すのは完全に犯罪だからその…うん。
あ、別にミコに手を出すとかじゃないんだけどさ!」
あー…前の世界だと普通に通報ものになるかもだから怖いのか。
直人お兄ちゃん、若く見られるけど普通に20歳超えてるし。
直人お兄ちゃんは絶対にそういう事しないし私の事をそういう風に見ている訳でもないけど、前の世界では世間がどう見るか分かったものじゃないし。
実際にそういう犯罪もあるから仕方ないんだけどね。
「…直人お兄ちゃん。
私は直人お兄ちゃんのこと親戚にいる話しかけやすいお兄ちゃんみたいで好きだよ。」
私のなんとも言えない微妙なフォローに直人お兄ちゃんは苦笑いをした。
何となく私の意図は伝わったみたい。
「あはは、うん、ありがとう。」
どうか少しでも直人お兄ちゃんが私と話すことを気負いませんように。
私はそう思いながら味噌汁を飲み干した。
この世界にきて二度と食べれないと思っていた料理が食べれて割と本気で泣きそう。」
真顔+ガチトーンで言われたので結構本気で言ってるよ直人お兄ちゃん…。
日本人にとって白米とかが食べれないのは確かに致命傷レベルだけど。
「えへへ、美味しいならよかったぁ。」
どっちかと言うと感動のほうが強そうだけど。
「ほんとに美味しい…ミコ、ここにくる前はほんとになにしてたんだろうね。」
「あはは…そうだね。」
普通に女子高生してましたとは口が裂けてもいえない。
「ふむ…確かに美味しい。」
そう隣から声が聞こえた。
「だよねぇって、ん?」
直人お兄ちゃんが同意を示した後、動きが止まった。
ここで考えてみよう。
今私たちの座っている座席には、いつもいるクレアお姉ちゃんが変な気を利かせて隣にいないしみんなも仕事でポツポツいないので両隣は完全にいない。
でさっき隣から声が聞こえた。
あれ、おかしくない?
「…なにしてるのメイナお姉ちゃん!!?」
横を見ると、無表情のまま料理を食べてるメイナお姉ちゃんが座っていた。
いやほんとに何してるの?
チラッと直人お兄ちゃんの方を見る。
「いや俺もメイナさんがいるの聞いてないんだけど…。」
同じく王城から来た人も知らないって言って居るんだけど!?
なんで?
よく見るとメイナお姉ちゃんの手にはあのカメラが握られていた。
「…何が撮りたいものでもあったの?」
メイナお姉ちゃんは口にある食べ物をごくんと飲み込んだ後、ポツポツと話し始めた。
「…ウィリエル様が、」
…なんかその言葉にデジャヴを感じたが取り敢えず続きを促した。
「『妾は仕事で行けぬので、メイナはカメラを持って貴重なミコの料理とミコの写真を撮ってこい。これは非常に重要な任務じゃ。』…って。」
「…流石ウィリエル様だねぇ。
国宝を城外へ持ち出す許可を与える理由が狂ってる。」
直人お兄ちゃんはもはや遠い目をしながら呆れている。
「いやなんかもう…それでいいのか最高権力者!」
メイナお姉ちゃんはあっという間に食べ終わるとゴトンと席を立つ。
「美味しかった。
あとは邪魔しないから…若い2人で楽しんで。」
「メイナお姉ちゃん!?」
最後にすごいこと言わなかった!?
それ絶対カップルに言うセリフだよ?
「…。」
直人お兄ちゃんは少し困ったように微笑んでいる。
「どうしたの?」
「いや、俺の国じゃさ、未成年に手を出すのは完全に犯罪だからその…うん。
あ、別にミコに手を出すとかじゃないんだけどさ!」
あー…前の世界だと普通に通報ものになるかもだから怖いのか。
直人お兄ちゃん、若く見られるけど普通に20歳超えてるし。
直人お兄ちゃんは絶対にそういう事しないし私の事をそういう風に見ている訳でもないけど、前の世界では世間がどう見るか分かったものじゃないし。
実際にそういう犯罪もあるから仕方ないんだけどね。
「…直人お兄ちゃん。
私は直人お兄ちゃんのこと親戚にいる話しかけやすいお兄ちゃんみたいで好きだよ。」
私のなんとも言えない微妙なフォローに直人お兄ちゃんは苦笑いをした。
何となく私の意図は伝わったみたい。
「あはは、うん、ありがとう。」
どうか少しでも直人お兄ちゃんが私と話すことを気負いませんように。
私はそう思いながら味噌汁を飲み干した。
71
あなたにおすすめの小説
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
転生したら幼女でした!? 神様~、聞いてないよ~!
