小鳥遊医局長の結婚

月胜 冬

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寛げない日常

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「ねぇ…何でお母さんが居るの?」

冬は、家族で夏休みの間、日本へと帰ってきていた。

小鳥遊のマンションへ行くと、春が待っていた。

「何でじゃないわよ…ガクさんから聞いたのよ。」

…変態エロめ。

「ふたりのお部屋は準備しておいたから♪」

華の部屋も夏の部屋も、綺麗に買いそろえた新しいベットや洋服がいっぱいだった。

今泉と冬の部屋にもベッドやある程度の家具が入っていた。

…言わんこっちゃない。

「布団だけあれば十分なのに…ここに永住するわけじゃないんだから。」

冬は大きなため息を春の前であからさまについた。

「まぁまぁ良いじゃない。春さんここに来ても困らない様に色々準備してくれていたんだよ。トーコさんの手を煩わせない様に。春さん本当にありがとう。」

今泉が早くも喧嘩になりそうな二人の間に割って入った。礼をいうと春は嬉しそうに微笑んだ。

…一日早いサプライズ。ガクさん喜んでくれるかな。

小鳥遊と春は、春が一方的に怒っていただけだが、随分前に和解していた。


「あなた達も疲れたでしょう、少しお昼寝でもしてきたら?」

冬と今泉はお互いの顔を見合わせた。

「でも…だい…。」「うん♪」

「春さんありがとう♪せっかくだから、二人を見て貰っている間、僕たちは少し休んでくるよ。」

冬がしゃべりだした途端、今泉が答えた。

「じゃぁ。トーコさん一緒にお風呂入って、それからお昼寝しよう♪」

今泉はさっさと風呂の準備をして冬の手を引いた。

「あ…っと。ちょ…。」

脱衣所で洋服をさっさと脱ぎ始めた今泉は笑った。さっトーコさんも早く早くとせかした。

「ガクさんが帰ってきたら、トーコさんはガクさんにかかりっきりになっちゃうでしょ?」

2人でお風呂場に入りシャワーを出した。

少し集めのシャワーは、ジェット・ラグで気怠い体に気持ちが良かった。

「だから、その前にトーコ・チャージをしておこうと思って。」

今泉は優しく微笑みながら、
シャワーの湯を冬に掛けた。

「それって…。」

今度は冬が今泉の身体に優しく触れながら湯を掛けた。

「うん…僕がトーコさんとエッチしたいだけ…なんだけどね。」

冬が笑いながら、今泉の頬に触れた。そしてシャワーを浴びながら二人は長く官能的なキスを交わした。



🐈‍⬛.•*¨*•.¸¸♬


――― ガチャン。

玄関でドアが開く音がした。

皆が夕食を食べ、子供達を入浴させ寝かしつけた後に小鳥遊が帰ってきた。

「ただ今 帰りました。」

何も知らぬ小鳥遊は、春だけがいると思いキッチンを覗くと、冬と今泉の顔を見ると驚いた。

「あなたたち明日って言ってませんでしたっけ?」

抱き付いてきた冬を抱きしめながら嬉しそうだった。

「サプライズなの♪」

小鳥遊の洋服はかすかに病院の香りがした。部屋着に着替える前に早速、子供部屋を覗いた。

「ふたりともとっても大きくなりましたね。」

遅い夕食を食べる小鳥遊を冬はにこやかに眺めていた。

「ええ。夏さんは怒った時の顔がガクさんにそっくりなのよ。今は静かだけど、起きたら大変よ。騒がしくて。」

いつもは静かな部屋が急に騒がしくなり、子供が生まれたばかりの時を小鳥遊は思い出していた。

「もうすぐ月性げっしょう教授…ですね。」

秋からは、大学教授となる冬におめでとうと皆が言った。

「なんか…恥ずかしいからその呼び方やめて下さい。」

今泉と春はふたりでおしゃべりをし続けていた。

「…ね。当直明けのオペ日で疲れてると思うけど、一緒に寝ても良い?」

冬は小さな声で囁くと、小鳥遊は満面の笑みを浮かべて頷いた。


🐈‍⬛♬*.:*¸¸

週末になると、以前から予約していた2泊3日の温泉旅行へと出かけた。

今泉がプレゼントしてくれた小鳥遊と冬の二人っきりの時間。

「国内旅行って初めてですね。」

東京から新幹線で3時間、合掌造りの1日5組限定の宿をとった。大きな合掌造りの離れのひとつがふたりが週末過ごす場所だった。

「こんなところよく知ってましたね。」

合掌造りの宿に入ると、
和室のひとつに案内された。

「ええ…母やお友達と何度か来たことがあるの。」

周りが緑に囲まれたとても静かな場所だった。窓の外をみると川が流れていた。

「露天風呂がとっても素敵なんですよ。」

2人とも早速部屋の隅で浴衣に着替えた。

「ガクさん 浴衣がとっても良く似合いますね。素敵です。」

小鳥遊は大きなサイズの浴衣を用意して貰っていたが、それでも丈が少し短かった。

