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兄と弟
媚薬を使った準備
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「んっ……ちゅるっ……ぷはっ……」
やがて、玲の舌によって性器は硬さを取り戻した。
表面に塗れていた媚薬と精液もすっかり舐め取られて、今は玲の唾液に塗れている。
「……」
硬さを確かめるように、玲の指が性器を握る。
親指と人差し指で竿から亀頭までを軽く握って。
何回か上下させながら具合を確かめて。
そして納得がいかなかったのか、玲は再び股間に顔を埋めるとカリを舌先で抉り始めた。
「れろっ……ちゅる……れろっ……」
「っ……おい、もう良くないか」
「もう少しだけ……ちゅるっ……れろ……。はい、これで大丈夫です」
勃たせている身からするとさっきと何が違ったのかはわからないが、玲は満足そうに硬く勃起した性器を握っている。
「……ん? 玲、なんか顔赤くないか?」
部屋が暗いため定かではないが、玲の頬がほんのりと赤みがかっているように思えた。
まだ玲が興奮するようなことは何もしていないのだが。
「そうなのですか? ……そういえば、少し体が火照っているかもしれません」
「風邪でも引いたか?」
「いえ、体調は悪くありません。……媚薬の影響でしょうか」
「……どうだろうな」
確かに玲は性器に付着していた媚薬を経口摂取している。
しかし玲の発言に嘘が無ければ、あの媚薬に発情を促すような成分は一切入っていない。
酒が悪さをしている可能性もあるが、そうだとしたら玲はかなりアルコールに敏感な体質ということになる。
おそらくは玲の思い込みによるプラシーボ効果だろう。
そもそも酒は少ししか入れていないと玲が言っていて、舐め取った媚薬の量も少量だ。
アルコールの影響を受けるには量が少なすぎるし、効き目が出るには早すぎる。
「では、性器に媚薬をかけていきます」
玲は掌に媚薬を垂らし、ある程度溜まった所で性器に媚薬を塗し始めた。
「っ……」
先ほどの刺激を思い出してか、少しだけ体が反応してしまう。
しかし今の玲の手つきはあくまで準備であるため、慣れれば耐えられる程度だ。
「次は私の準備を……んっ」
あっという間に性器を媚薬塗れにした後、玲は媚薬に塗れた指を自身の背後へと持って行った。
「あっ……あぅっ……んぅっ……」
いつもは挿入の準備には唾液を用いているが、今日は媚薬を使用している。
初めての媚薬の感覚に玲も戸惑っているのか、喘ぎ声も一段と激しい。
「はぁっ……あっ、いっ……んっくっ、ぅっ……っ! ……っ……っ、お、終わりました……」
「ん? なんだ、早いな。もういいのか?」
「はい……こっ、これ以上すると……っ……いっ、いえ……何でもありません」
媚薬は唾液よりも粘度が高く、潤滑液として適し過ぎている。
そのため玲の準備にかかる時間も短縮されたのだろう。
「まあ、玲がいいなら構わない。それじゃあ、休憩は終わりだな」
麦茶を飲み干して空になったグラスを床に置くと、玲が跨ってきた。
玲の性器は完全に勃起していて、腰からはとろとろと媚薬を垂らしている。
「……では、失礼いたします」
玲は右手でぬるぬるになった俺の性器を握って、
左手は自身の臀部に回して――
「んっ……いきます……」
穴の淵に性器をあてがうと、ゆっくりと腰を下ろし始めた。
やがて、玲の舌によって性器は硬さを取り戻した。
表面に塗れていた媚薬と精液もすっかり舐め取られて、今は玲の唾液に塗れている。
「……」
硬さを確かめるように、玲の指が性器を握る。
親指と人差し指で竿から亀頭までを軽く握って。
何回か上下させながら具合を確かめて。
そして納得がいかなかったのか、玲は再び股間に顔を埋めるとカリを舌先で抉り始めた。
「れろっ……ちゅる……れろっ……」
「っ……おい、もう良くないか」
「もう少しだけ……ちゅるっ……れろ……。はい、これで大丈夫です」
勃たせている身からするとさっきと何が違ったのかはわからないが、玲は満足そうに硬く勃起した性器を握っている。
「……ん? 玲、なんか顔赤くないか?」
部屋が暗いため定かではないが、玲の頬がほんのりと赤みがかっているように思えた。
まだ玲が興奮するようなことは何もしていないのだが。
「そうなのですか? ……そういえば、少し体が火照っているかもしれません」
「風邪でも引いたか?」
「いえ、体調は悪くありません。……媚薬の影響でしょうか」
「……どうだろうな」
確かに玲は性器に付着していた媚薬を経口摂取している。
しかし玲の発言に嘘が無ければ、あの媚薬に発情を促すような成分は一切入っていない。
酒が悪さをしている可能性もあるが、そうだとしたら玲はかなりアルコールに敏感な体質ということになる。
おそらくは玲の思い込みによるプラシーボ効果だろう。
そもそも酒は少ししか入れていないと玲が言っていて、舐め取った媚薬の量も少量だ。
アルコールの影響を受けるには量が少なすぎるし、効き目が出るには早すぎる。
「では、性器に媚薬をかけていきます」
玲は掌に媚薬を垂らし、ある程度溜まった所で性器に媚薬を塗し始めた。
「っ……」
先ほどの刺激を思い出してか、少しだけ体が反応してしまう。
しかし今の玲の手つきはあくまで準備であるため、慣れれば耐えられる程度だ。
「次は私の準備を……んっ」
あっという間に性器を媚薬塗れにした後、玲は媚薬に塗れた指を自身の背後へと持って行った。
「あっ……あぅっ……んぅっ……」
いつもは挿入の準備には唾液を用いているが、今日は媚薬を使用している。
初めての媚薬の感覚に玲も戸惑っているのか、喘ぎ声も一段と激しい。
「はぁっ……あっ、いっ……んっくっ、ぅっ……っ! ……っ……っ、お、終わりました……」
「ん? なんだ、早いな。もういいのか?」
「はい……こっ、これ以上すると……っ……いっ、いえ……何でもありません」
媚薬は唾液よりも粘度が高く、潤滑液として適し過ぎている。
そのため玲の準備にかかる時間も短縮されたのだろう。
「まあ、玲がいいなら構わない。それじゃあ、休憩は終わりだな」
麦茶を飲み干して空になったグラスを床に置くと、玲が跨ってきた。
玲の性器は完全に勃起していて、腰からはとろとろと媚薬を垂らしている。
「……では、失礼いたします」
玲は右手でぬるぬるになった俺の性器を握って、
左手は自身の臀部に回して――
「んっ……いきます……」
穴の淵に性器をあてがうと、ゆっくりと腰を下ろし始めた。
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