レジェンドロボ グレートアルファ

ヱヰキング

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第一話 復活!伝説のグレートアルファ!

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「いいなぁ!この酒は!」
「明さんったら…あんまり飲みすぎないでくださいよ。」
「わかっておる!安心せえ!」
「あらあら…あっ!明さん!そろそろですよ!」
「ん?おお!いかんいかん!」
 この二人は明と久美子、かつて宇宙統一の会と戦った伝説のチーム世界防衛隊のメンバーのうちの2人である。2人は結婚し、幸せな家庭を築いていた。
「うーむ…これかな…?」
「こっちじゃありませんか…?」
「うーむ…おっ!ついたついた…湊!聞こえるか!?」
「ああ、聞こえるよ。」
 彼は湊、明と久美子の子である。
「そうかそうか!」
「良かった良かった…操作難しいんだから…」
「なーに、このわしにかかれば大したことないわい!…ヒック!」
「ん…?父さんさては飲んだね!?」
「なーに大したことはない!」
「そうかぁ?ま、いっか…」
「しかし、お前が今では整備班とはなあ!」
「ああ、今戦っているロボット…シャイン・ザ・キングの整備担当だよ!」
「そうかそうか!若いのも頑張っているな!」
「まあね。父さんも母さんも地球を守るために戦ったじゃないか。」
「なに、もう40年前のことだ、今は今の奴らに任せていればいい!」
「そうよ、これからを作るのはあなた達なんだから!」
「そう言ってくれると、こっちもやる気が出るってもんだ!…それでさ、結局宇宙統一の会って何だったんだ?」
「うーむ…それがわかれば苦労せんよ。わかっているのは、地球を侵略しようとした悪の組織ということだけだ。」
「そっか…」
「そんなこと、どうでも良い!何しろ40年前の奴らだぞ、今さらどうってことないわい!」
「…それもそうだね!そろそろ時間だ、じゃあね!」
「おう!」
「無理はしないのよ!」
「はーい!」

「あいつも元気そうだな!」
「そうねえ。」
「しかし、確かに気になるな…結局、宇宙統一の会は何だったんだ?」
「そうですねえ、」
 宇宙統一の会の脅威が去った後、約10年たった時以降、地球には次々に侵略者が現れた。侵略者は、地底人や、天空人、宇宙人だったりしたのだが、宇宙統一の会は依然として不明だった。名前から宇宙人では?と言われているが、脅威を倒した後必ず、その本拠地が分かるが、宇宙統一の会は本拠地と繋がっていると言われるワームホールから出現した。そこから現れた最後の敵、魔王大帝王を倒すことでワームホールは消滅、戦いが終わったと同時に宇宙統一の会の正体は、永遠に謎に包まれたのだった。
「考えても仕方ない!ニュースでも観るか!」
「そうねえ、夕飯の準備してきますね。」
「速報です!突如現れた怪獣により、シャイン・ザ・キングが、やられました!そして、そのまま防衛組織の拠点も破壊!さらに速報です!アルティメットマシーンも、謎の怪獣により、破壊されました!…ええ!?またですか!?」
「なんと…これはどういうことだ…?」
「明さん…これって…」
「ああ、かつてわしらが最初に戦った怪獣、メカラだ。」
「そんな…!やつはすでに倒したはず…!」
「わからん…一体なぜ…」
「大変です!今地球にいるほとんどすべてのロボットが破壊されました!全世界の皆さん!速やかに避難してください!」
「明さん…湊は無事かしら…?」
「まずいな…!こんなにも沢山のロボットが一夜にしてほとんどやられてしまうとは…湊に連絡を…!」
 こうして、明は息子の湊に連絡を取った。
「無事で居てくれ…!」
「もしもし…父さん?」
「湊!無事か!?」
「湊、怪我してない!?」
「俺は大丈夫だけど…シャイン・ザ・キングがやられた…!隊員もほとんど…!あの怪獣はどうなったの!?」
「それが…地球ほとんどのロボットはやられてしまったらしい。」
「え!?じゃあ、今も暴れているの!?」
「そうだ…」
「わかった、俺はできることを探す!父さんと母さんは…」
「湊…?おい!湊!」
「明さん…どうしましょう…」
「どうしようも何もあるか!わしらは、世界防衛隊のメンバーだ!とりあえず、全員を避難させるぞ!」
「そうですね…!やりましょう…!」

