5 / 9
混沌の章
高校生
しおりを挟む
1年後、零は高校生となった。
前まで通っていた中学校を無事に卒業し、
今度は念願の高校生活を送ることになったが…
零「慣れねえな…」
小学校や中学校は田舎の学校であった為、
人数も少なく話したこともあまり無い。
なので大人数が居る此処ではなかなか慣れずに居た。
するとそこへ…
?「ねえねえ君!」
零「?」
?「私平井真里!…貴女は?」
零「俺は龍騎零。」
真「え、龍騎さんって…男?」
零「あ、ち、違うこれは…癖で」
真「あ!なるほど、男口調な女子ってことか!」
変に納得されたが、これはこれで間違っていないので何も言わないでいた。
零「ていうか、何で女子の制服着てるのに
男って思うんだ…」
真「ごめんごめん!いやあ、女装とかする
男の人って居るじゃん?あんな感じかなあって。」
零「え、…いやいや無いよそれ。」
真「ふふっ、龍騎さんって面白いね!」
零「お、おう。ありがとう…?」
真「あ、そうだ。部活何にするか決めた?」
零「あー、俺は別に入らな、」
真「とりあえずパーっと見に行こ行こ!」
零「ええええええちょおおおお!!!?」
数十分後
零「ゼェ…ゼェ…ゲホゲホッ…」
真「うーん、私が気になるところって言ったら
歴史科の解読部かなぁ…って、龍騎さん大丈夫…?」
零「お、おう……とりあえずは…。」
真「そっかあ。…ところで龍騎さんに
お願いがあるんだけど…良いかな?」
零「ん、何だ?」
真「一緒に部活入ってくれない?
私一人じゃ何か気まずくて…」
零「え、あ、…良いよ。」
押しに弱い零は、すぐさま了承してしまった。
真「え、いいの?やった!!」
零(お、押しに負けてしまったーー……)
真「じゃあ先生から入部届けの紙貰ってくるね!」
零「あ…はい(苦笑い」
またもや数分後…
真「お待たせ~!はいこれ、
書いて一緒に届けに行こ行こ!!」
零「お、おう。」
そんな零が真理と会ってから更に1年後…
(時間飛ばし飛ばしですみません…)
真「れいぃい助けてえぇぇ」
零「はぁ…またか。」
真「だってここの文字読めないんだもん!」
零「そもそもこの部活に入った時点で
古代文字位勉強しときなよ…(汗)」
真「私だって勉強位してますー。それに、
まさかこんな大物来るなんて
知らなかったんだから!」
零「確かに…日本中で注目されているよなあ。」
そう、二人が今解読しようとしているこの書物は、二人がこの高校に入学した頃に発見された謎の遺物である。
とある専門家によれば、この書物が作られたのは500年程前だったらしく、その書物の内容は未だ明らかになっていない。
そしてその書物の名は…
零「deity crest…神の頂点ねえ…。」
真「思えば、ディティってドイツの
女神の名前でもあるんだよね。」
零「嗚呼、確かアスラ族の母とかだっけ。」
真「そうだよ。まあどうでもいいけどさ。」
零「そか?俺なら神話に興味があるし、
調べてみようかな。」
真「そっか。んじゃ、ついでにこれの
解読もよろしく~」
零「え、ちょ、おい!
…行っちまったよ。」
結局古文解読の役目を任された零はそれを家に持ち帰ることにした。
特別な遺物を持ち帰ることが出来るのはこの解読部だけである。その際の盗難には細心の注意を払わなければならないが…
零「うーん、ディティかぁ。」
と、零はこのようにディティについて考えている為、当然警戒などしきれていなかった。
零「ディティの子が確か…」
と、そんな零に近寄ろうとしてくる男が現れた。
零「ん、……げっ。」
男「…っ!!」
男は零に気付かれたと同時に零に勢い良く近づいてきた。
零「ぎゃああああああ!!!!」
零はすぐさま猛ダッシュし、逃げて逃げて逃げまくった。
そして無事に自宅へ着いた。
零「うっ、…ゲホゲホッ!
何なんだ一体…。まあ、警戒しきれなかった俺にも
非があるが…。」
そんな零の帰宅に気付いた神楽は、すぐさま玄関口へやって来た。
神「零様、おかえりなさいませ。
あの…そんなに息を切らしてどうされたのですか?」
零「い、いや、何でもない。気にするな。」
神「左様ですか。でしたら、
お風呂にでも入られたら如何ですか?」
零「うーん…いや、今日はちょっと
急ぎの用事が出来たんで先にそれを済ませるよ。」
神「かしこまりました。では、
お部屋にお茶を持って行きますね。」
零「おう、ありがとう。」
零は自身の部屋に向かい、部屋着に着替える。
とは言え、零にとっての部屋着というのは白シャツにベージュの短パンという格好で、これが一番落ち着くのだ。
零「さて、早速解読をー……ん?」
表紙からわずか5ページ進んだ所の文字に注目し、零はそれを読み上げる。
零「…我は神の頂点なり。
世の理に従い、運命の扉を開けよ。
……何か厨二くせえなこれ。」
胡散臭い程の内容に呆れ返っていると、突然部屋が揺れだした。
零「は?え、ちょ!!?」
すると同時に魔法陣のようなものが浮き出て、一瞬にして零は眩い光に包まれた。
零「ほわぁあああ!??!」
数分後にして眩い光は収まり、零はゆっくりと目を開ける。
零「……?」
そして彼女の視界に映る光景は…
零「…え。」
知らない森の中であった。
零「ここどこぉおおおおおお!!!?」
前まで通っていた中学校を無事に卒業し、
今度は念願の高校生活を送ることになったが…
零「慣れねえな…」
小学校や中学校は田舎の学校であった為、
人数も少なく話したこともあまり無い。
なので大人数が居る此処ではなかなか慣れずに居た。
するとそこへ…
?「ねえねえ君!」
零「?」
?「私平井真里!…貴女は?」
零「俺は龍騎零。」
真「え、龍騎さんって…男?」
零「あ、ち、違うこれは…癖で」
真「あ!なるほど、男口調な女子ってことか!」
変に納得されたが、これはこれで間違っていないので何も言わないでいた。
零「ていうか、何で女子の制服着てるのに
男って思うんだ…」
真「ごめんごめん!いやあ、女装とかする
男の人って居るじゃん?あんな感じかなあって。」
零「え、…いやいや無いよそれ。」
真「ふふっ、龍騎さんって面白いね!」
零「お、おう。ありがとう…?」
真「あ、そうだ。部活何にするか決めた?」
零「あー、俺は別に入らな、」
真「とりあえずパーっと見に行こ行こ!」
零「ええええええちょおおおお!!!?」
数十分後
零「ゼェ…ゼェ…ゲホゲホッ…」
真「うーん、私が気になるところって言ったら
歴史科の解読部かなぁ…って、龍騎さん大丈夫…?」
零「お、おう……とりあえずは…。」
真「そっかあ。…ところで龍騎さんに
お願いがあるんだけど…良いかな?」
零「ん、何だ?」
真「一緒に部活入ってくれない?
私一人じゃ何か気まずくて…」
零「え、あ、…良いよ。」
押しに弱い零は、すぐさま了承してしまった。
真「え、いいの?やった!!」
零(お、押しに負けてしまったーー……)
真「じゃあ先生から入部届けの紙貰ってくるね!」
零「あ…はい(苦笑い」
またもや数分後…
真「お待たせ~!はいこれ、
書いて一緒に届けに行こ行こ!!」
零「お、おう。」
そんな零が真理と会ってから更に1年後…
(時間飛ばし飛ばしですみません…)
真「れいぃい助けてえぇぇ」
零「はぁ…またか。」
真「だってここの文字読めないんだもん!」
零「そもそもこの部活に入った時点で
古代文字位勉強しときなよ…(汗)」
真「私だって勉強位してますー。それに、
まさかこんな大物来るなんて
知らなかったんだから!」
零「確かに…日本中で注目されているよなあ。」
そう、二人が今解読しようとしているこの書物は、二人がこの高校に入学した頃に発見された謎の遺物である。
とある専門家によれば、この書物が作られたのは500年程前だったらしく、その書物の内容は未だ明らかになっていない。
そしてその書物の名は…
零「deity crest…神の頂点ねえ…。」
真「思えば、ディティってドイツの
女神の名前でもあるんだよね。」
零「嗚呼、確かアスラ族の母とかだっけ。」
真「そうだよ。まあどうでもいいけどさ。」
零「そか?俺なら神話に興味があるし、
調べてみようかな。」
真「そっか。んじゃ、ついでにこれの
解読もよろしく~」
零「え、ちょ、おい!
