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娘の所業
紳士的ですか?
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盾の勇者の死に損ない、バカな男は生き返った。
エミリア「お約束通り、ベンジャミンは盾の勇者から除名します」
ベンジャミン「お前ら殺す」
ジョセフィーヌ「紳士的ではありませんね、失敗です」
ラフィア「勇者パーティーと戦争するならしてもいい」
エルザ「僕、勇者の人ぶっ潰す!」
ミレリアル「まだ戦争ではありませんよ」
エルザ「えぇ~」
どうやら勇者を潰したいらしい、勇者に何の恨みがあるのか、ガッカリしていた。
ベンジャミン「ここに居ろ」
そう言い残してベンジャミンは消えていった。それから数時間後の事だった。
ジョセフィーヌ「マナーの悪い事この上ありません」
荒くれ者の勇者達は制止する衛兵を押し退けてきた。そして名乗り始めた。
「我が名はネクラビッチ、この世界を護りし鎌の勇者」
「私はミク、この世界を護りし、簪の勇者」
見るからに道を誤った勇者たちだった。
マサムネ「女性の勇者、、、でも、簪と鎌ってあまり聞かない」
しばらくして、着物の女性がやってきた。
エミリア「ここに来てはいけません」
着物の女性「この者らが皆様と戦争をされるのでしたら、私は冒険者を護る義務を遂行いたします」
エルザ「あの時の人?」
着物の女性「またお目にかかれて光栄です」
エルザ「やっぱり」
エミリア「それならもう隠す必要はありませんね」
着物の女性「ユニオンコンチネンタルは隠密の自警団となりました。」
エミリア「こちらは瀧澤イトさんです」
イト「藤島トキの一件では、私はお役に立てずに申し訳ありませんでした」
早速謝るイト
ジョセフィーヌ「構いませんよ、それにまだ終わったわけではありませんから」
イト「そう仰いますと?」
ジョセフィーヌ「藤島トキを復活させる事で、私の長女を生き返らせる事ができるのです」
イト「そうですか」
レティ「イトも手伝って欲しい」
エミリア「流石にそれは、、、」
イト「私が取り逃した事で五芒星闘技に参加されてしまいました、この件が収まるまでご一緒させていただきます」
ジョセフィーヌ「よろしいのですか?」
イト「冒険者をお助けするのは私の義務です」
エミリア「では臨時メンバーですね」
イト「御意!」
マサムネ「よろしくおねがいします」
ネクラビッチ「オイ!お前ら、楽しく話ししてるんじゃ無いよ、相手しろ」
マサムネ「ネクラは消えてろ」
するとネクラビッチは超速の鎌を振り下ろしたが、マサムネは槍で防いだ。
マサムネ「やめてくれる?」
ネクラビッチ「うるせー、黙って死ねや」
そしてまた鎌を振り下ろした、粉塵が舞った
視界が開けると振り下ろされた鎌の前でレティが人差し指で刃を受け止めていた。
レティ「これ以上やると、えらい目に遭うよ?」
ミク「これ以上?」
ものすごい速さで移動し簪でマサムネの首を刺した。大量出血だった。
レティ「殺す、お前ら殺す」
項垂れた。
ラフィア「姉さん怒った」
エルザ「あーあ、知らないよ?」
エミリア「レティさん落ち着いてください」
レティ「嘘、冗談」
レティリア「姉さんを泣かせた輩、その場で心臓を握り潰す」
胸ぐらを掴押し倒し、馬乗りになった。そして頭を地面押し付けてバターナイフを首に突きつけた。
マサムネ「どうでもいいけど、混血された時点で日中は自己再生ができるからそれ以上の火力で殺さないと死なない」
レティリア「そうか、それならいい」
ミクはあっさりと離された。
エルザ「僕も?」
レティ「そう」
イト「素晴らしいことです」
レティ「イトも混血してあげる」
イト「有難き幸せ」
エミリア「よろしいのですか?」
レティ「臨時でもパーティーメンバーだから」
それからイトは混血された。
そこへまた勇者がやってきて跪いた。
アーサー「この度は私のパーティーメンバーがご迷惑をおかけし申し訳ありません、リーダーたる私、アーサー•バーネットの監督不行き届きによるもの、相応の御沙汰を、いえ、私の首を以ってお収めください」
