両腕のない義弟との性事情

papporopueeee

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第二夜

義弟の包皮は簡単にはむけない

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 それは見慣れているはずのものだ。カオルを風呂に入れている時に何度も目にしているから。しかし状況が違うだけで、こんなにも印象が変わるものなのだろうか。

 俺の胸の中でカオルが荒い呼吸をしている。風呂上りだからか、それとも興奮のせいか、カオルの体はとても温かい。下半身はズボンを半分だけ着用している。いや、俺の手によって半分だけ脱がされたと言うべきだろうか。

「ケン君……?」

 カオルが振り返って俺の顔を覗く。急に動きを止めた俺を不思議に思っているのだろう。

 ベッドの上で、俺の胸の中で、カオルが下半身を露出している。カオルの未成熟な性器は俺にあらゆる現実を突きつけてくる。年齢、そして性別。

 昨日の風呂ではカオルが不可抗力で勃起してしまい、性欲を発散させるために性行為を行った。でも今日は違う。俺の手でカオルを勃起させて、そして射精させるのだ。

 今更怖気づいたなんて、カオルにだけは言えない。

「いや、なんでもない」

 背徳がなんだ。カオルがそれを望んでいるのだ。俺はカオルの兄なんだ。

 自分に強く言い聞かせて、弱音を心の奥底にしまい込んだ。カオルが俺を待っている。

「よし、じゃあ触るぞ」
「ん……」

 皮を被ってぷっくりとしたフォルムの性器を、俺は指の上に乗せた。すると待ちかねていたと言わんばかりに性器がピクピクと痙攣し、みるみる大きくなり始めた。

「んっ……♡」

 膨らんだ性器を包皮の中で軽く押しつぶすように弄ぶと、カオルが吐息を漏らした。俺の時はどうしていただろうか。まだ皮を被っていた時期にどう自分を慰めていたか、それとも自慰を始めたのは皮がむけた後だったか。おぼろ気な記憶は何も教えてはくれなかった。

「はっ……ふっんぅ……♡」

 半勃起程度だった性器が包皮の中でどんどんと固く膨らんでいく。曖昧な俺の手つきでも、カオルは気持ちよくなれているらしい。

「あぅっ、んぅっ……はぁっ♡」

 カオルの艶やかな声が鼓膜を震わせる。風呂の時は声を抑えている様子だったが、今日はそのつもりはないらしい。少し羞恥心から吹っ切れたのかもしれない。

 男の嬌声を耳元で聞くことになるとは、人生とはわからないものだ。カオルの声は甲高いから女性の物に聞こえなくもないが、それでも妙な気分だ。

 やがてカオルの性器は包皮の中で完全に勃起した。男性器が未成熟な場合、勃起をすれば皮がむけるというわけではないらしい。柔らかく伸縮性のある皮はその口をぴったりと閉じてしまっている。

「痛いっ……!」

 包皮をむこうとするとカオルが悲鳴をあげた。こんな悲鳴を聞くくらいなら、まだ喘ぎ声の方が何倍もマシだ。

「悪い。少し焦った」

 まさか一日に二度もこの緻密な行為をすることになるとは。カオルの性器は勃起をした状態でも俺の指より少し太いくらいだ。潤滑剤無しでカオルに痛みを与えないように皮をむくのは簡単なことじゃない。

 ローションがあればよかったが、さすがにそんなものは家に常備していない。何か代わりになるものはあるだろうか。

「ケン君……?」

 手の止まってしまったオレを急かすように、カオルが背中を胸に擦りつけてくる。皮は向けていないが、カオルはもう勃起をして興奮状態にある。早く気持ちよくしてほしいという思いが、その呼吸からも窺える。

「ちょっと考えごとしててな。潤滑剤があればカオルも痛くないだろうから、石鹸を取りに行ってもいいか?」
「……唾液じゃだめなの?」
「……それは――」

 それは、俺が最初に思いついた案でもあった。石鹸を使うのであれば水も必要だし、ベッドの上にタオルも敷かなければならない。それは多少の時間がかかることであり、今の状態のカオルにとっては少しのお預けでも酷だろう。

 この場ですぐに用意できる潤滑剤は唾液だ。さらに舌は指よりも柔らかく、おそらくカオルの痛みはかなり和らげることができる。

「ケン君……?」

 カオルの為ならなんだってしよう。カオルの為なら、男性器を口に含むことだって厭わない。

 心の中で思うだけなら、なんて簡単なことなのだろうか。
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