48 / 114
第四夜
義兄弟はセックスをする
しおりを挟む
優しく、処女を喪う乙女を抱くように。カオルの性器に、俺の性器を突き合わせる。
「んっ……!」
カオルの裏筋に亀頭が触れた。熱いのかどうかはわからない。自身の性器が既に熱を持ってしまっているから。ただ確実に言えるのは、これが気持ちのいい行為だということだ。
「っ……くっ」
カオルの性器から垂れた透明な粘液が、その竿を伝って俺の性器へと流れてくる。それにつられて、俺の性器からも粘液が漏れ出てくる。互いの粘液が混ざって、ドロドロに溶けあって、性器にまとわりついて。そのせいで擦ることによって得られる快楽が強くなっていく。
「あっ……♡ んっ、け、ケン君……♡」
男女のセックスは気持ちいい。弱い粘膜を擦り合わせるから。
同性でもディープキスは気持ちいい。敏感な粘膜を責め合うから。
同性の性器を擦り合わせるのも、そういうことなのだろう。
「カオル……うっく……」
腰を動かすと性器同士が寄り添うように擦れて、いつかはブルンと弾けてしまう。まるで剣道の鍔迫り合いのように。互いの竿を寄せ合って、擦れ合わせて。そして弾かれる。
硬く勃起しているせいで、いくら擦れ合わせていても反発しあってしまう。亀頭同士を擦れ合わせるのが一番気持ちいいのに、瞬間で終わってしまう。カオルももどかしいのだろう。腰がどんどんと浮いてきてしまっている。
「け、ケン君、に、握ってぇ……ふたりのいっしょにぃ♡」
確かに言われてみればその通りだ。安定しないのなら、覆うものを用意してやればいい。二人の性器を、まとめて握ってやればいいのだ。
カオルは、こういうことにはよく頭が回るタイプなのかもしれない。自分の幸福についてのアンテナが敏感なのだろう。
「んぅっ♡♡」
手の平で二人の性器を包むと、カオルがビクビクっと跳ね上がった。さっきまで一瞬しか味わえなかった快感が、今度は気が狂いそうになるほど長い。
カオルがよがって腰を跳ねさせれば敏感な亀頭に刺激が生まれて、そしてまたカオルが跳ねる。押し寄せる多幸感で馬鹿になった俺の頭は、掌を緩めるどころか握る力を強めていく。
互いの一挙一動で快感が生まれるのは、本当に男女のセックスと変わらなかった。
「け、ケン君っ、き、きすっ、してぇ……っ」
本来の趣旨も忘れてしまいうような快感の波。そうだった。カオルはキスをしながらしてほしくて、この行為を望んでいたのだった。
「んぅっ……♡ あむっ、ふぅっ♡」
性感が高まってきたせいか、カオルはさっきよりも積極的だった。まるで貪るように俺の舌に絡みついてきて、唾液を根こそぎ奪っていく。
「んくっ……!」
「はむ、ちゅっ……えへへ、上手になった?」
どうやら俺の喘ぎ声を聞き逃さなかったらしい。カオルは蕩けながらもしたり顔だ。
なんだか生意気だと思ったので、親指でカオルのカリをくりくりと擦ってやった。
「あぁっ♡ そ、それ、ずるいぃっ……♡」
「なんのことだ?」
「や、やだ、イジワルしないでぇっ……さ、先にイっちゃうからぁ……!」
「……安心しろ。俺もそうだから」
「ほっ、ほんと……?」
「あっくっ……ああ、ほんとだよ」
カオルはもう射精しそうだと言っていたが、俺だってそうだ。自分が早漏なのかと疑いたくなってしまうほどに、イこうと思えばいつでもイケる状態だ。
少なくとも女性とのセックスのときはこうも早くなかったはずだが、男性同士のセックスとは早いものなのだろうか。それとも、俺とカオルの相性が特別なのだろうか。判断はできないし、できなくてもいいとも思える。
「じゃ、じゃあ……いっしょにいこ?」
「……善処する」
「……いっしょじゃないと、許さないもん」
そう言って、カオルが俺の唇に飛びついてきた。カオルと口づけを交わすことにもすっかり抵抗感も無くなってしまった。これは性行為中の興奮のせいか、それとも俺の心情が変化したのか。どちらにせよ、俺の舌がカオルの舌を受け入れて蠢いていることだけは事実だ。
「んっ……カオル、イクぞ」
「んっ、ふっ……う、うん」
性器を握る手に力を込めて上下にしごきあげる。同時に腰の前後運動も加速させて、互いの敏感な裏筋を擦り合わせるとすぐに精液が昇ってきた。
「あっあぁっ♡ いっイク♡ け、ケン君、ケンくんっ♡ いっイッちゃうぅ……♡」
「っ……はっ、あぁっ……カオル……くっ!」
「んぅっ、ん~~っ♡♡」
唇を重ねて、カオルの声を直接体内に感じながら。俺とカオルは射精した。
カオルの体に二人分の精液がかけられていって、薄い肌色が濃い白色によって汚されていく。どろりとした白濁液が艶のある肌を滑り落ちて、ソファに黒い染みを作り出した。
「はぅ……♡ あっ、はぁっ……♡」
「はっ……はーっ……」
タイミングは、少しだけカオルが早かった気がした。
「んっ……!」
カオルの裏筋に亀頭が触れた。熱いのかどうかはわからない。自身の性器が既に熱を持ってしまっているから。ただ確実に言えるのは、これが気持ちのいい行為だということだ。
「っ……くっ」
カオルの性器から垂れた透明な粘液が、その竿を伝って俺の性器へと流れてくる。それにつられて、俺の性器からも粘液が漏れ出てくる。互いの粘液が混ざって、ドロドロに溶けあって、性器にまとわりついて。そのせいで擦ることによって得られる快楽が強くなっていく。
「あっ……♡ んっ、け、ケン君……♡」
男女のセックスは気持ちいい。弱い粘膜を擦り合わせるから。
同性でもディープキスは気持ちいい。敏感な粘膜を責め合うから。
同性の性器を擦り合わせるのも、そういうことなのだろう。
「カオル……うっく……」
腰を動かすと性器同士が寄り添うように擦れて、いつかはブルンと弾けてしまう。まるで剣道の鍔迫り合いのように。互いの竿を寄せ合って、擦れ合わせて。そして弾かれる。
