女装少年たちとお姉さんの淫らな日々

papporopueeee

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欲望のお楽しみ編_ネコの章

わたしと、あの人と

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「…………んー? ネコちゃん、何してたのかなー?」

 リサがすたすたと歩いてネコに近づいてくる。翔斗は、枕に埋めた顔を上げることができない。リサの顔を見ることができない。

「それ、お姉さんの枕だよね。どうしてネコちゃんが抱きしめてるのかな。しかもそんなに指が食い込むほど強くだなんて、お姉さん枕に嫉妬しちゃいそうかも……♡」
「あっうっ……」

 リサの呼吸を耳に感じる。リサがいま、とても近くにいる。さっきまでオカズにしていた張本人が、近くに。

「ネコちゃんはお姉さんに冷たいなーって、いつも思ってたんだ。口調もぶっきらぼうだし、いつもミミちゃんとばっかりいちゃいちゃしてるし。お姉さんのことあんまり好きじゃないのかもって思ってたんだけどー、ふふっ……」
「んっ!」

 耳に熱い吐息がかけられた。

「ねえ、お姉さんのことは抱きしめてくれないの? その枕にしてるみたいに……してほしいなー?」

 羞恥心で体が固まってしまって動かない。あれほど焦がれていた行為へのお誘いだというのに、体が石のようで、火を吹きそうなほど恥ずかしくて。

 のしっと、背中に柔らかい物が押し当てられる。電車で痴漢をされていた時と同じ触感だ。

「……我慢できずにひとりでしちゃうなんて、悪い子だね♡」
「……!」
「ふふっ、しかもお姉さんの枕を相手にするなんて……これじゃあもうネコちゃんの傍に私物を置いておけないね?」
「あっ、ご、ごめん、なさい……」
「ねえ、どんなことを考えながらしてたの? お姉さんに教えて?」
「っ……い、言えない……!」
「ふーん、言えないようなことなんだー……。もしかして、セックス?」
「っ!?」
「あー、いまビクってしたね♪ もしかして図星なのかな。この枕をお姉さんだって思いながら、おちんちんで突き上げちゃってたのかな?」

 妄想の中でセックスしてオカズにしていた相手に、それを言い当てられてしまうなんて。今すぐに逃げ出したい気分だが、体に回された腕がそれを許してはくれなかった。

「こうやって強く抱きしめてー、お姉さんがあんあんって喘ぐ姿を想像してたのかなー? そんなイケない想像してオナニーしちゃう悪い子には、お仕置きしないとだね♡」
「あっ!」

 枕を取り上げられたと思ったら、顔に何かを被せられる。

 マスクだ。白い色の一般的な医療用マスク。

「それ、外しちゃだめだよ? みんなにネコちゃんの顔が見えちゃうからね」
「みんな……?」
「ほら、ノートPCを見てごらん」

 いつの間にか起動していたノートPCの画面には、翔斗とリサが映っていた。ノートPCに搭載されているウェブカメラ。それが撮影した映像をそのまま映しているのだろう。翔斗だけでなくリサもマスクをしている。
「あ、もう見てる人がいるみたいだねー。こんにちはー」

 リサがテーブルの上のマイクに向かって挨拶すると、PC画面に文字が表示された。

『こんにちはー。ふたりとも可愛いですね ^_^』
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