「皆さん!落ち着いて!」
「避難所はこちらです!急いでください!」
「あ…おじいさん!」
「楽君!大丈夫か!?」
「お父さんとお母さんは!?」
「わからない…はぐれちゃって…」
 彼は楽、近所に住んでいる少年だ。
「そうか…よし、わしが連れて行く。久美子、行くぞ!」
「はい!」
 そうしてこのあたりのほとんどの人は逃げ切ってぶじで済んだ。
「ふう…これでしばらくは大丈夫だな…」
「あ、あの人たち楽君のお父さんとお母さんじゃない!?」
「ほんとだ!お父さーん!お母さーん!」
「よかったわね…」
「ああ…」
 そこで無線ラジオから声が聞こえる。
「速報です、ほとんどのロボットを破壊した怪獣は姿を消しました!なお、この怪獣は40年ほど前に現れたメカラとよく似ており…」
「明さん…やはりあれはメカラなのでしょうか?」
「見た目といい光線といい…あれはメカラだとしか見えん。しかし、すでに倒したメカラがなぜ…」
 その時、電話がなった。
「はいもしもし、」
「もしもし、聞こえますか?」
「聞こえるよ、君は…?」
「大塩健…大塩博士の孫です!」
「何!?あの健君か!?」
 大塩博士…かつて世界を守るためにグレートアルファを作り出した本人である。そして、その孫が健…彼もまた、祖父と同じ道を進んでいた。
「そっちは無事なのか!?」
「ええ、しかし被害はとんでもないことに…」
「やはりか…ところであの怪獣は…」
「特徴もですが…奴の落とした欠片の成分から見ても、やはりメカラです。」
「やはりか…なぜ急に…」
「わかりません…しかし、いつまたメカラが来るかわかりません、地球に居る部隊は、まともに機能していません!」
「なんと…」
「そこで、明さん、久美子さん、ここに来てくれませんか!?」
「来る…?一体なぜ…」
「今はそんな時間はありません!場所は世界防衛隊基地です!」
「あそこか!」
「お願いしますね!では!」
「明さん…いったい何の…?」
「健君からだ。」
「まあ、健君から…」
「詳しい話は分からないが、世界防衛隊基地に来てほしいらしい。」
「え…?でも、あそこはすでに博物館になったはず…」
「わしにもわからんが…とりあえず行ってみよう…」

 そして、時間をかけてきたのは、世界防衛隊基地跡地、現博物館だった。
「言われた通り来たが…」
「なんなんでしょう?」
「お前達!明に久美子じゃないか!」
「おお、お前達は!」
 そこにいたのは…
「宏!正男!学!お前達も来ていたのか!」
「ああ、俺たちも健から連絡を受けて来たんだが…」
「なにがなんやらじゃ…」
「何か意図があると思うが…」
「いたいた!みなさーん!」
 博物館から出てきたのは…
「おお!健君!」
 大塩健だった。
「健君一体どういうことだ?」
「皆さん、とりあえず話は中で…」
「う、うむ…」
 そして、博物館の中で…
「皆さん、突如現れたメカラにより、地球のロボットたちも戦闘部隊も、ほとんど全滅というのは聞きましたね?」
「ああ、きいたよ。」
「実は…今はさらにやられてしまいました…!」
「なに…!」
「なので、今戦える人はもういないんです。一部を除いて…」
「一部…?」
「なるほど…」
「宏、何かわかったのか?」
「ああ、つまり俺たちに戦ってほしいんだろ?」
「さすが宏さん!わかってますね!」
「なに!?わしらは、もう引退した身だ。」
「それに、ロボットもないんじゃぞ。」
「そこは考えてあります、皆さんこちらへ…」
 そして、立ち入り禁止の扉を開けると…
「エレベーター?」
「そうです!さ、乗って乗って!」
「おうおう、そう焦らすな。」
 そして地下30階
「こ、これは…!」
「世界防衛隊基地…!?」
「地下にこんなものがあったとは…!」
「そうです!かつての世界防衛隊基地を地下に再現しました!そして皆さん!あれを!」
「あれ…?」
「これは!グレートアルファ!?」
「そうです!」
「さっき戦ってほしいといったが、グレートアルファでか?」
「はい!」
「バカ言うな、グレートアルファは40年前の機体だぞ、今は使えんだろう!」
「それがそうでもないんですよ…これを見てください。」
 するとモニターに設計図らしきものが映し出された。
「なんだこれは…?」
「さっぱりわからん。」
「ほう…これは、改めて見るとすごいのお。」
「正男、わかるのか?」
「もちろんじゃ。」
「グレートアルファの技術力は、異常とまでも言われます。今の技術では、再現不可能、言わばオーパーツとなっています。」
「ほー、グレートアルファもすごいもんだ!」
「下手にいじれば故障する可能性がありましたが、世界中の人々によって、出力をギリギリで100倍にすることに成功しました!」
「ひゃ…100倍だと!?」
「ええ!ですので!どうかこれでもう一度戦ってくれませんか!?」
「だけど…湊がねえ…」
「湊さんなら今いますよ!」
「なに!?ほんとか!?」
「なんで早く言わないのよ!」
「すみません…今呼びますね!湊さーん!」
「呼んだか?」
「湊!」
「…父さん…母さん…!」
「湊、なぜここに…」
「グレートアルファの整備だよシャイン・ザ・キングがやられて、ほとんどやられちゃったからね、数少なく残っているのがこのグレートアルファなんだよ。」
「そうか…」
「良かった…湊…」
「無事でよかった…!だけど父さん、母さん、今グレートアルファを動かせるのは世界防衛隊しかいないんだ!お願い!」
「…よし、わかった!実の息子に言われては仕方ない!」
「私も、久しぶりに乗りましょ!」
「俺たちもやる気が出てきたな!」
「実30年ぶりじゃなあ、」
「お前は61のくせに、なんで一番しゃべり方が爺さんなんだよ!俺は63だぞ!」
「まあまあ、細かいことはいいじゃろ。」
 その時、
「こちら、司令部!メカラ出現!出動願います!」
「おお、いよいよか、スーツはあるかの?」
「もちろん!すぐに着替えて!」