饕餮
ファンタジー
書籍化決定!
2024/08/中旬ごろの出荷となります!
Web版と書籍版では一部の設定を追加しました!
今井 優希(いまい ゆき)、享年三十五歳。暴走車から母子をかばって轢かれ、あえなく死亡。
救った母親は数年後に人類にとってとても役立つ発明をし、その子がさらにそれを発展させる、人類にとって宝になる人物たちだった。彼らを助けた功績で生き返らせるか異世界に転生させてくれるという女神。
一旦このまま成仏したいと願うものの女神から誘いを受け、その女神が管理する異世界へ転生することに。
そして女神からその世界で生き残るための魔法をもらい、その世界に降り立つ。
だが。
「ようじらなんて、きいてにゃいでしゅよーーー!」
森の中に虚しく響く優希の声に、誰も答える者はいない。
ステラと名前を変え、女神から遣わされた魔物であるティーガー(虎)に気に入られて護られ、冒険者に気に入られ、辿り着いた村の人々に見守られながらもいろいろとやらかす話である。
★主人公は口が悪いです。
★不定期更新です。
★ツギクル、カクヨムでも投稿を始めました。
幼女と執事が異世界で
天界
ファンタジー
宝くじを握り締めオレは死んだ。
当選金額は約3億。だがオレが死んだのは神の過失だった!
謝罪と称して3億分の贈り物を貰って転生したら異世界!?
おまけで貰った執事と共に異世界を満喫することを決めるオレ。
オレの人生はまだ始まったばかりだ!
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
猫好きのぼっちおじさん、招かれた異世界で気ままに【亜空間倉庫】で移動販売を始める
遥風 かずら
ファンタジー
【HOTランキング1位作品(9月2週目)】
猫好きを公言する独身おじさん麦山湯治(49)は商売で使っているキッチンカーを車検に出し、常連カードの更新も兼ねていつもの猫カフェに来ていた。猫カフェの一番人気かつ美人トラ猫のコムギに特に好かれており、湯治が声をかけなくても、自発的に膝に乗ってきては抱っこを要求されるほどの猫好き上級者でもあった。
そんないつものもふもふタイム中、スタッフに信頼されている湯治は他の客がいないこともあって、数分ほど猫たちの見守りを頼まれる。二つ返事で猫たちに温かい眼差しを向ける湯治。そんな時、コムギに手招きをされた湯治は細長い廊下をついて歩く。おかしいと感じながら延々と続く長い廊下を進んだ湯治だったが、コムギが突然湯治の顔をめがけて引き返してくる。怒ることのない湯治がコムギを顔から離して目を開けると、そこは猫カフェではなくのどかな厩舎の中。
まるで招かれるように異世界に降り立った湯治は、好きな猫と一緒に生きることを目指して外に向かうのだった。
【連載版】ヒロインは元皇后様!?〜あら?生まれ変わりましたわ?〜
naturalsoft
恋愛
その日、国民から愛された皇后様が病気で60歳の年で亡くなった。すでに現役を若き皇王と皇后に譲りながらも、国内の貴族のバランスを取りながら暮らしていた皇后が亡くなった事で、王国は荒れると予想された。
しかし、誰も予想していなかった事があった。
「あら?わたくし生まれ変わりましたわ?」
すぐに辺境の男爵令嬢として生まれ変わっていました。
「まぁ、今世はのんびり過ごしましょうか〜」
──と、思っていた時期がありましたわ。
orz
これは何かとヤラカシて有名になっていく転生お皇后様のお話しです。
おばあちゃんの知恵袋で乗り切りますわ!
少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。
『異世界ごはん、はじめました!』 ~料理研究家は転生先でも胃袋から世界を救う~
チャチャ
ファンタジー
味のない異世界に転生したのは、料理研究家の 私!?
魔法効果つきの“ごはん”で人を癒やし、王子を 虜に、ついには王宮キッチンまで!
心と身体を温める“スキル付き料理が、世界を 変えていく--
美味しい笑顔があふれる、異世界グルメファン タジー!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる