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第3話 断罪
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「ヘンリエッタはいるか!」
ピエールが騒ぎながら、タウンハウスのわたくしの私室に飛び込んできた。
わたくしは書き物机に座ったままで対応した。
「ピエール=ドレナー卿、お約束はなかったと存じますが……。
勝手に入られては、対応しかねます。
しかも結婚前の女性の私室ですのよ!
ドアは開けておいて下さいませ」
だがピエールはドアを閉めた。
どうやらこの話を聞かれたくないようだ。
そして初めから高圧的な態度を取ってきた。
わたくしの態度が今までと違うからだろう。
それはそうだ。
世間知らずの13歳のはずが、前世の記憶のおかげで変わったなんて彼には絶対にわからない。
「うるさい!
お前のせいで、ジュリアが王太子妃になれなかったんだぞ!」
「ジュリアという女性は、もともと子爵家の庶子と聞いております。
初めから身分的に無理なのではございませんか?」
「違う!
俺やクライスとの肉体関係を疑われたからだ。
彼女こそ、国母に相応しいのに……」
「でも早朝のバラ園で逢引きなさっていたのは本当でしょう?
ああ、あの時わたくしが倒れてしまったから、騒ぎになって逃げだしたんでしたよね。
目撃したのはわたくしだけでなく、祖母のレスター公爵夫人も、その侍女たちも一緒でしたの。
わたくし共が口をつぐんでも、侍女たちは下級貴族ですからそのうち漏れていたでしょう。
兄にも追放する前に尋問したところ、関係があったことを認めました。
彼は騎士道精神に則って彼女を守ろうとしたのですけど、彼女の裏切りともう2度と騎士になれないと知って証言したのです」
兄はジュリアが王太子と婚約するなんて知らなかった。
彼女が辺境までついてきてくれると、固く信じていたのだ。
この様子だとピエールは知っていたようだ。
もしかしたら、自分の胤を王位につけようとでも考えていたのかもしれない。
「全部お前のせいなのだな。
俺は結婚しても、お前のような女を絶対に愛することはない!」
私はもう耐えられなくて、大笑いしてしまった。
「何がおかしい!」
「あまりにも頭の回転が悪すぎて、驚いているんですの。
兄が除籍されて、この家にはわたくししかおりません。
つまりあなたの元に嫁ぐことなどできないのです。
すでに婚約解消の手続きを始めていますのよ。
あとは陛下の承認待ちですわ」
「フン、そんなものすぐに下りるだろう
せいせいする!」
「本当はドレナー侯爵夫人から婚約解消は止めて欲しいと言われましたの。
こちらに婿に出したいから、ですって。
あなたを廃嫡したいそうですわ。
まるでごみを捨てるように、我が家に捨てようとなさったんですの。
あなたは王太子殿下の恋人を寝取ったのですよ。
次代の国王陛下に仇なす行為ですわ。
当然、不貞行為を理由にお断りしました」
廃嫡話を聞くと、ピエールは顔を白くした。
一番恐れていたことが起きようとしているから。
「くそっ!
お前は俺に惚れていたから、ジュリアに嫉妬したんだろう」
「憧れがあったことは認めますわ。
でも婚約中に他の女と関係を持つようなだらしない男を、大事な伯爵家に入れるほどお人好しでもありませんの。
わたくしが祖母にあなた方の逢引きを王家に伝えるよう説得したのは、あなたとの婚約を円滑に解消するためです。
祖母は淑女ですから、もう少しで口をつぐむところでしたの。
ですが祖母の証言は、陛下の叔母の証言です。
あなたとの不貞行為を裏付ける、有力な証拠として認められました。
ジュリアとやらは、貞操を守れない時点で王妃にふさわしい女性ではございませんわ。
心根や知性はどうか存じませんが、その点ではあなたも同意されるでしょう?
それに王太子殿下には結婚までは清い体でいたいと嘘をついていたのですから、投獄は当然ですわね」
だって王太子としちゃったら、エセルバートのところに嫁げないからね。
怒りのあまり、ピエールは私を殴ろうと手を振り上げた。
兄がカミラ様にそうしたから、彼もわたくしに暴力をふるうと思っていた。
だからドレスのスカートに隠すようにずっと手にしていた、隣国で出回っている魔法銃を彼の足元を狙って発砲した。
エセルバートが開発したものだ。
さすがのピエールもわたくしの本気を見てとったようだ。
「お前……、俺を殺す気か?」
「わたくし、腕力はございませんがこの銃を撃つぐらいは出来ますの。
射撃の練習もいたしました。
それ以上、近寄ったら次は当てますわ。
もうあなたへの信頼は全くありませんの。
許可も得ず、婚約解消中の相手の私室に扉を閉めて入った時点で、わたくしがあなたを殺めても正当防衛ですのよ。
貴族女性の貞操は、それだけ重要で守るべきものなのです。
それよりもお聞きしたいことがございますの。
あなたは兄を庇わなかった。
どうしてですか?
ジュリアを巡る恋のライバルだからですか?
ずっと親友だと言っていたのは、嘘だったんですか?
あなたが自分も同罪だと言ってくれれば、平民落ちは免れたかもしれませんのに」
わたくしの部屋をノックする音がする。
銃声を聞きつけて、バトラーのローデルが来たのだろう。
上級使用人であるバトラーはノックの必要がないが、わたくしの危機を感じて無理に入って来ないのだろう。
だが扉との間には、ピエールがいて開けられない。
入ってきた老齢のローデルを盾にする可能性がある。
「俺はカミラ嬢に暴力をふるっていない!」
「違いますわ。
あなたのカミラ様への暴言も、同じように問題視されたんですのよ。
あなたが許されたのは、王家の血筋の侯爵家の一員だからです。
でも兄は同じ王家の血筋でも伯爵家だった。
ほぼ同じ血の濃さなのに誰かが罰を受けないと体裁が悪いから、兄と我が伯爵家が受けたのです」
父は泣きながら、自分の身分が低いことを母に謝っていた。
自分さえ公爵や侯爵であれば、このようなことはなかったと。
父と母が深い愛で結ばれていなければ、離縁もあったかもしれない。
お二人とこの伯爵家を、これ以上こいつらに利用されたくない。
「黙れ!
身分の低いものが高いものに踏みつけられるのは当然だ!」
やはりこの男は下種だ。
浮気性だけでなく、親類である私たちを見下している。
「それが本性ですのね。
そうそう、牢のジュリアはこう白状したそうですよ。
本当の目的は、隣国のエセルバート王子ですって。
あなたも、兄も、王太子殿下も、そのほかの人たちも、彼女にとってはただの踏み台ですの。
身分の低い女にまんまと踏みつけられましたわね。
どこが国母に向いているのか、全く理解できませんわ。
とにかくわたくしに殺されたくなければ、さっさと出て行きなさい。
ローデル! お客様がお帰りよ」
古くから仕えてくれているローデルはわたくしたちの会話が不穏なものと気づいて、わざと足音を立てて護衛たちを連れてきてくれていた。
それでピエールは我が家から放り出されたのだ。
「あーあ、手を上げろって言えばよかった。
めったにない機会だったのに……」
その後、彼は廃嫡され領地送りになったらしい。
甘い処置だけれど、もう二度と見かけることはなかった
ジュリアは関係のあった男たちを白状したが、その量に王太子は呆然としたそうだ。
彼女はその後処刑されたが、何も感じなかった。
当然の報いだから。
------------------------------------------------------------------------------------
「あなたは兄を庇わなかった。」とヘンリエッタのセリフがですます調ではありませんが、心理的な強調のためわざとそうしております。
兄とジュリアの関係は彼女の自白で判明しましたが、王家も王太子の失態をかぶせた手前、深追いはしてきませんでした。
1時間後に最終話を投稿します。
ピエールが騒ぎながら、タウンハウスのわたくしの私室に飛び込んできた。
わたくしは書き物机に座ったままで対応した。
「ピエール=ドレナー卿、お約束はなかったと存じますが……。
勝手に入られては、対応しかねます。
しかも結婚前の女性の私室ですのよ!