冬の浴衣姿をまじまじと見た小鳥遊は、ぎゅっと冬を後ろから抱きしめた。アップにした髪のおくれ毛に衣紋から覗く白いうなじが艶めかしかった。

「駄目だ…もう…したい…です。」

小鳥遊は冬の耳元で囁き、
冬の胸元に手を差し込んだ。

「駄目よ…仲井さんがお茶とお茶菓子持ってくるって言ってたじゃない。」
「ちょっとだけ…。」

大きな手で冬の胸を揉み始めた。

「ちょっとだけって…それじゃあ絶対済まないでしょう?」

冬は逃げようとしたが、しっかりと抱きすくめられてしまった。

衽から小鳥遊の大きな手が太ももを伝い、肉丘の間に入り込んだ。

「あなた…下着履いてないんですか?」

小鳥遊の声は少し興奮していた。

「ええ…だってこの後すぐ温泉に行くでしょう?脱衣場で下着を付けたりするの面倒だから。」

小鳥遊の右手は胸の突起を愛撫し、前から回り込んだ左の指先が、肉丘の間を何度も優しく往復した。そこはとても温かく湿っていた。

「あ…ん。駄目ですって…。」

「そんなこと言って、もう入っちゃいそうなぐらいです。」

部屋のガラス戸に映る二人の絡み合った姿は、とても官能的だった。

冬の浴衣の裾をおもむろにめくり上げ、小鳥遊は立ったままで覆いかぶさるようにして冬の背部から大きくなったそれをゆっくりと挿入していく。

「ほら…もう入っちゃった♪」

小鳥遊が突くたびに、冬の口から静かなため息が漏れた。

…ぐちゅ。ぐちゅ。

「音が…いやらしいね。」

その音はだんだんと大きく粘性を増した。

「最後は…お口で良い?こぼれて…きちゃうから。」

冬の乳首を指先を小刻みに動かし、愛撫しながら何度も突いた。

「嫌…だ。トーコの中に…出したい…いっぱい…出したい。ううっ。」

小鳥遊の小さな喘ぎ声がリズムよく聞こえた。

「トーコさん…気持が良いですか?」

小鳥遊の息は荒かった。

「ええ…でも騎乗位でイキいたい。」

冬からそっと離れた小鳥遊は畳の上に横になった。硬く大きな肉棒は、冬の蜜を湛える場所を待ち構えていた。

「どうぞ。」

冬は、小鳥遊に跨ると、愛液でベタベタになっている太く逞しいそれを咥え込み、腰を静かにおろた。

「ガクさん…いっぱい…したい。」

簡単に結んだ髪のおくれ毛が細い首に纏わりつき、浴衣の胸元が少し肌蹴て、いやらしく腰を動かしている冬の姿は、エロティックだった。

「トーコさん…なんだか僕よりエッチになってる気がする。」

冬は子供を産んでから性欲がましたような気がしていた。

「うん…そうかも…。」

冬は自分の額に小鳥遊の額にそっとくっけて笑った。

「言ったでしょ?私 むっつりだって。」

バードキスを繰り返しながら、小鳥遊の腰を手で支え自分の腰を強く押し付けながら言った。

「そう…でし…たね。」

小鳥遊の息が荒くなった。

「ガクさん…もう気持ちが良いの?」

「ええ…あなたにリードされてると…すぐ…あぁ…いき…そ。」

――― コンコン。

「あ…仲居さん。」

一瞬ふたりは顔を見合わせた。

「もうぅ。」

小鳥遊が不満げな深いため息をついたのをみて冬が笑った。

「だから言ったでしょ?」

さっと小鳥遊から離れて身なりを正すと部屋の入り口へと向うと、小鳥遊もゆっくりと体を起こした。

夕食は部屋でゆっくりと食べた。山菜や川魚などの料理は上品でとても美味しかった。

「私が専業主婦だったら、こんな風に週末はガクさんか静さんとゆっくり過ごすことも出来るのかしら…。」

食事も終わり、小鳥遊にビールを注ぎながら言った。

「どうしたんですか急に。あなたらしく無いですね。」

ちらりと冬の顔を見ると、ふたりは目があった。

「ただ…そう思っただけ。」

冬は慌てて言った。

「何かありましたか?」

冬は躊躇したように言った。

「昼間、公園で遊んでいる子供のお母さんたちがちょっと羨ましいと思っただけ…。」

仕事と育児で、毎日が余裕なく過ぎていくことに冬は不安を感じていた。

「あなたは無理して働かなくても良いんですよ?」

小鳥遊はじっと冬を見つめた。

「ええ判ってます。ガクさんにも静さんにも無理をさせて申し訳ないと思ってる。ほんとに…ごめんね。」

小鳥遊が何か言いかけたが、失礼しますと言って仲居が食事を片付けにきた。窓辺の椅子に座って、川の音を静かにふたりで聞いていた。

「ガクさん…お風呂に行きましょうか。」

冬と小鳥遊は一緒に露天風呂に入った。お湯は少しぬるめで、長く入るのに丁度良かった。湯船に入るとすぐに冬を抱き寄せた。

「何か心配ごとがありそうですね。」

「大丈夫…ちょっと疲れただけだから。ガクさんに甘えたくなっただけ。」

冬は寂しそうに微笑んだ。

「おかしいよね…自分で選んで、自分で決めたことなのに。」

小鳥遊は何も言わず、長い間冬を抱きしめながら、川のせせらぎを聞いていた。


部屋に戻ると既に布団が二つ並べて敷かれていた。ふたりでひとつの布団に入り暫くの間、抱き合った。

「時々、ガクさんのことが無性に恋しくなる時があるの。」

「時々なんですね…僕はいつもあなたが恋しいですよ。」

2人とも布団の中で帯を解き、
浴衣を脱いで裸になった。

「静さんは3~4年は居たいだろうし…。日本に戻るのはまだ少し先になりそう。」

今泉にとっては少しでも長く経験を積んた方が良いように思った。

「彼がそう言ったんですか?」

小鳥遊は冬の胸に舌を這わせていた。

「いいえ。はっきりとは言わないけど…。でも私が日本へ帰りたいと言ったら、静さんのことだから一緒に帰るっていうと思うの。」

…確かにあの男なら言いそうだ。

「そうですね。彼のことだから多分そう言うでしょうね。」

冬は懐かしい小鳥遊の髪に顔を埋めて香りをかいでいた。

こうしているだけで、気分が落ち着いた。小鳥遊はいつでも正直に自分の意見を曲げないのに対し、今泉はいつも冬に合わせようとするので申し訳ないと思っていた。

「臨床も積まないで帰国するなんて、それじゃあ意味が無いでしょう?」

小鳥遊が冬の尖ってきた乳首を指先で遊ぶと、ぞわぞわと鳥肌が立つのが分かった。

「そうですね。」

ゆっくりと冬の下腹部へと舌を泳がせた。

「静さんのことも心配だけど、ガクさんのことも心配なの…とっても。」

肉丘の間を舌が滑り、小さな蕾を舌の先でそっと触れた。

「あ…ん。」

左右の襞の間をゆっくりと泳がせると、蜜が出始めた。入り口に口をつけ、ジュルジュルと音を立てて吸った。

「あ…駄目…。」

何度も何度も繰り返し愛撫され、
冬の腰がピクピクと動いた。

「僕は、大丈夫ですから。でも…時々は、電話でしてみたい…スカイプでも良いですね。」

小鳥遊は指をたっぷりと蜜を含んだそこに沈めていった。ゆっくりそして早く指を動かした。

「あぁ…気持が…いい。」

「では…静さんとしている時に電話を掛けてきて下さい。」

冬の腰は高まりつつある快感から逃げた。

「そんな…ことしたらガクさんもっと…したくなっちゃうんじゃない?」

執拗に攻められ、快感が増幅しだした。

「それか…ふたりのをビデオに撮って送って下さい。」

「あっ…ちょっ…駄目…挿れて…欲しい…かも。」

小鳥遊は冬の片脚をあげると、
ゆっくりと挿入した。

「では…松葉くずしなんて如何でしょう?」

「あっだめっ…最初から…深いの…は…駄目。」

冬の脚は強い快感で痙攣し始めた。

「いっぱい…いって…ください。」

冬の喘ぐ姿を小鳥遊は愛おしそうに眺めていた。突くたびに冬の大きな胸が揺れ、その先にある乳首はぷっくりと尖っていた。

「あぁ…とっても締まって…ます。」

抱えた冬の足に舌を這わせ、
胸の突起を強く摘まんだ。

「だめ…あぁ…いくいくいくぅ。」

小鳥遊は強く長い絞扼を感じると冬の身体の力が抜けたが、それでも続けて激しく突くと身悶えた。

「いった…ばかり…なのにぃ…また…ぁぁ。」

「僕の顔を…見ながらイって…。」

小鳥遊も下半身が急激に熱くなるのを感じた。

「うっ…うっ。」

小刻みな早い動きに、
冬は嬌声をあげながら必死に小鳥遊を見つめた。

「そんな…声で…啼かれたら…あぁ。」

ふたりは同時に果てた。ぐったりする冬を自分の胸に掻き抱いた。

愛しさと充足感が小鳥遊を包んでいた。


🐈‍⬛♬*.:*¸¸


家族5人で海へ出かけた。
華も夏も初めての海だ。

「お天気も晴れて良かった。」

レンタカーを借りて今泉と小鳥遊が交代で運転した。

華は怖がって入りたがらなかったが、夏は小鳥遊に手を引かれ、波打ち際で足元まで寄せてくる波をじっと眺めたりしていた。

「5人で出かけるのは初めてだね。」

今泉は、海辺で遊ぶ小鳥遊と夏を眺めながら言った。

「専門医取れたら、アメリカで働くんでしょう?」

「うん…できれば2~3年ぐらい。でもそれじゃあ、ガクさんが寂しいだろうから、子供達と一緒に先に日本へ帰っても良いよ。」

大きな小鳥遊に抱っこされている夏は
とても小さく見えた。

「でも…。」

「僕よりもきっとガクさんの方が、トウコさんを必要としているんじゃないかな。僕のことならもう心配要らないよ。」

優しく微笑んだ。

「半年に一度、夏と冬休みに来てくれれば良いし、確かに華ちゃんと夏さんに会えないのは寂しいけど、今のガクさんだってそうでしょう?」

華と今泉は、砂山を作って遊んでいた。

「帰国したら、また同じ病院で働くの?」

「うん。麻酔科医はいつも不足しているから大丈夫だと思うよ。家族5人で暮らしたいもの。」

小鳥遊が夏を抱いて、少し深いところまで連れていくと、流石に怖かったのか泣き出した。

「静さんもガクさんもとっても良いお父さんで驚いちゃった。ふたりともこんなに子煩悩だとは思わなかったわ。」

冬は笑った。

「子供が大きくなったら、キャンプとかスキーとか色んなところに皆んなで行きたいなぁ。」