レティ「アーサーは関係ない、やったのはベンジャミンとそこの2人、今日は帰っていい」
パトリシア「いいですか?、次会った時に紳士的ではなかったら問答無用で殺しますよ」
レティリア「わかった?」
アーサー「御意」
エミリア「ベンジャミンの処分は保留します」
アーサー「ありがとうございます」
勇者たちは帰って行った。
ラフィア「やっぱり本物の勇者はいい人、勇者とか言われて調子に乗るような人は死ねばいい」
アフネス「今のはいいすぎではありませんか?」
ラフィア「今のは言い過ぎた」
パトリシア「イトさんはどんな武器を使われているのですか?」
結った髪を解き簪を抜き取った。
イト「これです」
パトリシア「初めて見ます」
イト「簪と言う装身具ですよ」
エミリア「ユニオンコンチネンタルでは目立つ武器は禁止でした」
イト「簪の他に扇子の者やスプーンの者、果てはスープカップの者もおりました」
エルザ「簪って綺麗」
イト「私は皆様から串刺しババアと言われています」
エルザ「串刺しなんだ」
イト「レイ様には敵いませんが、、、」
マサムネ「レイって草薙レイですか?」
イト「レイ•アッカーマンです」
エミリア「レイってアッカーマンなんですか?アッカーソンと思ってました」
イト「レイ様は伝説的暗殺者ですから」
マサムネ「どんな風に伝説的です?」
イト「ある時、5人のハンガーオンを大盛況の食堂でスープカップで殺害しました、それも誰にも気づかれずに」
ラフィア「それすごい」
ミレリアル「恐ろしいです」
イト「御安心ください、ユニオンコンチネンタル所属の暗殺者は冒険者に手を出しすと破裂して死にますから手を出す事はありませんよ」
エミリア「解体しましたが、この術式だけは解除したくないとの申し出がありましたので」
イト「影で冒険者を支えた証です」
レティ「わかった」
パトリシア「今日は新しいメンバーの歓迎会をやりましょう、美味しいお茶を準備します」
ジョセフィーヌ「ありがとうございます」
イト「では私からお礼に抹茶を」
マサムネ「久しぶりのお抹茶です」
それから歓迎会が始まった。
エミリア「お約束通り、ベンジャミンは盾の勇者から除名します」
ベンジャミン「お前ら殺す」
ジョセフィーヌ「紳士的ではありませんね、失敗です」
ラフィア「勇者パーティーと戦争するならしてもいい」
エルザ「僕、勇者の人ぶっ潰す!」
ミレリアル「まだ戦争ではありませんよ」
エルザ「えぇ~」
どうやら勇者を潰したいらしい、勇者に何の恨みがあるのか、ガッカリしていた。
ベンジャミン「ここに居ろ」
そう言い残してベンジャミンは消えていった。それから数時間後の事だった。
ジョセフィーヌ「マナーの悪い事この上ありません」
荒くれ者の勇者達は制止する衛兵を押し退けてきた。そして名乗り始めた。
「我が名はネクラビッチ、この世界を護りし鎌の勇者」
「私はミク、この世界を護りし、簪の勇者」
見るからに道を誤った勇者たちだった。
マサムネ「女性の勇者、、、でも、簪と鎌ってあまり聞かない」
しばらくして、着物の女性がやってきた。
エミリア「ここに来てはいけません」
着物の女性「この者らが皆様と戦争をされるのでしたら、私は冒険者を護る義務を遂行いたします」
エルザ「あの時の人?」
着物の女性「またお目にかかれて光栄です」
エルザ「やっぱり」
エミリア「それならもう隠す必要はありませんね」
着物の女性「ユニオンコンチネンタルは隠密の自警団となりました。」
エミリア「こちらは瀧澤イトさんです」
イト「藤島トキの一件では、私はお役に立てずに申し訳ありませんでした」
早速謝るイト
ジョセフィーヌ「構いませんよ、それにまだ終わったわけではありませんから」
イト「そう仰いますと?」
ジョセフィーヌ「藤島トキを復活させる事で、私の長女を生き返らせる事ができるのです」
イト「そうですか」
レティ「イトも手伝って欲しい」
エミリア「流石にそれは、、、」
イト「私が取り逃した事で五芒星闘技に参加されてしまいました、この件が収まるまでご一緒させていただきます」
ジョセフィーヌ「よろしいのですか?」
イト「冒険者をお助けするのは私の義務です」
エミリア「では臨時メンバーですね」
イト「御意!」
マサムネ「よろしくおねがいします」
ネクラビッチ「オイ!お前ら、楽しく話ししてるんじゃ無いよ、相手しろ」
マサムネ「ネクラは消えてろ」
するとネクラビッチは超速の鎌を振り下ろしたが、マサムネは槍で防いだ。
マサムネ「やめてくれる?」
ネクラビッチ「うるせー、黙って死ねや」
そしてまた鎌を振り下ろした、粉塵が舞った
視界が開けると振り下ろされた鎌の前でレティが人差し指で刃を受け止めていた。
レティ「これ以上やると、えらい目に遭うよ?」
ミク「これ以上?」
ものすごい速さで移動し簪でマサムネの首を刺した。大量出血だった。
レティ「殺す、お前ら殺す」
項垂れた。
ラフィア「姉さん怒った」
エルザ「あーあ、知らないよ?」
エミリア「レティさん落ち着いてください」
レティ「嘘、冗談」
レティリア「姉さんを泣かせた輩、その場で心臓を握り潰す」
胸ぐらを掴押し倒し、馬乗りになった。そして頭を地面押し付けてバターナイフを首に突きつけた。
マサムネ「どうでもいいけど、混血された時点で日中は自己再生ができるからそれ以上の火力で殺さないと死なない」
レティリア「そうか、それならいい」
ミクはあっさりと離された。
エルザ「僕も?」
レティ「そう」
イト「素晴らしいことです」
レティ「イトも混血してあげる」
イト「有難き幸せ」
エミリア「よろしいのですか?」
レティ「臨時でもパーティーメンバーだから」
それからイトは混血された。
そこへまた勇者がやってきて跪いた。
アーサー「この度は私のパーティーメンバーがご迷惑をおかけし申し訳ありません、リーダーたる私、アーサー•バーネットの監督不行き届きによるもの、相応の御沙汰を、いえ、私の首を以ってお収めください」
レティ「アーサーは関係ない、やったのはベンジャミンとそこの2人、今日は帰っていい」
パトリシア「いいですか?、次会った時に紳士的ではなかったら問答無用で殺しますよ」
レティリア「わかった?」
アーサー「御意」
エミリア「ベンジャミンの処分は保留します」
アーサー「ありがとうございます」
勇者たちは帰って行った。
ラフィア「やっぱり本物の勇者はいい人、勇者とか言われて調子に乗るような人は死ねばいい」
アフネス「今のはいいすぎではありませんか?」
ラフィア「今のは言い過ぎた」
パトリシア「イトさんはどんな武器を使われているのですか?」
結った髪を解き簪を抜き取った。
イト「これです」
パトリシア「初めて見ます」
イト「簪と言う装身具ですよ」
エミリア「ユニオンコンチネンタルでは目立つ武器は禁止でした」
イト「簪の他に扇子の者やスプーンの者、果てはスープカップの者もおりました」
エルザ「簪って綺麗」
イト「私は皆様から串刺しババアと言われています」
エルザ「串刺しなんだ」
イト「レイ様には敵いませんが、、、」
マサムネ「レイって草薙レイですか?」
イト「レイ•アッカーマンです」
エミリア「レイってアッカーマンなんですか?アッカーソンと思ってました」
イト「レイ様は伝説的暗殺者ですから」
マサムネ「どんな風に伝説的です?」
イト「ある時、5人のハンガーオンを大盛況の食堂でスープカップで殺害しました、それも誰にも気づかれずに」
ラフィア「それすごい」
ミレリアル「恐ろしいです」
イト「御安心ください、ユニオンコンチネンタル所属の暗殺者は冒険者に手を出しすと破裂して死にますから手を出す事はありませんよ」
エミリア「解体しましたが、この術式だけは解除したくないとの申し出がありましたので」
イト「影で冒険者を支えた証です」
レティ「わかった」
パトリシア「今日は新しいメンバーの歓迎会をやりましょう、美味しいお茶を準備します」
ジョセフィーヌ「ありがとうございます」
イト「では私からお礼に抹茶を」
マサムネ「久しぶりのお抹茶です」
それから歓迎会が始まった。
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