ドアは開けておいて下さいませ」
だがピエールはドアを閉めた。
どうやらこの話を聞かれたくないようだ。
そして初めから高圧的な態度を取ってきた。
わたくしの態度が今までと違うからだろう。
それはそうだ。
世間知らずの13歳のはずが、前世の記憶のおかげで変わったなんて彼には絶対にわからない。
「うるさい!
お前のせいで、ジュリアが王太子妃になれなかったんだぞ!」
「ジュリアという女性は、もともと子爵家の庶子と聞いております。
初めから身分的に無理なのではございませんか?」
「違う!
俺やクライスとの肉体関係を疑われたからだ。
彼女こそ、国母に相応しいのに……」
「でも早朝のバラ園で逢引きなさっていたのは本当でしょう?
ああ、あの時わたくしが倒れてしまったから、騒ぎになって逃げだしたんでしたよね。
目撃したのはわたくしだけでなく、祖母のレスター公爵夫人も、その侍女たちも一緒でしたの。
わたくし共が口をつぐんでも、侍女たちは下級貴族ですからそのうち漏れていたでしょう。
兄にも追放する前に尋問したところ、関係があったことを認めました。
彼は騎士道精神に則って彼女を守ろうとしたのですけど、彼女の裏切りともう2度と騎士になれないと知って証言したのです」
兄はジュリアが王太子と婚約するなんて知らなかった。
彼女が辺境までついてきてくれると、固く信じていたのだ。
この様子だとピエールは知っていたようだ。
もしかしたら、自分の胤を王位につけようとでも考えていたのかもしれない。
「全部お前のせいなのだな。
俺は結婚しても、お前のような女を絶対に愛することはない!」
私はもう耐えられなくて、大笑いしてしまった。
「何がおかしい!」
「あまりにも頭の回転が悪すぎて、驚いているんですの。
兄が除籍されて、この家にはわたくししかおりません。
つまりあなたの元に嫁ぐことなどできないのです。
すでに婚約解消の手続きを始めていますのよ。
あとは陛下の承認待ちですわ」
「フン、そんなものすぐに下りるだろう
せいせいする!」
「本当はドレナー侯爵夫人から婚約解消は止めて欲しいと言われましたの。
こちらに婿に出したいから、ですって。
あなたを廃嫡したいそうですわ。
まるでごみを捨てるように、我が家に捨てようとなさったんですの。
あなたは王太子殿下の恋人を寝取ったのですよ。
次代の国王陛下に仇なす行為ですわ。
当然、不貞行為を理由にお断りしました」
廃嫡話を聞くと、ピエールは顔を白くした。
一番恐れていたことが起きようとしているから。
「くそっ!
お前は俺に惚れていたから、ジュリアに嫉妬したんだろう」
「憧れがあったことは認めますわ。
でも婚約中に他の女と関係を持つようなだらしない男を、大事な伯爵家に入れるほどお人好しでもありませんの。
わたくしが祖母にあなた方の逢引きを王家に伝えるよう説得したのは、あなたとの婚約を円滑に解消するためです。
祖母は淑女ですから、もう少しで口をつぐむところでしたの。
ですが祖母の証言は、陛下の叔母の証言です。
あなたとの不貞行為を裏付ける、有力な証拠として認められました。
ジュリアとやらは、貞操を守れない時点で王妃にふさわしい女性ではございませんわ。
心根や知性はどうか存じませんが、その点ではあなたも同意されるでしょう?