今泉は華に水を飲ませた。

「僕は良いからガクさんのところに行ってくると良いよ。」

夏が冬の方を向いて泣いていたので、判ったちょっと行ってくるわねと笑った。

「夏さんどうしたの?パパと一緒だから怖くないでしょう?」

夏は冬の姿を見ると、手を出して抱っこをせがんだ。

「水が冷たかったみたいで驚いた様です。」

砂がひんやりとする波打ち際で3人で座った。

泣きながら冬に抱かれた夏は、
すぐに水着の中に手を入れて冬の胸を弄った。

「あ…ここじゃ駄目よ。夏さん。」

冬は慌てたのを見て小鳥遊が笑った。

「夏さんは良いですね…乳児特権で許されるから。僕も触りたい。」

…おい。何を言ってるんだね?

落ち着くとすぐに夏は濡れた砂で遊び始めた。

「そういえば麻酔科医局長の藤田先生が、今度ご家族で遊びにいらっしゃいって言ってました。」

「へぇ。いつからそんなに仲良くなったんですか?」

小鳥遊は冬に事情を話した。

「だから外科の藤田先生って女性との噂が無かったんだ。そうねぜひお話を聞きたいです。」

冬は嬉しそうに言った。

「でも…外科の藤田先生って、気難しいイメージがあるんだけど。」

「そうですね…静さんのように繊細なところがありそうですね。」

夏はふたりの間にちょこんと座って、濡れた砂を小鳥遊の足に掛けて遊んでいた。

「ねぇ…ガクさん…もう少ししたら日本へ帰ってきても良い?夏さんと華ちゃんを連れて帰るから、騒がしくなるけど。」

小鳥遊は少し驚いた。
冬はアメリカに居る時の方が、
生き生きとしているような気がしたからだ。

「そんなこと、僕に聞くまでも無いでしょう?」

夏は小鳥遊の膝の上に座り遊び始めた。

「当直明けでも寝られないかも知れないし。」

「何を言っているんですか。僕はあなたたちと一緒に暮らせるなら、とっても嬉しいですよ。」

小鳥遊が夏のぷくぷくとした足に砂を掛けてあげると嬉しそうに夏は笑った。

「でも…本を読んだり勉強する時間も減るだろうし。どうしても子供中心の生活になっちゃうから。」

ひとりで居る時間が好きな小鳥遊のことを冬は少し心配していた。乳幼児ふたり、まだまだ手が掛かった。

「あなたそんな心配をしていたんですか?」

小鳥遊は少し呆れたように言った。

「ええ。早く家族5人で一緒に住みたい。自分で決めたことだけど、ガクさんに静さん…どちらが欠けても…辛い。」

冬は寂しそうだった。

小鳥遊は愛しさに思わず冬にキスをすると、夏はそれを見て、ふたりの間を割って入るようにキスに参加したので、ふたりは笑った。



🐈‍⬛♬*.:*¸¸

病棟師長が小鳥遊のマンションに遊びに来た。冬と今泉、小鳥遊の3人の関係について、何となくは知っていたがあえて小鳥遊にも聞いたことが無かった。

全てを話すと、師長は言葉を失った。

「そうかも知れないとは思っていたけれど、本当にそうだったのね。」

冬がごちそうをつくり、
寿司を頼んでもてなした。

「僕もトーコさんが必要だったし、小鳥遊先生も同じく必要としてたから。多分誰にも理解されないと思うけど。」

今泉は相変わらず、人懐こい笑顔だった。

「…私には到底理解できないけれど。」

師長は小鳥遊の顔をじっと見た。

「今までお話しできなくて申し訳ありませんでした。今回3人が集まったので丁度良いかと思いまして。」

鳥の唐揚げを食べながら小鳥遊は言った。

「あなたのお友達でこのことを知っている人は居るの?」

「麻酔科の藤田医局長です。今泉先生が産前休暇を取った時に説明しなければなりませんでしたから。」

師長は明らかに困惑していた。

「…なので、師長さんを信用してお話ししました。」

小鳥遊はお茶を飲みながら言った。

「どれぐらい前からそんな関係だったの?」

「結婚前・後含めて色々ありましたが、約5年程になりますかね。」

「あなたたち…には驚かされてばかりだわ。」

師長は膝にしがみついてきた、夏を抱っこして膝の上に乗せた。

「私が定年退職する前までに月性さん日本に戻ってきてね。待ってるわよ。」

師長は冬を見て言った。

「戻って来てくれたら、私は脳外科師長にあなたを推薦するわ。あなたは誰よりも臨床が好きでしょう?付属の看護学校で臨時講師をしながらでもそれなら出来るわ。」

冬は突然のことで、答えに困っていた。

「トーコさんが師長…日本に凱旋ってことかぁ。凄いなぁ。」

今泉は自分のことのように喜んだ。自分のことよりも、子供や冬のことを優先的に考える今泉に対し、冬は感謝していたのと同時に申し訳ない気持ちにもなっていた。

「看護部長や院長ともあなたの話が時々出るの。もし本当に戻ってくる気があるのなら待遇などについても相談する必要があるけれど、準備をして待ってるわ。夫婦でもあなた達ならきっと大丈夫よ。上は私が説得するから。小鳥遊先生にはお話ししてたんだけど?」

冬は小鳥遊をちらりと見た。

「トーコさんに話すタイミングが無くって…。」

小鳥遊は慌てたが、出来ることなら冬と再び働きたいと思っていた。

「あなたは以前から臨床が好きだと言っていたではないですか?師長なら、管理をしつつ看護師としても働ける。良い話ではないですか。」

とても良い話だったが、本当にそれが上手くいくのかどうか冬は不安だった。

「前向きに考えますが、今すぐには無理です。」

冬ははっきりと言った。

「判ってるわ。月性教授…実績を積んでから戻っていらっしゃい。」

師長は、冬の手をしっかりと握って待っているからねと微笑んだ。

🐈‍⬛♬*.:*¸¸

「3年越しの夢の時間の始まりです。」

小鳥遊は明らかにはしゃいでいた。今泉と子供達は今泉の実家へ数日間行く予定だった。

冬も一緒行くつもりでいたのだが、どういう訳か小鳥遊と今泉の間で既に相談がなされており、冬は小鳥遊とふたりで過ごすことになっていた。

「ゆっくり出来ないと思うけど…たまにはふたりでゆっくりすれば?」

今泉は意味深な言葉を残して子供達と実家へ出かけて行った。

「さぁ♪準備が整いましたから、始めましょうか。」

珍しくほぼ定時で帰ってきた小鳥遊は夕食を食べた後、冬が風呂に入っていても、いつものように乱入してくることも無く、入れ替わりでシャワーを浴びて出てきたので不思議に思っていた。

…久しぶりに やな予感がする。

冬が小鳥遊の寝室へ連れていかれると、そこには今まで使われることの無かった大人のブランコが設置されていた。

特大ディルドや拘束用の手錠、和ろうそくなど、冬も使い方を知らない“おもちゃ”が沢山並んでいた。

「これ…いつの間に揃えたの?」

…やっぱり…悪夢だ。

「少しづつコレクションしてきました。」

…しかも変態エロ…オペ着に着替えてる。

「はい♪じゃぁトーコさんはこれに着替えて来てください。ガーターベルトも忘れずにね。」

小鳥遊が手渡したのは、白衣だった。しかもデザインが少し可愛い系の働いていた病院とは全く違うものだった。

「こ…れ…どうしたの?」

戸惑いながらも冬は白衣を受け取った。

「ああ…僕の好みで選びました。気にしないで下さい。」

そして白いガーター用ストッキングを渡された。

「これ…わざわざ買ったの?」

冬は呆れた。

「ええ。集めるのに苦労しました。だけど集める間もとても楽しかったですよ…まだ途中ですが…。静さんが送ってくれたものもあるんですよ。」

小鳥遊が嬉しそうにクローゼットを開けると、白衣が何種類か、セーラー服なども含む制服系の衣装がずらりと並んでいた。

…一体ナニヲヤッテルノ?

「ちょ…これ。」

春が掃除をしに来たらバレてしまうだろうし、それだけは避けたかった。

小鳥遊の治療が効果があるのかどうか冬はとても不安になっていた。

「あとは、春さんにお願いして、夏のパーティーの時の真っ赤なドレスを持ってきて貰おう思って。とっても素敵だったから。」

冬の頬を優しく撫でながら、
その時のことを思い出しているようだった。

「えっ…じゃあ母はこのこと知ってるの?」

「ええ。それとなく…。」

…駄目だ…性癖がとうとう露呈。どこまでが“それとなく”なのでしょうか?

冬は呆れ過ぎて何も言えなかった。

「さぁ早く着替えて来てください。あ…忘れるところでした。下着はこれを着て来てください。」

渡されたのは、ほぼ紐のような真っ赤な上下の下着だった。

…こんなところにも仕事と一緒で完璧…なのか?

「トーコさんが恥ずかしいのなら、僕が着替えをお手伝いしましょうか?」

何をするのも嬉しそうだった。

「いいえ…結構です。」

冬は隣の部屋へ行き、戸惑いながらも着替え戻ってきた。

「やっぱりぴったりだ♪」

はしゃぎながら冬を横抱きにしてベッドへと連れて行った。

「あれ?ベッドも変えたの?」

どうみても特注品のファブリックフレームの重たそうなベッドだった。その外側には、真鍮で出来たベット柵がついていた。

「ええ。夜をもっと楽しめるように。春さんにアイディアを貰いました。」

…だろうね。趣味がそんな感じ。

「あなたは嫌かも知れませんが、僕と静さんと春さんの好みは似ているんですよね。」

そういいながら冬をベッドの上におろした。

「ほらあなたが、素敵だと言ってくれたオペ着を着ましたよ。」

白衣の上から冬の柔らかい胸を揉んだ。

「確かに素敵だと言いまし…たが。」

小鳥遊の顔はほてったように赤みを帯びていた。

「二人だけですから色々な体位を楽しみましょう。」

硬く冷たいマトレスは心地が良かった。スカートの中に手を入れ、長い時間撫でまわしていた。

「こうしていると病院でしていた時のことを思い出しますね。ストッキングやガーターの手触りもエッチです。」

白衣の胸元から手を滑り込ませた。

「確かにあの時は、数分で気持ち…よくな…って。あっ。」

紅鳶色の乳首を温かい指で優しく摘まんだ。

「あなたの身体はすぐに気持ちよくなるように、僕が訓練しましたから。ほら…こんなに先が尖ってる。」

冬は小鳥遊の顔をまじまじと見つめた。

「変な…感じ。エッチなガクさんじゃなくって、オペ着来てるだけなのに病院で見る素敵な先生みたい。頭が混乱してる。」

冬が小鳥遊の胸元から見える鎖骨を指でなぞった。

…なんか変な感じ。

「もう一度言って♪」

小鳥遊は唇を見つめていた。

「小鳥遊先生…とっても素敵です。」

冬の唇を強く吸って、舌を探した。

…ん…ん。

口づけをしながら冬は声を漏らした。

「コスプレでエッチ…の良さがちょっとわかった気がします。」

冬は小鳥遊の首に腕を回しながら笑った。

「ガクさんとの違いは、オペ着だけにムラムラするってこと。」

熱い手が、冬の下腹部を通り、ふたつの肉丘をも隠せない程の細い紐のショーツの上を指でなぞった。

「そうみたいですね。」

小鳥遊はとても嬉しそうだった。既に蜜が流れ出し、小鳥遊の指をたっぷりと濡らした。

ショーツの紐をたどり、膨れ始めた蕾の上を通り、花弁の中の襞を過ぎ、源泉へと指を滑り込ませた。

「あん…。もう…欲しい…かも。」

冬がのけぞった。

「白衣を着せたまましたい…。」

冬を抱き上げるとベットの横に立たせた。

「後ろを向いて、ベットに手を付きなさい。」

冬は言われるがままに、ベットの端に手を置いた。

「自分でスカートを捲って僕にお尻を突き出して」

言葉だけでも、じわじわと下半身が熱くなるのが分かった。

小鳥遊は小さくて、適度に柔らかい冬の尻をゆっくりと撫でまわし、眺めた。

「とっても…エッチで…素敵…ですよ。」

小鳥遊は後ろから抱き付くように冬の腰に腕を回すと反対の手をお尻から指を滑らせ、熱いスープが溢れる中へと指を漬け込んだ。

「はぁ。」

小鳥遊は指を抜き滴る愛液を音を立てて舐めた。

「こんなに濡れて…トーコはいやらしいね。」

再び指を入れそのポイントを指の腹でしわじわと刺激した。

「あ…そんなこと…したら…ガクさんのが入る前に…いっちゃう。」

冬の膝がプルプルと震え始めると、小鳥遊は腰に回した太い腕でしっかりと支えた。

「だめ…もう立って…られない。」

冬の喘ぎ声がだんだんと大きくなった。

「トーコ僕が支えてあげるから大丈夫だよ。」

耳元で優しく囁くと、冬の身体は快感で痺れ始めた。

「もっと声を聞かせて…。」

…あぁ…いやぁ。

小鳥遊はズボンを下すと、冬のショーツをずらした。

「…僕も気持ちよくなりたい。そうだ今度はオープン・クロッチにしましょうね。」

…プチュ…グジュ。

いやらしい小さな泡が弾けるような音をたてながら、小鳥遊の大きく膨れ上がったそれは、冬の中へとはまり込んだ。

…あぁ。

ふたりとも声が出て、小鳥遊は気持ちよさにそのまま動かさず、暫くその柔らかさを堪能していた。

「とっても柔らかくて…濡れていて…いい。」

小鳥遊は腰を密着させ深くまで押し込んだ。

「ガクさんの…いっぱい…欲しい。」

ゆっくりと大きく冬を突いた。

「あぁ…いい…いっぱい…入ってる。」

