異世界生活は「めんどくさい」

究極のモブ

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第1章 前書き…?

第1話 なんかおかしいけど、ほっとこう

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「ふぁーあ  ねむ…」

起きた。目の前に木があった。
おかしい。

「ん、どこだここ。…どーでもいいか、おやすみ」

再び眠りについた。
また目を覚ました。

「布団がない…。僕の至福の時間を奪いやがったのは誰だ!今すぐにでも殺してやる!出てこい!」

少し喚いて、辺りを見渡す。
誰も出てこない…。その時
          ガサッ
その音に反応して振り返る。狼か?それとも猫か、犬か?…だがそこにいたのは、明らかに大きさのおかしい、スライムだった。

「…でか」

その巨大なスライム(仮にキングスライムと呼ぼう)は草や花を溶かしてこちらへ向かってくる。
明らかに危険な状況だが、

「ま、いいや」

気にしなかった。寝転がって上を見るが、木々が邪魔して空は見えなかった。ごろごろして、これからどうするべきかと悩んでいるとキングスライムがやってくるのがやけに遅いことに気がついた。横を見てみると、ちょうど5mくらい離れたところで止まっていた。いや、なんか…

「めっちゃ、張り付いてる…?」

窓に張り付いた時みたいに、いたのだ。そこにドーム型の何かがあるかのように、ぺったり張り付いていた。起き上がってキングスライムに近付こうとすると、キングスライムは少しだけ後退した。また近づくと、キングスライムは後退し、近づいて後退し近づいて後退し…を繰り返して、この行動が無駄であることに気がついた。

(なんなんだろ、この…は…)
『結界です』
「ほぇー。結界…。で、誰?」

心の中でドーム型の何かがなんなのか考えていると突然頭の中で声がした。なんかのアナウンスでありそうな無機質な女の人の声だ。ひとまず感心してから問いかける。声は答えた。

『スキル・賢者です。』
(え、なんて?)


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