「懐かしいな!」
「俺たちのスーツだ!」
「40年前をおもいだしますね…!」
「フォッフォッフォ、やってやるわい!」
「もちろん、俺もだ!」
「よし行くぞみんな!40年ぶりの!」
「「「「「世界防衛隊、出動!」」」」」

「ゴッドアルファの分離を確認、ロケット号、ファイター号、シャーク号、トレイン号、ドラゴン号、スタンバイok!」
「乗組員の搭乗を確認、発射準備よし!」
「ハッチ開け!」
「よし!行くぞ!ロケット号、発進!」
「ファイター号発進!」
「シャーク号発進!」
「トレイン号発進!」
「ドラゴン号発進!」
 そして、40年以来にグレートアルファが出動した。

「皆さん、敵のメカラはとてつもなく強いです、たった1体で世界をほとんど壊滅状態にしました。」
「ああ、だがやつはあくまでもメカラ、戦い方は似ているはずだ。」
「俺たちも、このグレートアルファも強くなったからな!」
「皆、聞こえる?」
「おお、湊!」
「実はある仕掛けを作ったんだ。それも…エナジープリンター!」
「なんだそれは?」
「グレートアルファに使われている、地球上でも特に異質なエネルギー、アルティメットエナジーは、このエナジープリンターを使って一定の物質を作り出せるんだ!これで、40年前は5発だけのミサイルも、100発くらいは撃てるから!」
「そいつはすごい!」
「気を抜くなよ!」
「メカラが見えてきたわ!」
「あれは…!」

「グォォォォォォ!」
「く!まずい!」
「これはもう限界だぞ!」
 メカラはちょうどロボットの、オメガエンペラーと戦っていた。しかし、オメガエンペラーは、腕が取れ、足をついて、ほとんど破壊されていた!
「グォォォォォォ!」
 とどめだ!と言わんばかりに腕を振り落とす!
「もう駄目か…!」
 その時!
「ロケットバルカン!」
「グォ!?」
「な…なんだ!?」
「明!効いてるぞ!」
「よし!行くぞ全員!合体だ!」
「「「「「レッツ!アルファ!ユニオン!」」」」」
「ロケット号、変形完了!」
「シャーク号、変形完了!」
「ファイター号、変形完了!」
「トレイン号、変形完了!」
「ドラゴン号、変形完了!」
「ロケット号ヘッド、シャーク号ボディ、接続完了!」
「ファイター号アーム、接続完了!」
「トレイン号フィート、連結完了!」
「ドラゴン号ジェット、接続完了!」
「完成!」
「「「「「グレートアルファ!」」」」」

「な…なんだあれは!?」
「グォォォォォォ!」
 メカラは、グレートアルファに目標を変えて、目からの光線を放つ。そのまま爆風が舞う!
「グォォォォォォ!」
 やったぞ!とでも言っているかのようだ。だが…
「なんだ、そんなもんか?」
「たいしたことないですね!」
「この程度では、100万発でも耐えられるぞ。」
「グォ!?グォォォグォォ!?グォォ!?グォォ!?」
「今度はこっちから行くぞ!アルファミサイル!」
 シャーク号の目の部分からミサイルが飛ぶ!
「グォォォォォ!?!?!?」
「よし!格闘戦だ!」
「わしに任せろ!グレートアルファのネオ真拳じゃ!」
「グォ!グォ!?」
「す…すげぇ…!あのメカラを押してる!」
「とどめだ!何で行く!?」
「飛び蹴りだな!」
「よし行くぞ!はぁ!」
「「「「「トレイン!フィートアタック!」」」」」
「グォォォォォ!」
 こうして、メカラは爆散した。
「よし!」
 その時だった。
「フハハハハハハハ!」
「ん?なんだ!?」
「久しいな!世界防衛隊の諸君!」
「お前は!魔王大帝王!?」
「生きていたというのか!」
「さあな?メカラを倒したからといっていい気になるなよ!次は必ずお前達を八つ裂きにしてくれる!必ず、最後に笑うのは、この宇宙統一の会だ!フハハハハハハハハハ!」
「あいつ…生きていたのか…!」

その後…
「ふう、終わったな!」
「一件落着!」
「また出るかも知れんぞ?魔王大帝王も生きておったし…」
「少なくとも今は勝利を祝いましょう!」
「よし!全員飲みに行くぞ!」
「おう!」
「父さーん!母さーん!待ってよー!」
「置いていかないでくださいよ!」
「湊、健君、お前達も来るか?」
「せっかく勝ったからね!」
「グレートアルファ復活祝です!」
「よし、行くぞ!」

 こうして、グレートアルファの伝説が、再び始まった。今後も、魔王大帝王は強力な敵を仕掛けてくるだろう。しかし、グレートアルファの復活により、希望が見えた!頑張れ、負けるな!グレートアルファ!

続く
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