捲り上げた白衣の下の白いお尻の割れ目の間から、キラキラと愛液で光る接続部をじっくりと眺めた。

「とっても…いやらしいよ。僕を咥え込んでる。」

引き抜くたびに、冬のピンク色の粘膜が見え隠れしていた。

「駄目…。」

冬は身悶えとうとうベッドに胸をつけた。小鳥遊はがっちりと両手で冬の白く小さな腰を支え、浅く深く、回したりなど変化をつけて動いた。

「トーコ…イって良いよ…。」

耳に絡みつくような冬の喘ぎ声に、ムクムクと膨張し、硬くなるのが分かった。

「いや…一緒に…いきたい。」

不規則に冬が締め付けた。

「くっ…トーコ…そんなに締め付けては…いけません。」

支える小鳥遊の指先に力が入るのを冬は感じた。


「もう…感じてる…。」

冬が意識的に小鳥遊を締め付けるのが分かった。

「わざ…と…締め付けるの…は、反則です。」

欲望は全身から引き寄せられるように太い注射器の先端へと集中し、凝縮され硬くはち切れんばかりのそれはフル・ロードされ、内圧が高まり瞬間を待ちわびていた。

「小鳥遊せんせ…トーコに…いっぱい…ちょうだい」

小鳥遊の下半身は拍動し始めた。何度愛し合っても足りなかった。いつもは、真面目な冬をこうして虐めるのもとても楽しかった。

「あぁ…また…そんなこと…うぅ。」

小さく震えると欲望は冬の一番深い奥へと注入された。ゆっくりと引き抜くと、残存した快感がふたりを痺れさせた。

…プチュ…プチュ。

大量のミルクが冬の脚を伝い流れ落ちた。ぐったりとした冬をベッドに戻し白衣を脱がせた。白く引き締まった艶めかしいその体を眺めた。

「次はブランコで遊びましょう♪」

小鳥遊はオペ着のまま冬の隣に横たわった。

「ガクさん…ちょっと休憩。」

冬は寝返りを打って、小鳥遊に抱きついた。

「トーコさんは休憩してて下さい。僕はセルフで楽しみますから。」

冬の真っ赤な紐ショーツを取り去ると抱え、部屋の出入り口に取り付けられたブランコに乗せた。それはは、ナイロンの網状のネットで出来ており、お尻から背中辺りまですっぽり包み込んだ。

「痛くないですか?」

小鳥遊は確認しながら慣れた手つきで手際よく冬を固定した。

「ちょ…ガクさん。」

手かせ足かせを填められ,M字開脚になるように膝をバンデージで固定された。まるで産婦人科の診察台のようだった。

「大丈夫ですから…心配しないで下さい。」

それは丁度小鳥遊の腰の高さに設定されていた。

「ガクさん…恥ずかしい…よ。」

気怠い意識の中に冬は微睡んでいた。動くたびに、鎖の音がチャラチャラと鈍い音をたてた。

「とっても いやらしい素敵な眺めです。」

嬉しそうに特大ディルドにローションを塗った。冬の大きく左右に開いたピンク色の襞は、快感を求めてひくひくと疼いていた。

小鳥遊はいつの間にかスマホでビデオを撮影しながら嬉しそうに言った。

「きっと静さんも喜ぶと思いますよ。」

見えやすい場所にスマホを置いた。

「あ…ちょ…いやだ…こんな格好撮らないでよ。」

冬が身悶えた。

「トーコさん。恥ずかしいのを忘れるぐらいにいっぱい愛してあげますから。」

大きなディルドを官能の入り口に押し当てた。

「そんな…大きいの…怖い…ガクさんのより大きい…じゃない。」

冬の顔を優しく撫でた。ゆっくりと確実にディルドを冬の中へと押し込めていく。

「時間をかけて虐めてあげますから。」

小鳥遊は意地悪く笑った。

「あぁ…駄目…。」

冬の蜜壺はスムースにそれを深いところまで飲み込んだ。ゆっくりと前後させながら、まだ先ほどの余韻が残る、蕾を指で押し付けるように、愛撫すると冬の身体がビクビクと動き、鎖がそのたびに音をたてた。

「や…やめて…。」

「ほら…こんなにしっかり咥え込んで…いけない子だね。」

膣が不随意に締まると、そのたびにディルドに抵抗を感じた。

「あぁ…もう…すぐ…。」

快感に身もだえる冬を眺めているのはとても楽しかった。冬のブラから零れ落ちた乳首を口に咥えた。

「いやらしいトーコをもっと見せて。」

激しく早く動かすブチュブチュといやらしい音をたてた。愛液がトロトロと零れ、ネットを濡らしていた。

「あっあっあっ…。」

冬の身体が大きく何度も爆ぜたかと冬は気を失った。

「ああ…僕の可愛いトーコ。愛してる。」

冬はディルドを深く咥え込んだまま果てた。その花弁の中の襞がひくひくと収縮するのがよく見えた。ゆっくりと引き抜くと、ローションと愛液がたらたらと流れ落ちた。はしたない格好でぐったりしている冬を抱きしめた。

