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追及偏
勝負することになりました
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「いや……いやいやいやいやいや! お気遣いいただかなくて結構です。私は気持ちよくなりたいわけじゃないので、ツキさんが体を張る必要なんてないですよ」
「いやいやいやいや。アキラさんこそ遠慮しなくても大丈夫ですよ。一度経験したら二度と忘れられないくらいによがらせて、女の人相手じゃ満足できない体にしてあげますから♡」
「っ……いや、でも……そうなっちゃうと、色々と不便そうですから……やっぱり遠慮しておこうかなーと……」
「安心してください。アキラさんに求められたらいつでも、どこでも、それこそ会社のトイレにだって、私がすぐに駆け付けますから♡」
「……でもお高いんじゃないですか?」
「お金が無ければ、精子払いも可能です♡」
オカマという人種はみんな下ネタが大好きなのかもしれない。
あのツキがエグい下ネタを言う姿なんて、昨日の控室では微塵も想像できなかったというのに。
指で棒を握って擦るようなジェスチャーをしながら、舌をチロチロと動かすツキ。
そんなツキは見たくなかったし、そんなツキに興奮してしまっている自分がいることも知りたくなかった。
「いやー……でもー……やっぱり遠慮しておきたいですねー……」
「どうしてそこまで遠慮されるんですか? ……昨日だって激しく私のこと求めてくれたんですから。今更怖気づくことないじゃないですか♡」
「っ……それは……そうかもしれないですけど……」
酩酊時に童貞を失っていても、記憶が無いのでは実質的に童貞と変わらない。
少なくとも精神的には童貞だ。
心の童貞が同性に奪われようとしているのをただ見ているだけなんてできるはずもない。
「……それじゃあ勝負をしませんか?」
「勝負?」
「はい。要は、大きくしなければいいんですよ。アキラさんのおちんちんが、かたーく♡ おおきーく♡ ならなかったら挿れられないですから。そしたら、私は諦めます。それでどうですか?」
ツキの言う通り、挿入には勃起が不可欠だ。
萎えたままではツキを貫くことはできない。
勝負を受けようと受けまいとツキはこちらの興奮を促すはずだ。
勝負にかこつけてルールを制定できるなら、それは悪くないどころか有利にしか働かない。
ただでさえ拘束されているのだから、この勝負には乗らない手はないだろう。
「……時間は? まさか、朝までずっと私が耐えなきゃいけないわけじゃないですよね」
「制限時間はアキラさんが決めていいですよ?」
「えっ? でも、それはこちらが有利すぎませんか?」
「構いませんよ。時間が短ければ短いほど、アキラさんは勝つ自信が無いということですから……それくらい、同性の私に性的魅力を感じてるってことになりますもんね……♡」
「っ……いや、でも性器に刺激を受けたら誰が相手だとしても反応はしてしまうものですから」
「それなら、私は性器には触れません。もちろんお尻にもですし……乳首も触らない方がいいですか♡」
「……その言葉、取り消さないでくださいね」
「それはこっちのセリフです。アキラさんが負けた時には……分かっていますよね……♡」
「いやいやいやいや。アキラさんこそ遠慮しなくても大丈夫ですよ。一度経験したら二度と忘れられないくらいによがらせて、女の人相手じゃ満足できない体にしてあげますから♡」
「っ……いや、でも……そうなっちゃうと、色々と不便そうですから……やっぱり遠慮しておこうかなーと……」
「安心してください。アキラさんに求められたらいつでも、どこでも、それこそ会社のトイレにだって、私がすぐに駆け付けますから♡」
「……でもお高いんじゃないですか?」
「お金が無ければ、精子払いも可能です♡」
オカマという人種はみんな下ネタが大好きなのかもしれない。
あのツキがエグい下ネタを言う姿なんて、昨日の控室では微塵も想像できなかったというのに。
指で棒を握って擦るようなジェスチャーをしながら、舌をチロチロと動かすツキ。
そんなツキは見たくなかったし、そんなツキに興奮してしまっている自分がいることも知りたくなかった。
「いやー……でもー……やっぱり遠慮しておきたいですねー……」
「どうしてそこまで遠慮されるんですか? ……昨日だって激しく私のこと求めてくれたんですから。今更怖気づくことないじゃないですか♡」
「っ……それは……そうかもしれないですけど……」
酩酊時に童貞を失っていても、記憶が無いのでは実質的に童貞と変わらない。
少なくとも精神的には童貞だ。
心の童貞が同性に奪われようとしているのをただ見ているだけなんてできるはずもない。
「……それじゃあ勝負をしませんか?」
「勝負?」
「はい。要は、大きくしなければいいんですよ。アキラさんのおちんちんが、かたーく♡ おおきーく♡ ならなかったら挿れられないですから。そしたら、私は諦めます。それでどうですか?」
ツキの言う通り、挿入には勃起が不可欠だ。
萎えたままではツキを貫くことはできない。
勝負を受けようと受けまいとツキはこちらの興奮を促すはずだ。
勝負にかこつけてルールを制定できるなら、それは悪くないどころか有利にしか働かない。
ただでさえ拘束されているのだから、この勝負には乗らない手はないだろう。
「……時間は? まさか、朝までずっと私が耐えなきゃいけないわけじゃないですよね」
「制限時間はアキラさんが決めていいですよ?」
「えっ? でも、それはこちらが有利すぎませんか?」
「構いませんよ。時間が短ければ短いほど、アキラさんは勝つ自信が無いということですから……それくらい、同性の私に性的魅力を感じてるってことになりますもんね……♡」
「っ……いや、でも性器に刺激を受けたら誰が相手だとしても反応はしてしまうものですから」
「それなら、私は性器には触れません。もちろんお尻にもですし……乳首も触らない方がいいですか♡」
「……その言葉、取り消さないでくださいね」
「それはこっちのセリフです。アキラさんが負けた時には……分かっていますよね……♡」
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