硬く勃起しているせいで、いくら擦れ合わせていても反発しあってしまう。亀頭同士を擦れ合わせるのが一番気持ちいいのに、瞬間で終わってしまう。カオルももどかしいのだろう。腰がどんどんと浮いてきてしまっている。
「け、ケン君、に、握ってぇ……ふたりのいっしょにぃ♡」
確かに言われてみればその通りだ。安定しないのなら、覆うものを用意してやればいい。二人の性器を、まとめて握ってやればいいのだ。
カオルは、こういうことにはよく頭が回るタイプなのかもしれない。自分の幸福についてのアンテナが敏感なのだろう。
「んぅっ♡♡」
手の平で二人の性器を包むと、カオルがビクビクっと跳ね上がった。さっきまで一瞬しか味わえなかった快感が、今度は気が狂いそうになるほど長い。
カオルがよがって腰を跳ねさせれば敏感な亀頭に刺激が生まれて、そしてまたカオルが跳ねる。押し寄せる多幸感で馬鹿になった俺の頭は、掌を緩めるどころか握る力を強めていく。
互いの一挙一動で快感が生まれるのは、本当に男女のセックスと変わらなかった。
「け、ケン君っ、き、きすっ、してぇ……っ」
本来の趣旨も忘れてしまいうような快感の波。そうだった。カオルはキスをしながらしてほしくて、この行為を望んでいたのだった。
「んぅっ……♡ あむっ、ふぅっ♡」
性感が高まってきたせいか、カオルはさっきよりも積極的だった。まるで貪るように俺の舌に絡みついてきて、唾液を根こそぎ奪っていく。
「んくっ……!」
「はむ、ちゅっ……えへへ、上手になった?」
どうやら俺の喘ぎ声を聞き逃さなかったらしい。カオルは蕩けながらもしたり顔だ。
なんだか生意気だと思ったので、親指でカオルのカリをくりくりと擦ってやった。
「あぁっ♡ そ、それ、ずるいぃっ……♡」
「なんのことだ?」
「や、やだ、イジワルしないでぇっ……さ、先にイっちゃうからぁ……!」
「……安心しろ。俺もそうだから」
「ほっ、ほんと……?」
「あっくっ……ああ、ほんとだよ」
カオルはもう射精しそうだと言っていたが、俺だってそうだ。自分が早漏なのかと疑いたくなってしまうほどに、イこうと思えばいつでもイケる状態だ。
少なくとも女性とのセックスのときはこうも早くなかったはずだが、男性同士のセックスとは早いものなのだろうか。それとも、俺とカオルの相性が特別なのだろうか。判断はできないし、できなくてもいいとも思える。
「じゃ、じゃあ……いっしょにいこ?」
「……善処する」
「……いっしょじゃないと、許さないもん」
そう言って、カオルが俺の唇に飛びついてきた。カオルと口づけを交わすことにもすっかり抵抗感も無くなってしまった。これは性行為中の興奮のせいか、それとも俺の心情が変化したのか。どちらにせよ、俺の舌がカオルの舌を受け入れて蠢いていることだけは事実だ。
「んっ……カオル、イクぞ」
「んっ、ふっ……う、うん」
性器を握る手に力を込めて上下にしごきあげる。同時に腰の前後運動も加速させて、互いの敏感な裏筋を擦り合わせるとすぐに精液が昇ってきた。
「あっあぁっ♡ いっイク♡ け、ケン君、ケンくんっ♡ いっイッちゃうぅ……♡」
「っ……はっ、あぁっ……カオル……くっ!」
「んぅっ、ん~~っ♡♡」
唇を重ねて、カオルの声を直接体内に感じながら。俺とカオルは射精した。
カオルの体に二人分の精液がかけられていって、薄い肌色が濃い白色によって汚されていく。どろりとした白濁液が艶のある肌を滑り落ちて、ソファに黒い染みを作り出した。
「はぅ……♡ あっ、はぁっ……♡」
「はっ……はーっ……」
タイミングは、少しだけカオルが早かった気がした。
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
還暦の性 若い彼との恋愛模様
MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。
そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。
その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。
全7話
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
母の下着 タンスと洗濯籠の秘密
MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。
颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。
物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。
しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。
センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。
これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。
どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
【短編集】こども病院の日常
moa
キャラ文芸
ここの病院は、こども病院です。
18歳以下の子供が通う病院、
診療科はたくさんあります。
内科、外科、耳鼻科、歯科、皮膚科etc…
ただただ医者目線で色々な病気を治療していくだけの小説です。
恋愛要素などは一切ありません。
密着病院24時!的な感じです。
人物像などは表記していない為、読者様のご想像にお任せします。
※泣く表現、痛い表現など嫌いな方は読むのをお控えください。
歯科以外の医療知識はそこまで詳しくないのですみませんがご了承ください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる