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欲望のお楽しみ編_ネコの章
お楽しみのお部屋にて
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明かりを点けると、パっと部屋が照らされる。部屋の中には一つのテーブルと、その上に置かれているノートPC。あとはタンスと、ベッドと、クローゼット。特に変哲もない部屋だ。
ノートPCの前に置かれているクッションの上に腰を下ろす。すぐ後ろにはベッドがあり、リサは普段はここで寝ているのだろう。
この部屋で何をするのかはわからないが、エロいことなのは間違いない。そして、この部屋にはベッドがある。
否が応にも意識をしてしまう。年齢こそ離れているが、翔斗とリサは男女だ。男女がふたりきりで、ベッドのある部屋で、どんなエロいことをするのかがわからないだなんて、本当に翔斗はそう思っているのだろうか。
「あ……」
微かにリサの匂いがする。ベッドから、掛け布団から、枕から。気付けば鼻先はベッドに埋もれていた。
鼻先を押し付けるほどに匂いは強くなって、枕に近づくほどに匂いが濃くなっていって、だめだとは思いつつも翔斗は枕を手に取ってしまった。
「んっ……」
枕を抱き抱えて、顔を埋める。リサの匂いに体が包まれる。まるでリサに抱っこされているようだ。
「ミミ……」
ミミは、実際にリサに抱かれていた。リサに強く抱きしめられて、きっと匂いに包まれていて、胸に顔を埋めていた。
少しだけの羨望と、ありったけの劣情が胸中で渦巻く。この枕よりも柔らかくて、もっと濃い匂いだったに違いない。想像の中の感触はどんどんと膨らんでいって、翔斗は枕を抱えたままカリカリと男性器を刺激し始めた。
ノートPCの前に置かれているクッションの上に腰を下ろす。すぐ後ろにはベッドがあり、リサは普段はここで寝ているのだろう。
この部屋で何をするのかはわからないが、エロいことなのは間違いない。そして、この部屋にはベッドがある。
否が応にも意識をしてしまう。年齢こそ離れているが、翔斗とリサは男女だ。男女がふたりきりで、ベッドのある部屋で、どんなエロいことをするのかがわからないだなんて、本当に翔斗はそう思っているのだろうか。
「あ……」
微かにリサの匂いがする。ベッドから、掛け布団から、枕から。気付けば鼻先はベッドに埋もれていた。
鼻先を押し付けるほどに匂いは強くなって、枕に近づくほどに匂いが濃くなっていって、だめだとは思いつつも翔斗は枕を手に取ってしまった。
「んっ……」
枕を抱き抱えて、顔を埋める。リサの匂いに体が包まれる。まるでリサに抱っこされているようだ。
「ミミ……」
ミミは、実際にリサに抱かれていた。リサに強く抱きしめられて、きっと匂いに包まれていて、胸に顔を埋めていた。
少しだけの羨望と、ありったけの劣情が胸中で渦巻く。この枕よりも柔らかくて、もっと濃い匂いだったに違いない。想像の中の感触はどんどんと膨らんでいって、翔斗は枕を抱えたままカリカリと男性器を刺激し始めた。
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