それに王太子殿下には結婚までは清い体でいたいと嘘をついていたのですから、投獄は当然ですわね」
だって王太子としちゃったら、エセルバートのところに嫁げないからね。
怒りのあまり、ピエールは私を殴ろうと手を振り上げた。
兄がカミラ様にそうしたから、彼もわたくしに暴力をふるうと思っていた。
だからドレスのスカートに隠すようにずっと手にしていた、隣国で出回っている魔法銃を彼の足元を狙って発砲した。
エセルバートが開発したものだ。
さすがのピエールもわたくしの本気を見てとったようだ。
「お前……、俺を殺す気か?」
「わたくし、腕力はございませんがこの銃を撃つぐらいは出来ますの。
射撃の練習もいたしました。
それ以上、近寄ったら次は当てますわ。
もうあなたへの信頼は全くありませんの。
許可も得ず、婚約解消中の相手の私室に扉を閉めて入った時点で、わたくしがあなたを殺めても正当防衛ですのよ。
貴族女性の貞操は、それだけ重要で守るべきものなのです。
それよりもお聞きしたいことがございますの。
あなたは兄を庇わなかった。
どうしてですか?
ジュリアを巡る恋のライバルだからですか?
ずっと親友だと言っていたのは、嘘だったんですか?
あなたが自分も同罪だと言ってくれれば、平民落ちは免れたかもしれませんのに」
わたくしの部屋をノックする音がする。
銃声を聞きつけて、バトラーのローデルが来たのだろう。
上級使用人であるバトラーはノックの必要がないが、わたくしの危機を感じて無理に入って来ないのだろう。
だが扉との間には、ピエールがいて開けられない。
入ってきた老齢のローデルを盾にする可能性がある。
「俺はカミラ嬢に暴力をふるっていない!」
「違いますわ。
あなたのカミラ様への暴言も、同じように問題視されたんですのよ。
あなたが許されたのは、王家の血筋の侯爵家の一員だからです。
でも兄は同じ王家の血筋でも伯爵家だった。
ほぼ同じ血の濃さなのに誰かが罰を受けないと体裁が悪いから、兄と我が伯爵家が受けたのです」
父は泣きながら、自分の身分が低いことを母に謝っていた。
自分さえ公爵や侯爵であれば、このようなことはなかったと。
父と母が深い愛で結ばれていなければ、離縁もあったかもしれない。
お二人とこの伯爵家を、これ以上こいつらに利用されたくない。
「黙れ!
身分の低いものが高いものに踏みつけられるのは当然だ!」
やはりこの男は下種だ。
浮気性だけでなく、親類である私たちを見下している。
「それが本性ですのね。
そうそう、牢のジュリアはこう白状したそうですよ。
本当の目的は、隣国のエセルバート王子ですって。
あなたも、兄も、王太子殿下も、そのほかの人たちも、彼女にとってはただの踏み台ですの。
身分の低い女にまんまと踏みつけられましたわね。
どこが国母に向いているのか、全く理解できませんわ。
とにかくわたくしに殺されたくなければ、さっさと出て行きなさい。
ローデル! お客様がお帰りよ」
古くから仕えてくれているローデルはわたくしたちの会話が不穏なものと気づいて、わざと足音を立てて護衛たちを連れてきてくれていた。
それでピエールは我が家から放り出されたのだ。
「あーあ、手を上げろって言えばよかった。
めったにない機会だったのに……」
その後、彼は廃嫡され領地送りになったらしい。
甘い処置だけれど、もう二度と見かけることはなかった
ジュリアは関係のあった男たちを白状したが、その量に王太子は呆然としたそうだ。
彼女はその後処刑されたが、何も感じなかった。
当然の報いだから。
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「あなたは兄を庇わなかった。」とヘンリエッタのセリフがですます調ではありませんが、心理的な強調のためわざとそうしております。
兄とジュリアの関係は彼女の自白で判明しましたが、王家も王太子の失態をかぶせた手前、深追いはしてきませんでした。
1時間後に最終話を投稿します。
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