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第六章 第五節
修行その①「坐禅Ⅱ」
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暫く警策を持って、後に立っていたユキナは小声でケンジに
「大丈夫そうですね。では、私は戻りますね。」
そう云うと、静かに道場から去って行く。
そんなユキナと入れ違う様に、一頭の蝶が道場の中へと入って来る。
ひらひら、ひらひらと蝶は道場内を暫くの間舞っていたが、ミーの目の前近く迄舞って来る。そして、恰もミーを誘うかの様な素振りで、ひらひら、ひらひらと舞って見せる。
ミーは完全に蝶に注意を奪われ、蝶が舞う様子を眼で追い掛け続ける。
軈て、蝶はミーの鼻の頭で止まる。
すると、蝶を介して声が聴こえてくる。
「ミー。逃げて。此処から…直ぐに。」
ミー
「え…?マイ姉さん?」
「逃げてって?」
ケンジ
「ん?お前ら此処へ何しに来た?」
後ろから魔物らしき物が現れる。その気配に、ナオヤとタカシ(レナ)、更にはミーもプレッシャーを感じて畏縮してしまっている。
ケンジ
「お前ら、ガーゴイルか。その手にしている袋の中身はなんだ?」
ガーゴイル
「あぁ。コイツかい。見たいか?」
そう云うと、袋から取り出したのは頭。
ミーは絶句している。
タカシ
「ミー…。おい!見るな!」
タカシは慌てて怯えるミーの眼を伏せる。
ナオヤは震えながら
「アレって、三姉妹の次女マイだよな?ケンジさん。」
ケンジ
「あぁ。お前らは下がっていろ。」
「コイツら、ガーゴイル三匹だけみたいだ。俺一人でも余裕だな。」
ガーゴイル
「余裕だってよ。ハハ…?っブフゥ。」
ガーゴイル三匹はイキナリ頭が吹き飛んだ。
ケンジ
「実力の差も分からないんじゃ、話にもならんな。」
「おっと。コイツは返して貰うぜ。」
そう云うと、三姉妹のマイの頭を奪い返すのでした。
改めて、ケンジの強さを思い知る三人(四人)でした。
レナ
「ケンジさんって、お強いのですわね。」
ケンジ
「師匠の足元にも及びませんがね。」
ナオヤとタカシ
「アレはね。人じゃないからね。」
ケンジはニコニコしながら
「バカ言え。俺達の師匠だぞ。もっと、敬意を払った言い方をしろ。」
一転、冷静さを見せるケンジは
「それよりもだ。ミーが狙われているな。心当たりを全部話してくれないか?」
ミーは未だ震えてタカシの手を握りながらも、小さな声で
「はい…。」
ケンジ
「よーし。マイを埋葬しようか。ちゃんと浮かばれるようにな。」
ミー
「ありがとうございます。ケンジさん。」
ミーは涙眼ながらも、涙を堪えている。
「大丈夫そうですね。では、私は戻りますね。」
そう云うと、静かに道場から去って行く。
そんなユキナと入れ違う様に、一頭の蝶が道場の中へと入って来る。
ひらひら、ひらひらと蝶は道場内を暫くの間舞っていたが、ミーの目の前近く迄舞って来る。そして、恰もミーを誘うかの様な素振りで、ひらひら、ひらひらと舞って見せる。
ミーは完全に蝶に注意を奪われ、蝶が舞う様子を眼で追い掛け続ける。
軈て、蝶はミーの鼻の頭で止まる。
すると、蝶を介して声が聴こえてくる。
「ミー。逃げて。此処から…直ぐに。」
ミー
「え…?マイ姉さん?」
「逃げてって?」
ケンジ
「ん?お前ら此処へ何しに来た?」
後ろから魔物らしき物が現れる。その気配に、ナオヤとタカシ(レナ)、更にはミーもプレッシャーを感じて畏縮してしまっている。
ケンジ
「お前ら、ガーゴイルか。その手にしている袋の中身はなんだ?」
ガーゴイル
「あぁ。コイツかい。見たいか?」
そう云うと、袋から取り出したのは頭。
ミーは絶句している。
タカシ
「ミー…。おい!見るな!」
タカシは慌てて怯えるミーの眼を伏せる。
ナオヤは震えながら
「アレって、三姉妹の次女マイだよな?ケンジさん。」
ケンジ
「あぁ。お前らは下がっていろ。」
「コイツら、ガーゴイル三匹だけみたいだ。俺一人でも余裕だな。」
ガーゴイル
「余裕だってよ。ハハ…?っブフゥ。」
ガーゴイル三匹はイキナリ頭が吹き飛んだ。
ケンジ
「実力の差も分からないんじゃ、話にもならんな。」
「おっと。コイツは返して貰うぜ。」
そう云うと、三姉妹のマイの頭を奪い返すのでした。
改めて、ケンジの強さを思い知る三人(四人)でした。
レナ
「ケンジさんって、お強いのですわね。」
ケンジ
「師匠の足元にも及びませんがね。」
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「アレはね。人じゃないからね。」
ケンジはニコニコしながら
「バカ言え。俺達の師匠だぞ。もっと、敬意を払った言い方をしろ。」
一転、冷静さを見せるケンジは
「それよりもだ。ミーが狙われているな。心当たりを全部話してくれないか?」
ミーは未だ震えてタカシの手を握りながらも、小さな声で
「はい…。」
ケンジ
「よーし。マイを埋葬しようか。ちゃんと浮かばれるようにな。」
ミー
「ありがとうございます。ケンジさん。」
ミーは涙眼ながらも、涙を堪えている。
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