上司に連れられていったオカマバー。唯一の可愛い子がよりにもよって性欲が強い

papporopueeee

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親睦偏

ビッチでした

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「いやですね、アキラさん……そんな人のこと尻軽みたいに言わないでくださいよ……♡ 私が軽いのは体重だけですよ♪」
「……」
「くすっ、こわーい顔……♡ いいですよ、アキラさん。訊きたいことがあるのなら、質問してくださればお答えしますから。やっぱり、お互い納得してホテルに行く方が気持ちがいいですもんね?」

 ツキはたっぷりと余裕を蓄えた笑顔だ。

 こんな状況は慣れっことでも言わんばかりの顔は、翠の推測が正しいことの裏付けであって、
 ツキが男慣れ、もとい童貞慣れしていることの証明でもある。

「……俺で何人目なんだ? ツキは、今までに何人の童貞を食ってきた?」
「食べてきたなんて、人聞きが悪いですね。私的にはこの恋心に嘘偽りはないんですけれど……でも、お相手してきた数にはお答えできません♪ 何故なら、憶えていませんので♪ 何しろ中学生の時から童貞さんに恋してきましたから……♡」
「っ……えぐすぎるだろ……」

 こんな魔性が同級生だった学生たちには同情せざるを得ない。

 年齢が低くなるほど童貞である確率は高くなる。
 おそらく、ツキはクラスメイト達を文字通りに蹂躙していたのではないだろうか。

「えぐくなんてないですよ。私、男子校でしたので。日々悶々としてる男子たちの性の受け皿になってあげる、天使的存在でしたから♪ ……まあ、校外に彼女が居た山田君を寝取っちゃったのは、若さ故の過ちかなって今は思いますけど……♡」

 口では反省していても、その顔には反省している様子は全く無かった。
 山田君に彼女ではなくツキを選ばせたという経験は、よほど自尊心を愛撫したと見える。

「そんなんでよく恋してるなんて言えるな……。結局、ツキは童貞を使ってオナニーしてるようなもんじゃないか」

 ツキの行動原理は全て承認欲求だ。
 相手が童貞であればそれをより強く満たせるというだけで、本質的には相手は誰でもいいのだ。

 童貞を好むのも。
 可愛いを追い求めるのも。
 多分、突き詰めれば同じところに繋がっている。

 求められることで、自分は可愛いのだと思いたい。
 ただそれだけでツキは童貞を食べてきて、そして翠に近づいてきた。

「だから、恋してるのは嘘じゃないですって……ただ、童貞さんじゃ無くなった途端に興味が無くなっちゃうってだけで……♡」
「っ……やっぱりか……!」
「だってー、それこそただのホモとかバイなら探せば見つかりますもん。お客さんにだってたくさんいますし。その人たちに求められても、男性が好きなんだから当たり前ですよねって感じですし……。その点、童貞さんたちっていい感じに葛藤してくださるじゃないですか……初めてを童貞に捧げるなんてって感じで……。なんか、その姿見てると、本気で求められてるんだって思えて……クセになっちゃうんですよ……♡」

 ツキの目。
 翠を見るツキのその目は、捕食者の目をしていた。

 まるで、テーブルの上のメインディッシュをまずは目で味わっているかのような。
 お前もすぐにしゃぶりつくして、骨だけになったら捨ててやると宣言されているかのような心地だった。
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