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第一章
初仕事にしては重いやつ
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「…ここや、まぁまぁデカイやろ?」
まぁ、確かに、ちょっとした屋敷ぐらいのデカさだ。
「ここはなぁ、リベルタ公爵の屋敷やったとこや、今は特部の基地やけどな。」
「…あのさぁ、特部って何する所なんだ?」
「それ説明してないのに、よくついてきたなって思ってたわ。」
「特部って言うのは、討伐隊とか並の冒険者じゃ手につかない、任務とかを遂行する部隊や、年に1人か2人しか選ばれへん。」
「なるほど。」
「お前は、一撃で街破壊できる力を持ってるからな、入ってもろた。」
「ちなみに、僕が、“隊長“やからな、忘れんとき。」
「おい、お前ら、新人や、」
「お、新人か~久々だな、新しく入ってくんのは。」
「え、ちょっと待って、今、ここ4人しかいないんですか?」
どう数えても、隊長合わせて4人。
「でも今日で5人じゃん?多くなったね~。」
「おい、お前ら、自己紹介でもしとけ。」
「あ、じゃあ俺から、」
「スパラニア、ゴリ押し系魔法の使い手だ、よろしく。あっ、ちなみに苗字しか名乗っちゃだめだぞ。スパイが紛れ込んでたら情報流出ってことになるらしいから。」
聞いたことない魔法の使い手にここで会うとは…っていうかスパイ紛れ込んでたら苗字言ってる時点でアウトだろ。
「エリックだ、ポーション大量生産機ではない、よろしく頼む。」
めっちゃ気になる説明入ってんだけど。
「ヴィンデクティブ、幻獣使いだ、よろしく。」
ここに来て、一番まともな人来た。
「で、隊長のリドルや、よろしくな。」
方言と名前のギャップがすごいな。
「キョクチです。魔法の火力がとにかく高いです。よろしく。」
「そやねん、こいつの魔法、火力高すぎて襲撃してきた魔王軍のみならず街まで崩壊させたからな。」
「「「まじかw」」」
なんで、そこはもった?
…忙しくなりそうだな。
「おい、お前ら、仕事だ、仕事。」
隊長は入ってくるなりそう言った。俺の初任務だ。
「仕事の内容は?」
すかさずエリックが質問した。
「うちの国と隣の国の戦争?を止めて欲しいらしいで。鎮静やな。」
…は?参加するとかじゃなくて鎮静?規模大きくね?
「戦場どこ?近く?」
着替えながらスパラニア、ゴリ押し系魔法の使い手が戦場の場所を聞く。
「うーん、こっから100kmぐらいやな。てか、転移魔法ですぐやない?お前の。」
「あ、確かに、距離関係ねぇな。」
転移魔法使えるのか、なかなか高度な魔術を使うんだな…ゴリ押し系にしては。
「準備ok?じゃあ、ちゃんと捕まっとけよ、」
すると、目の前の視界がグニャリと歪み、何も見えなくなった。
まぁ、確かに、ちょっとした屋敷ぐらいのデカさだ。
「ここはなぁ、リベルタ公爵の屋敷やったとこや、今は特部の基地やけどな。」
「…あのさぁ、特部って何する所なんだ?」
「それ説明してないのに、よくついてきたなって思ってたわ。」
「特部って言うのは、討伐隊とか並の冒険者じゃ手につかない、任務とかを遂行する部隊や、年に1人か2人しか選ばれへん。」
「なるほど。」
「お前は、一撃で街破壊できる力を持ってるからな、入ってもろた。」
「ちなみに、僕が、“隊長“やからな、忘れんとき。」
「おい、お前ら、新人や、」
「お、新人か~久々だな、新しく入ってくんのは。」
「え、ちょっと待って、今、ここ4人しかいないんですか?」
どう数えても、隊長合わせて4人。
「でも今日で5人じゃん?多くなったね~。」
「おい、お前ら、自己紹介でもしとけ。」
「あ、じゃあ俺から、」
「スパラニア、ゴリ押し系魔法の使い手だ、よろしく。あっ、ちなみに苗字しか名乗っちゃだめだぞ。スパイが紛れ込んでたら情報流出ってことになるらしいから。」
聞いたことない魔法の使い手にここで会うとは…っていうかスパイ紛れ込んでたら苗字言ってる時点でアウトだろ。
「エリックだ、ポーション大量生産機ではない、よろしく頼む。」
めっちゃ気になる説明入ってんだけど。
「ヴィンデクティブ、幻獣使いだ、よろしく。」
ここに来て、一番まともな人来た。
「で、隊長のリドルや、よろしくな。」
方言と名前のギャップがすごいな。
「キョクチです。魔法の火力がとにかく高いです。よろしく。」
「そやねん、こいつの魔法、火力高すぎて襲撃してきた魔王軍のみならず街まで崩壊させたからな。」
「「「まじかw」」」
なんで、そこはもった?
…忙しくなりそうだな。
「おい、お前ら、仕事だ、仕事。」
隊長は入ってくるなりそう言った。俺の初任務だ。
「仕事の内容は?」
すかさずエリックが質問した。
「うちの国と隣の国の戦争?を止めて欲しいらしいで。鎮静やな。」
…は?参加するとかじゃなくて鎮静?規模大きくね?
「戦場どこ?近く?」
着替えながらスパラニア、ゴリ押し系魔法の使い手が戦場の場所を聞く。
「うーん、こっから100kmぐらいやな。てか、転移魔法ですぐやない?お前の。」
「あ、確かに、距離関係ねぇな。」
転移魔法使えるのか、なかなか高度な魔術を使うんだな…ゴリ押し系にしては。
「準備ok?じゃあ、ちゃんと捕まっとけよ、」
すると、目の前の視界がグニャリと歪み、何も見えなくなった。
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