…行っちまったよ。」
結局古文解読の役目を任された零はそれを家に持ち帰ることにした。
特別な遺物を持ち帰ることが出来るのはこの解読部だけである。その際の盗難には細心の注意を払わなければならないが…
零「うーん、ディティかぁ。」
と、零はこのようにディティについて考えている為、当然警戒などしきれていなかった。
零「ディティの子が確か…」
と、そんな零に近寄ろうとしてくる男が現れた。
零「ん、……げっ。」
男「…っ!!」
男は零に気付かれたと同時に零に勢い良く近づいてきた。
零「ぎゃああああああ!!!!」
零はすぐさま猛ダッシュし、逃げて逃げて逃げまくった。
そして無事に自宅へ着いた。
零「うっ、…ゲホゲホッ!
何なんだ一体…。まあ、警戒しきれなかった俺にも
非があるが…。」
そんな零の帰宅に気付いた神楽は、すぐさま玄関口へやって来た。
神「零様、おかえりなさいませ。
あの…そんなに息を切らしてどうされたのですか?」
零「い、いや、何でもない。気にするな。」
神「左様ですか。でしたら、
お風呂にでも入られたら如何ですか?」
零「うーん…いや、今日はちょっと
急ぎの用事が出来たんで先にそれを済ませるよ。」
神「かしこまりました。では、
お部屋にお茶を持って行きますね。」
零「おう、ありがとう。」
零は自身の部屋に向かい、部屋着に着替える。
とは言え、零にとっての部屋着というのは白シャツにベージュの短パンという格好で、これが一番落ち着くのだ。
零「さて、早速解読をー……ん?」
表紙からわずか5ページ進んだ所の文字に注目し、零はそれを読み上げる。
零「…我は神の頂点なり。
世の理に従い、運命の扉を開けよ。
……何か厨二くせえなこれ。」
胡散臭い程の内容に呆れ返っていると、突然部屋が揺れだした。
零「は?え、ちょ!!?」
すると同時に魔法陣のようなものが浮き出て、一瞬にして零は眩い光に包まれた。
零「ほわぁあああ!??!」
数分後にして眩い光は収まり、零はゆっくりと目を開ける。
零「……?」
そして彼女の視界に映る光景は…
零「…え。」
知らない森の中であった。
零「ここどこぉおおおおおお!!!?」
0
あなたにおすすめの小説
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
家ごと異世界転移〜異世界来ちゃったけど快適に暮らします〜
奥野細道
ファンタジー
都内の2LDKマンションで暮らす30代独身の会社員、田中健太はある夜突然家ごと広大な森と異世界の空が広がるファンタジー世界へと転移してしまう。
パニックに陥りながらも、彼は自身の平凡なマンションが異世界においてとんでもないチート能力を発揮することを発見する。冷蔵庫は地球上のあらゆる食材を無限に生成し、最高の鮮度を保つ「無限の食料庫」となり、リビングのテレビは異世界の情報をリアルタイムで受信・翻訳する「異世界情報端末」として機能。さらに、お風呂の湯はどんな傷も癒す「万能治癒の湯」となり、ベランダは瞬時に植物を成長させる「魔力活性化菜園」に。
健太はこれらの能力を駆使して、食料や情報を確保し、異世界の人たちを助けながら安全な拠点を築いていく。
アイムキャット❕~異世界キャット驚く漫遊記~
ma-no
ファンタジー
神様のミスで森に住む猫に転生させられた元人間。猫として第二の人生を歩むがこの世界は何かがおかしい。引っ掛かりはあるものの、猫家族と楽しく過ごしていた主人公は、ミスに気付いた神様に詫びの品を受け取る。
その品とは、全世界で使われた魔法が載っている魔法書。元人間の性からか、魔法書で変身魔法を探した主人公は、立って歩く猫へと変身する。
世界でただ一匹の歩く猫は、人間の住む街に行けば騒動勃発。
そして何故かハンターになって、王様に即位!?
この物語りは、歩く猫となった主人公がやらかしながら異世界を自由気ままに生きるドタバタコメディである。
注:イラストはイメージであって、登場猫物と異なります。
R指定は念の為です。
登場人物紹介は「11、15、19章」の手前にあります。
「小説家になろう」「カクヨム」にて、同時掲載しております。
一番最後にも登場人物紹介がありますので、途中でキャラを忘れている方はそちらをお読みください。
最弱弓術士、全距離支配で最強へ
Y.
ファンタジー
「弓術士? ああ、あの器用貧乏な最弱職のことか」
剣と魔法が全てを決める世界において、弓は「射程は魔法に及ばず、威力は剣に劣る」不遇の武器と蔑まれていた。
若き冒険者リアンは、亡き叔父から譲り受けた一振りの弓「ストーム・ウィスパー」を手に、冒険者の門を叩く。周囲の嘲笑を余所に、彼が秘めていたのは、世界をナノ単位で解析する「化け物じみた集中力」だった。
リアンの放つ一矢は、もはや単なる遠距離攻撃ではない。
風を読み、空間を計算し、敵の急所をミリ単位で射抜く精密射撃。
弓本体に仕込まれたブレードを操り、剣士を圧倒する近接弓術。
そして、魔力の波長を読み取り、呪文そのものを撃ち落とす対魔法技術。
「近距離、中距離、遠距離……俺の射程に逃げ場はない」
孤独な修行の末に辿り着いた「全距離対応型弓術」は、次第に王道パーティやエリート冒険者たちの常識を塗り替えていく。
しかし、その弓には叔父が命を懸けて守り抜いた**「世界の理(ことわり)」を揺るがす秘密**が隠されていた――。
最弱と笑われた少年が、一張の弓で最強へと駆け上がる、至高の異世界アクションファンタジー、開幕!
大ッ嫌いな英雄様達に告ぐ
鮭とば
ファンタジー
剣があって、魔法があって、けれども機械はない世界。妖魔族、俗に言う魔族と人間族の、原因は最早誰にもわからない、終わらない小競り合いに、いつからあらわれたのかは皆わからないが、一旦の終止符をねじ込んだ聖女様と、それを守る5人の英雄様。
それが約50年前。
聖女様はそれから2回代替わりをし、数年前に3回目の代替わりをしたばかりで、英雄様は数え切れないぐらい替わってる。
英雄の座は常に5つで、基本的にどこから英雄を選ぶかは決まってる。
俺は、なんとしても、聖女様のすぐ隣に居たい。
でも…英雄は5人もいらないな。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
異世界転移物語
月夜
ファンタジー
このところ、日本各地で謎の地震が頻発していた。そんなある日、都内の大学に通う僕(田所健太)は、地震が起こったときのために、部屋で非常持出袋を整理していた。すると、突然、めまいに襲われ、次に気づいたときは、深い森の中に迷い込んでいたのだ……
異世界ビルメン~清掃スキルで召喚された俺、役立たずと蔑まれ投獄されたが、実は光の女神の使徒でした~
松永 恭
ファンタジー
三十三歳のビルメン、白石恭真(しらいし きょうま)。
異世界に召喚されたが、与えられたスキルは「清掃」。
「役立たず」と蔑まれ、牢獄に放り込まれる。
だがモップひと振りで汚れも瘴気も消す“浄化スキル”は規格外。
牢獄を光で満たした結果、強制釈放されることに。
やがて彼は知らされる。
その力は偶然ではなく、光の女神に選ばれし“使徒”の証だと――。
金髪エルフやクセ者たちと繰り広げる、
戦闘より掃除が多い異世界ライフ。
──これは、汚れと戦いながら世界を救う、
笑えて、ときにシリアスなおじさん清掃員の奮闘記である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる