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雪の足跡
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雪が積もった朝。
日課の早朝の散歩に出かけた。
こんな日の散歩はいつもより静かで心地よい。音は雪に吸い込まれ、町がいつもより深く広い世界に感じられる。
まだ誰も踏んでいないバージンスノーに足跡をつけるのも楽しい。サクサクした感触が気持ちよい。
スーパーの駐車場を見ると足跡が空いていた。
誰かが通り抜けたのだろうか。それにしてはおかしい。
足跡はそこだけにしかなかった。二、三歩分の足跡。
前にも後ろにも、その足跡に続く足跡が無かった。
不思議なものを見たと思った。
日課の早朝の散歩に出かけた。
こんな日の散歩はいつもより静かで心地よい。音は雪に吸い込まれ、町がいつもより深く広い世界に感じられる。
まだ誰も踏んでいないバージンスノーに足跡をつけるのも楽しい。サクサクした感触が気持ちよい。
スーパーの駐車場を見ると足跡が空いていた。
誰かが通り抜けたのだろうか。それにしてはおかしい。
足跡はそこだけにしかなかった。二、三歩分の足跡。
前にも後ろにも、その足跡に続く足跡が無かった。
不思議なものを見たと思った。
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