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第十一章 名誉騎士と宝石の角
列車で南へ
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ビビ達と別れた翌早朝、集合場所を駅前広場にした健太郎達はビビ達と合流し早速、駅の改札を通り列車へと乗り込んだ。
ちなみにだが、滞在費等はガッドから貰った宝石を換金する事でエルダガンドの通貨を手に入れ、そこから支払った。
料金は往復で一人ラーグ金貨に換算して一枚程。金貨一枚あればラーグでは一週間程度、安宿に泊まれる事を考えると中々な値段だ。
「結構するんだねぇ」
「まだまだ路線も少ないっスから。今後、国中に鉄道が敷かれてお客が増えれば安くなる筈っス」
列車は二人が向かい合う形で座席が設けられ、一車両に四十人ぐらいは座れそうだ。
客は疎らで九人の大所帯だったが問題無く座る事が出来た。
座席は布張りでクッションも効いており、長時間座っていても苦にはならないだろう。
「中々、座り心地のいい椅子だな」
ギャガンもそう感じたのか、ぼそりと感想を呟いた。
「あっ、ホントっスか? えへへ、その椅子は俺のアイデアなんス。前にミシマさんに乗った時、椅子がフカフカで移動が楽だったんで、隊長を通して上に進言してもらったんス」
「確かにミシマの変形した乗り物の椅子はどれも座り心地がいいな」
「リグ、予は一番前の車に乗りたい」
「お爺様、一番前は魔導車という後ろの車を引っ張る車で、御者以外は乗れないそうですよ」
「嫌ぢゃッ!! 一番前で景色を楽しみたいのぢゃッ!!」
駄々をこねるクルストを見かねたビビが彼に声を掛ける。
「えっと、クルスさんでしたっけ?」
「うむ、予はクルストゲッバー、フガッ!?」
本名を言いそうになったクルスの口を咄嗟にパムが塞ぐ。
「えへへ、それで何、ビビちゃん」
「……えっと、一応、この鉄道の所属は軍部なんで、俺が話せば見学ぐらいなら出来ると思うっスよ」
「フガッ!? ホントかッ!?」
ビビの言葉を聞いたクルストは、パムが塞いだ手を押し除けビビに満面の笑みを見せる。
「うっス。運転とかは無理っスけど、頼めば運転席ぐらいなら見せて貰える筈っス」
「やったのぢゃッ!! では早く行くのぢゃッ!!」
「わっ、力つよッ!? ああ、慌てると転ぶッスよっ!!」
「大丈夫なのぢゃッ!!」
「お爺様、待って下さいよッ!!」
クルストはビビの手を引いて先頭車両へ向かって行く。その後を慌ててリグナリオが追っていった。
「本当に落ち着きのねぇ爺だ……俺も行ってる来るぜ」
「よろしく頼むよ」
「では私も行こう」
「ああ、クルスが面倒を起こさない様に見張っておくれ」
「分かっている」
ギャガンとグリゼルダが三人の後を追い残ったのは健太郎、ミラルダ、パム、そしてシャーリアだった。
「そういえば、昨日は詳しく聞けなかったけど、シャーリアはビビと暮らしてるんだろ?」
「はい、彼女が軍から与えられている部屋に居候しています」
「普段はどんな事してるんだい?」
「そうですね……バッツ達からお小遣いをもらっているので、そのお金でランチしたりとかですかね」
「……コホー……」
……お小遣い貰ってランチって……紐か富裕層の主婦みたいな生活だなぁ。
健太郎がそんな感想を抱いていると、やがて発車のベルが鳴り響き列車は駅のホームを抜け南へ向かって走り始めた。
「ねぇねぇ、ミラルダ。シャーリアさんはホントに元ドラゴンなの? 人間にしか見えないんだけど?」
「ホントに元ドラゴンだよ。カルディナさんに話した金竜王の迷宮の話は覚えてるよね?」
「うん、竜に乗ってエルダガンドの王宮を……」
「そうそれ、その話に出て来た金竜が目の前のシャーリアだよ」
「ホントにホントなんだ……竜って人を生き返らせたり出来るんだねぇ」
パムが視線を向けるとシャーリアはニッコリと微笑んだ。
「全部の竜がそんな力を持つ訳ではないですし、今は殆どの力を失って人族と変わりないですけど」
「もう竜には戻れないの?」
「ええ。多分、今ごろ金竜王の迷宮には、新たな竜が生まれている筈です」
「コホー……」
キューやタニアと同じって訳だな……そういえばあのダンジョンにもキューの代わりに新しい竜が生まれてるんだろうか……。
健太郎が持ち歩く様にした黒板に言葉を並べると、ミラルダとパムは首を捻った。
「どうかねぇ。ダンジョンにモンスターが湧く仕組みは未だに良く分かってないからねぇ」
「それぞれで仕組みは違うって聞いた事あるよ」
「私がいた渓谷は住み着いた魔物が番となって繁殖してましたね。私の様な竜だけはいつの間にか卵が出現する様ですが……」
「うーん、竜も転生者と同じで、神様とかが送り込んでるのかもしれないねぇ」
神様か……俺もその神様がこの世界に送り込んだのだろうか……便利な体ではあるがせめて普通に喋れるようにしてほしかったぜ。
健太郎が神に対して体の不満を脳裏に思い浮かべていると、ワゴンを押して女性乗務員が通路を歩いて来た。
「中央鉄道名物、山脈の釜めしはいかがでしょうか? ロビー山脈の雪解け水を使い国産米を焚き上げた大変美味しい一品となっております」
「コホー……コホー」
駅弁まであるのか……絶対、コレってばキュベルのアイデアだろう。
「釜めし一つ下さい」
シャーリアが乗務員を呼び止め釜めしを注文する。
「シャーリア、朝ごはん食べてないのかい?」
「えっ、食べましたよ。でも名物なんだから食べてみたいじゃないですか」
シャーリアはそう話しながら、乗務員にお金を渡し焼き物のお釜に入った釜めしを受け取ると、早速、蓋を開いて付属の木のスプーンで食べ始めた。
「お出汁が効いてて美味しいです」
もっもっと炊き込みご飯を掻きこむシャーリアを見て、パムはキューの姿と重なったのか、確かに元竜だと確信したのだった。
■◇■◇■◇■
一方、その頃、戦闘車両へ向かったクルスト達は、正規軍所属のビビのおかげで列車を引く魔導車の運転席の見学を行っていた。
「基本的にはこのレバーを操作して加速減速を行うだけです。ただ、線路を横断しようとする獣や人、荷車なんかもいますから気は抜けないですけどね」
「そうか……カッコイイのぢゃ……」
運転席に座った乗務員はそう説明する間も視線は前を見たままだった。
ただ、クルストの真っすぐな賞賛にその口元には笑みが浮かんでいた。
魔導車は魔石を動力源としている為か、蒸気機関車のように大きな音は出さず、聞こえるのは線路のつなぎ目を走る車輪の音とフィーンというモータに似た稼働音だけだった。
「凄いのぢゃ……早いのじゃッ……」
「確かにこれだけ高速で大量の人員を運べるのは凄いな……」
目をキラキラと輝かせるクルストと、感心した様子のリグナリオにビビが前方を指差し声を上げる。
「あっ、この先の鉄橋を作ったのはうちらの隊っスよッ!!」
「おお、鉄の橋ぢゃッ!! いいのうッ、リグ、ラーグにも欲しいのぢゃッ!!」
「……そうですね……」
純粋に見た事の無い物に驚いて、欲しがっているクルストと違い、リグナリオの頭の中では鉄道を使った輸送システムの構築が為されていた。
「どうスか、グリゼルダ。なかなかの物でしょう?」
「そうだな…………キュベルは魔法技術の輸出を考えているそうだが、それは本当か?」
グリゼルダは自慢げなビビの耳元に口を近づけ囁く。
「隊長に聞いた話じゃ本当らしいっス」
「あの女、コイツを戦争に使ったりはしねぇよな?」
「……もし、エルダガンドが何処かから侵略された場合、キュベルの考えがどうであれ、そうなる可能性はあるッス。でも俺達やあの作戦に参加した仲間が集めた情報じゃ、キュベル自身はその気は全くないらしいっス」
そうギャガンとグリゼルダに囁き返したビビの目は真っすぐに二人を見返していた。
「そうか……まっ、引き続きあいつが変な事言い出さねぇ様に監視は続けてくれ」
「分かってるッス。俺も仲間も無茶な作戦を命令されるのはコリゴリっスから……さて、クルスさん、そろそろ客車に戻りましょう」
「うぅ、もうか?」
「ええ、あんまり長居してもお仕事してる運転手さんに迷惑っスから」
「お爺様、彼には彼の仕事があります。我儘で邪魔をしてはいけませんよ」
「……わかったのぢゃ。見せてくれてありがとうなのぢゃッ」
「ええ、どういたしまして」
ビビとリグナリオに説得されたクルストは運転手に礼を言うと、運転席、そしてその先のフロントガラスから覗く景色を名残惜しそうに眺め、小さく息を吐いて客車へと続く廊下に歩みを進めた。
「では僕も……君、お爺様の我儘に付き合ってくれて感謝する」
「いえ、お気になさらず」
「中々に興味深かった」
「あんがとよ。兄ちゃん」
「お役に立てたなら良かったです」
クルストに続きリグナリオとギャガン達も運転手に礼を述べ、その場を後にする。
最後に残ったビビが運転を続ける運転手に踵を合わせ敬礼をした。
「協力、感謝するっス」
「いえ、色んな人に知ってもらって利用してもらえると、こちらも有難いので」
敬礼したビビにそう返すと、運転手は短く敬礼しながら微笑みを浮かべた。
ちなみにだが、滞在費等はガッドから貰った宝石を換金する事でエルダガンドの通貨を手に入れ、そこから支払った。
料金は往復で一人ラーグ金貨に換算して一枚程。金貨一枚あればラーグでは一週間程度、安宿に泊まれる事を考えると中々な値段だ。
「結構するんだねぇ」
「まだまだ路線も少ないっスから。今後、国中に鉄道が敷かれてお客が増えれば安くなる筈っス」
列車は二人が向かい合う形で座席が設けられ、一車両に四十人ぐらいは座れそうだ。
客は疎らで九人の大所帯だったが問題無く座る事が出来た。
座席は布張りでクッションも効いており、長時間座っていても苦にはならないだろう。
「中々、座り心地のいい椅子だな」
ギャガンもそう感じたのか、ぼそりと感想を呟いた。
「あっ、ホントっスか? えへへ、その椅子は俺のアイデアなんス。前にミシマさんに乗った時、椅子がフカフカで移動が楽だったんで、隊長を通して上に進言してもらったんス」
「確かにミシマの変形した乗り物の椅子はどれも座り心地がいいな」
「リグ、予は一番前の車に乗りたい」
「お爺様、一番前は魔導車という後ろの車を引っ張る車で、御者以外は乗れないそうですよ」
「嫌ぢゃッ!! 一番前で景色を楽しみたいのぢゃッ!!」
駄々をこねるクルストを見かねたビビが彼に声を掛ける。
「えっと、クルスさんでしたっけ?」
「うむ、予はクルストゲッバー、フガッ!?」
本名を言いそうになったクルスの口を咄嗟にパムが塞ぐ。
「えへへ、それで何、ビビちゃん」
「……えっと、一応、この鉄道の所属は軍部なんで、俺が話せば見学ぐらいなら出来ると思うっスよ」
「フガッ!? ホントかッ!?」
ビビの言葉を聞いたクルストは、パムが塞いだ手を押し除けビビに満面の笑みを見せる。
「うっス。運転とかは無理っスけど、頼めば運転席ぐらいなら見せて貰える筈っス」
「やったのぢゃッ!! では早く行くのぢゃッ!!」
「わっ、力つよッ!? ああ、慌てると転ぶッスよっ!!」
「大丈夫なのぢゃッ!!」
「お爺様、待って下さいよッ!!」
クルストはビビの手を引いて先頭車両へ向かって行く。その後を慌ててリグナリオが追っていった。
「本当に落ち着きのねぇ爺だ……俺も行ってる来るぜ」
「よろしく頼むよ」
「では私も行こう」
「ああ、クルスが面倒を起こさない様に見張っておくれ」
「分かっている」
ギャガンとグリゼルダが三人の後を追い残ったのは健太郎、ミラルダ、パム、そしてシャーリアだった。
「そういえば、昨日は詳しく聞けなかったけど、シャーリアはビビと暮らしてるんだろ?」
「はい、彼女が軍から与えられている部屋に居候しています」
「普段はどんな事してるんだい?」
「そうですね……バッツ達からお小遣いをもらっているので、そのお金でランチしたりとかですかね」
「……コホー……」
……お小遣い貰ってランチって……紐か富裕層の主婦みたいな生活だなぁ。
健太郎がそんな感想を抱いていると、やがて発車のベルが鳴り響き列車は駅のホームを抜け南へ向かって走り始めた。
「ねぇねぇ、ミラルダ。シャーリアさんはホントに元ドラゴンなの? 人間にしか見えないんだけど?」
「ホントに元ドラゴンだよ。カルディナさんに話した金竜王の迷宮の話は覚えてるよね?」
「うん、竜に乗ってエルダガンドの王宮を……」
「そうそれ、その話に出て来た金竜が目の前のシャーリアだよ」
「ホントにホントなんだ……竜って人を生き返らせたり出来るんだねぇ」
パムが視線を向けるとシャーリアはニッコリと微笑んだ。
「全部の竜がそんな力を持つ訳ではないですし、今は殆どの力を失って人族と変わりないですけど」
「もう竜には戻れないの?」
「ええ。多分、今ごろ金竜王の迷宮には、新たな竜が生まれている筈です」
「コホー……」
キューやタニアと同じって訳だな……そういえばあのダンジョンにもキューの代わりに新しい竜が生まれてるんだろうか……。
健太郎が持ち歩く様にした黒板に言葉を並べると、ミラルダとパムは首を捻った。
「どうかねぇ。ダンジョンにモンスターが湧く仕組みは未だに良く分かってないからねぇ」
「それぞれで仕組みは違うって聞いた事あるよ」
「私がいた渓谷は住み着いた魔物が番となって繁殖してましたね。私の様な竜だけはいつの間にか卵が出現する様ですが……」
「うーん、竜も転生者と同じで、神様とかが送り込んでるのかもしれないねぇ」
神様か……俺もその神様がこの世界に送り込んだのだろうか……便利な体ではあるがせめて普通に喋れるようにしてほしかったぜ。
健太郎が神に対して体の不満を脳裏に思い浮かべていると、ワゴンを押して女性乗務員が通路を歩いて来た。
「中央鉄道名物、山脈の釜めしはいかがでしょうか? ロビー山脈の雪解け水を使い国産米を焚き上げた大変美味しい一品となっております」
「コホー……コホー」
駅弁まであるのか……絶対、コレってばキュベルのアイデアだろう。
「釜めし一つ下さい」
シャーリアが乗務員を呼び止め釜めしを注文する。
「シャーリア、朝ごはん食べてないのかい?」
「えっ、食べましたよ。でも名物なんだから食べてみたいじゃないですか」
シャーリアはそう話しながら、乗務員にお金を渡し焼き物のお釜に入った釜めしを受け取ると、早速、蓋を開いて付属の木のスプーンで食べ始めた。