「大丈夫?」

小鳥遊の声に冬はうっすらと目を開けた。

「のどが渇いたから…お水が…飲みたい。」

小鳥遊はペットボトルを開けると口移しで、冬に水を与えた。

「僕が飲ませてあげます。」

冬の白い喉が動くのが分かった。

「もっと欲しい…。」

少しづつ咽ないように流し込んだ。口の端から水が零れ、首筋から胸元へと流れた。小鳥遊はそれを舌で綺麗に舐めとると、少し汗の味がした。

「ガクさん…の馬鹿」

冬は力なく言った。

「トーコ。本番はこれからですよ。」

小鳥遊はズボンを脱ぎ、冬の前にたった。

「いや…もう…疲れたから許して。」

引き締まった冬の太ももに触れると適度に柔らかく、そして左右に開かれて緊張し硬かった。

「駄目です…僕の愛を受け取って下さい。」

M字開脚のままの冬を抱きしめ、激しくキスをした。

「ほら…また大きくなってしまいました。責任を取って下さい。」

そういうと、小鳥遊はまだ乾かぬ冬の中へ、ずぶずぶと太い肉棒を挿しこんだ。

「あぁ…気持が…良すぎて…おかしくなっちゃう。」

冬は切ない悲鳴をあげた。ブランコはスムーズにゆらゆらと揺れ動き、小鳥遊の腰の動きを助けた。

「凄い…しやすい…です。深くも入るし、こんな浅くも楽しめる。」

先端のかえし部分まで入れたところで、小刻みに出し入れをすると甘い刺激が体中に走った。

「あぁ…虐めないで…。」

「くっ…またこんなに僕を締め付けて。」

小鳥遊は深く激しく、突きあげた。

「そんなに…早いの…いく…。」

膣が痙攣をし始めた時に、小鳥遊は肉棒を引き抜いた。

「あ…ん。もう少しでいきそうだったのに…。」

冬が肩ではあはあと息をしていた。再び小鳥遊はそれを入れると長い間冬をじらした。

「…深いのが欲しいの。」

冬は甘えた口調で懇願した。

「欲しがらないといつまでもあげませんよ。」

意地悪く笑った小鳥遊の腰は、細かく動き続けていた。

「くっ…ガクさん…トーコを気持ちよくして。お願い。」

両方の乳首を指で摘まみつぶすと、冬の身体がそれに反応して身悶えた。

「ちゃんとおねだりしなさい。」

硬くなったペ●スで入り口の周囲ぐりぐりと押し付けながら、小鳥遊は静かに優しく言った。

「欲しいの…お願いだから挿れて。」

冬はたっぷりと小鳥遊に焦らされて、
おかしくなってしまいそうだった。

「僕の何が欲しいんですか?」

冬のことを執拗に攻めながら意地悪く笑った。

「ガクさんの おち●ちんが欲しい。」

…ああ…恥ずかしいのに。

「どこに欲しいの?」

冬の頬に張り付いたおくれ毛を大きな手でそっと耳に掛けた。

「私に…挿れて。」

冬は息も絶え絶えに懇願したが、小鳥遊は意地悪く微笑むと先だけ入れただけだった。

「うぅ…お願い。トーコに挿れて欲しい。」

小鳥遊は、そのいやらしい懇願をする冬を愛おしそうに抱きしめた。

ピンクの襞の中を分け入って、深く突き刺したい情動と冬をもっと虐めたい衝動とせめぎ合った。その心地よく強い興奮の均衡がとうとう破られた。

「僕も…我慢出来ません。」

冬のお尻を抱え、容赦なくそれを突き刺した。

「あぁぁ…。」

冬は大きな声で喘ぐと、体を震わせた。

「いっぱい…欲しい。ガクさん…トーコを滅茶苦茶にして。」

冬の嬌声は小鳥遊を先端まで熱く痺れさせた。
根元を冬の蕾にこすりつけるように何度も執拗に掻きまわした。


蜜があふれ出している冬の淫猥な部分は、小鳥遊が動くたびに、いやらしい音を奏でた。

冬の動くたびに快感に歪む形の良い眉、ぷっくりとした唇の隙間から絶え間なく漏れる喘ぎ声、ピクピクと小刻みに痙攣する闇に浮かんだ真っ白な大腿部、鎖の擦れる音、それら全てが挙って小鳥遊の興奮を最高潮まで高めていく。

「うぅぅ…。」

冬の理性は愛液とともに体外へと流れ出し、今は快感をただひたすら貪欲に貪りたかった。

「僕の可愛いトーコ。」

激しく唇を貪り、首筋にキスマークをつけた。

「もう…いかせて…頂戴。」

冬の身体は興奮でピンク色に染まっていた。どうしようもなく疼くこの体を小鳥遊に今すぐ治めて欲しかった。

「僕も気持ちよくなってきたよ…一緒にいこう。」


弾けるような音と振動。

「うぅ…。」「くっ…。」

きつい絞扼感が繰り返しさざ波のように小鳥遊を包み、根元から先端へと蠕動した。

「あっ…イク…ぅ…。」

冬の身体は細かく震えた。小鳥遊がゆっくりと冬から離れようとすると、膣は名残惜しむように締め付けた。

…ああ。

その締め付けに抗いながら、引き抜くと、ぽっかりと開いていた筈の開口部は布を縫い絞っていくように縮んで、ドロリと白濁液を吐き出した。

「素晴らしくいやらしい…極上のこの瞬間が堪らなく…良いです。」

小鳥遊が満足気に漏らしたその言葉は、冬の耳に心地よく響いた。

その様子を小鳥遊は暫く眺めた後、冬の身体から、手かせ足かせ、膝のバンデージを外し、冬をしっかりと抱え上げた。

「トーコさん…ありがとう。」

汗ばんだ冬の頬に優しくキスをした。

「愛して…る。」

…やっぱり静さんの言った通り、変態エロとじゃ寛げない。

「ふたりきりだから、誰にも邪魔されません。毎日こうして時間をかけてゆっくりと楽しみましょうね。」

小鳥遊のそれが再び復活を遂げて待機しているのが見えた。

「毎日…は、勘弁して下さい。」

息が整った冬は慌てて答えた。小鳥遊はゆっくりと体を起こし、冬の足元へと回り込んだ。

「さぁてと、では今度はベッドの上でじっくりと楽しむことにしましょうね♪」

「えっ?」

「えっ?っではありませんよ。やっと楽しくなってきたばかりじゃないですか。」

…今までのは前菜だったってこと?

「今夜は、取り合えずこの辺りで休戦協定を締結しませんか?」

…これが変態エロの底力。

「却下します。」

…静さん…助けて。


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