「お出汁が効いてて美味しいです」
もっもっと炊き込みご飯を掻きこむシャーリアを見て、パムはキューの姿と重なったのか、確かに元竜だと確信したのだった。
■◇■◇■◇■
一方、その頃、戦闘車両へ向かったクルスト達は、正規軍所属のビビのおかげで列車を引く魔導車の運転席の見学を行っていた。
「基本的にはこのレバーを操作して加速減速を行うだけです。ただ、線路を横断しようとする獣や人、荷車なんかもいますから気は抜けないですけどね」
「そうか……カッコイイのぢゃ……」
運転席に座った乗務員はそう説明する間も視線は前を見たままだった。
ただ、クルストの真っすぐな賞賛にその口元には笑みが浮かんでいた。
魔導車は魔石を動力源としている為か、蒸気機関車のように大きな音は出さず、聞こえるのは線路のつなぎ目を走る車輪の音とフィーンというモータに似た稼働音だけだった。
「凄いのぢゃ……早いのじゃッ……」
「確かにこれだけ高速で大量の人員を運べるのは凄いな……」
目をキラキラと輝かせるクルストと、感心した様子のリグナリオにビビが前方を指差し声を上げる。
「あっ、この先の鉄橋を作ったのはうちらの隊っスよッ!!」
「おお、鉄の橋ぢゃッ!! いいのうッ、リグ、ラーグにも欲しいのぢゃッ!!」
「……そうですね……」
純粋に見た事の無い物に驚いて、欲しがっているクルストと違い、リグナリオの頭の中では鉄道を使った輸送システムの構築が為されていた。
「どうスか、グリゼルダ。なかなかの物でしょう?」
「そうだな…………キュベルは魔法技術の輸出を考えているそうだが、それは本当か?」
グリゼルダは自慢げなビビの耳元に口を近づけ囁く。
「隊長に聞いた話じゃ本当らしいっス」
「あの女、コイツを戦争に使ったりはしねぇよな?」
「……もし、エルダガンドが何処かから侵略された場合、キュベルの考えがどうであれ、そうなる可能性はあるッス。でも俺達やあの作戦に参加した仲間が集めた情報じゃ、キュベル自身はその気は全くないらしいっス」
そうギャガンとグリゼルダに囁き返したビビの目は真っすぐに二人を見返していた。
「そうか……まっ、引き続きあいつが変な事言い出さねぇ様に監視は続けてくれ」
「分かってるッス。俺も仲間も無茶な作戦を命令されるのはコリゴリっスから……さて、クルスさん、そろそろ客車に戻りましょう」
「うぅ、もうか?」
「ええ、あんまり長居してもお仕事してる運転手さんに迷惑っスから」
「お爺様、彼には彼の仕事があります。我儘で邪魔をしてはいけませんよ」
「……わかったのぢゃ。見せてくれてありがとうなのぢゃッ」
「ええ、どういたしまして」
ビビとリグナリオに説得されたクルストは運転手に礼を言うと、運転席、そしてその先のフロントガラスから覗く景色を名残惜しそうに眺め、小さく息を吐いて客車へと続く廊下に歩みを進めた。
「では僕も……君、お爺様の我儘に付き合ってくれて感謝する」
「いえ、お気になさらず」
「中々に興味深かった」
「あんがとよ。兄ちゃん」
「お役に立てたなら良かったです」
クルストに続きリグナリオとギャガン達も運転手に礼を述べ、その場を後にする。
最後に残ったビビが運転を続ける運転手に踵を合わせ敬礼をした。
「協力、感謝するっス」
「いえ、色んな人に知ってもらって利用してもらえると、こちらも有難いので」
敬礼したビビにそう返すと、運転手は短く敬礼しながら微笑みを浮かべた。
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