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2 友人のY
31 梅のひとりごと
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私の前世は、自身の兄弟すら名前なんか覚えてられないほどに家族が多かったし、使用人の数も把握できないほどに、屋敷には人が多かった。
それでも、自身の長男と一つ上である姉はよく覚えている。
長男である、柊悟は四条家の次期当主だから嫌でも目に入り、性格はこちらの神経を逆撫でするような嫌な人だし、何考えているか分からない不気味な人だった。
そして、一つ上の姉である椿、歳も近いこともあるが、肝心な時は下手をやるし、作法も下手くそ、その上に引っ込み思案で何もない人だった。いつも不安そうな顔は見ているとイライラしてくる。
それだけでウザいというのに、次期当主である兄が何故か椿に目をかけていた。
いつものように椿が失敗して落ち込んでいる時に、いの一番に話しかけに行くのは兄だった。それはあからさまで、どの兄弟よりも優しく丁寧に接していた。
理解できない。家にいても何もできない椿に優しくするのが理解できない。
切り捨てる人間だというのに、分からない。それだったら、何でも出来る私の方が大事にされるべきだと、苛立ちが積もった。
でも次期当主に優しくされても所詮は落ちこぼれだから、相手にする方が馬鹿らしい。
それから大人になって時が経ち、椿が名のある無月家に嫁いだと、聞かされた時は自身の耳を疑った。
あの落ちこぼれが何故と思ったが、どうやら兄である柊悟が口利きをしたと聞いて納得した。長年の媚びが実ったのだと。
それだというのに、何も分かっていない周りの奴らは姉の方に先を越されただの、やっぱりお姉さんの方が聡明だったものねと、的外れな事言っては私を下だと見下した。
ふざけるな。
私があの人より下だというのか。
周りに負けないように私がどれだけ気を遣って努力してきたか。あの無能と違って、私の方が聡明で優秀なんだよ。
それでも周りから評価は椿が上で私が下。あの人に負けている事実に燃えるような怒りが湧いてきては、殺意に似た憎しみに変わった。
証明してやる私の方が上だって事を、周りに分からせてやる。
私が四条家で一番なのよ。所詮、旦那の名前を借りているに過ぎない。私の方があんな女に負けているはずない。
それから数年が経ち勝手に椿は死んだ。死因は自死だった。精神がおかしくなった故だと兄から聞かされた。
そんな可哀そうなことにと兄の前で泣いて見せたが、ざまぁないとドロドロとした心の中でほくそ笑んだ。ほら、椿は容易くつぶれた。
けれど、兄は最後に
『そうだ。子供は元気か。夫婦、仲良くやっているか』
瞳を細めては満面な笑みを浮かべた。何気ない家族の会話だと言うのに、たったその一言が今でも頭に焼き付いて忘れられない。
体は震えだし、手に握る汗と共に、どう答えたのか今でも思い出せない。
*
「ーーーっメイちゃん」
肩を軽く叩かれて、自身が白昼夢を見ていた事に気がついた。
「ごっ、ごめん~、ボーッとしてた。話なんだったかな」
「それでね、彼氏がぁ」
楽しそうに隣を歩く友人は、もう恋人の愚痴しか話してくれなくなった。この子から得られる雪久の情報はなさそうだ。
雪久とは、私の通う学校の一年先輩であり有名人である。スタイルと共に顔が完璧すぎて入学当初から有名人だったらしく、他校からも告白が後を絶たなかった。
けれど、どれだけ美少女が来ようと、どれだけ愛を伝えようと冷たくあしらった。一時は男が好きなのではと噂が出回るほどに、女から遠ざかっていた。
それはそれで誠実だと女子達の人気は鰻上りとなり、ドライな性格もあり、付いたあだ名が『氷の王子様』だったか。
笑っちゃいそうになるけど、近付きたくても近づけない存在を手に入れたら、周りをどう思うだろうか。羨ましがって、ハンカチを引き裂くに決まっている。
だから、私はあの男を取り込んでやろうと決めた。
決めたものの、周りになかなかの障壁がある。狙う女子達が邪魔なのはもちろん、雪久の友人。特に海北という男がいる間は近くにすらいけない。私の所業を全て知ったような目で見てくるから、彼奴は危険だと奥底で警告音が鳴る。
海北がいない間に割り入って無理矢理話しかけようものなら、狙う女子達に蜂の巣にされるのは目に見えている。
だから、学校の外でどうにかと関係を築こうと画策したが、どれも上手くいかない。妹と仲良くなって近づいたり、わざと男に私を襲わせて気を引いたりとしたが、いつも肝心な時に邪魔が入る。
近づいた妹は意味の分からないこと言って邪魔だったし、こうも立て続けに失敗しては誰かにわざと妨害されているとしか思えない。私の思考を読むようなまね、柊悟兄さんじゃないんだから……
「メイちゃん……顔色が真っ青だよ」
「ごめん気分が悪くなったから、近くのお店で休んでくる。電車乗り遅れそうだし先に帰ってて」
「分かった。じゃあ、また明日ね」
友人は心配そうな顔をしては手を振って、駅の方に軽快に歩いて行く。
最悪。兄さんのことを思い出したら、一気に気分が悪くなった。
肺は重く、そして細く息を吐きながら、スマホを取り出して車で迎えに来てくれそうな男を探す。
ついでにお腹空いたし、奢ってくれないかな。コイツは面倒、アイツは今日仕事、画面をスクロールしては良い相手を探していたのに、肩を後ろから掴まれた。
なに。私に気安く触る馬鹿は誰だ。
振り返れば、同じ赤い瞳を持った金髪に染め上げた知らない男子高生が立っていた。耳にはいくつものピアス、見るからに不良の男は、息は荒く、汗ばんだ手に、額から汗が流れていて、どこからどう見ても不審者だったから、叫んでやろうとお腹に力を入れた。
「……っ毒……唆したのはアンタだろ」
「はぁ?」
意味分からない言葉に、腹に溜めていた空気が抜ける。
「ちょっと、やめてください。突然なんですか」
「アンタがっ、入れろって家族を使って……脅してそれでっ」
肩に置かれた手を払い落としたが、それでも片目を瞑り歪んだ顔で頭を押さえながら、必死に何かを私に話そうとしてくる。
「お茶に入っていることを俺は知ってた……ずっと、でも声がっないから助けられなくて、苦しくて」
理解不能な言葉を並べる全く知らない男、耳を傾けるだけ無駄だと分かっている、分かっているけど。
「っ母を殺したのは……アンタだ」
お前が何故そのことを知っている。
「意味のわからない言い掛かりやめてもらっていいですか。警察呼びますよ」
そう言ってやれば、男は身を縮ませて怯むと「あれ?俺また変なことを口走って……」と自身でも訳が分からないと頭を抱えながら釈明をする。
「無理矢理引っ掴んでこんなこと、次はないですから」
「すいません」
面倒だな。怪しいコイツの名前を聞いた方がいいか。いや、まだこの男は何も分かってない。変な刺激して思い出されても困る。
「薮内、急に走ってどうした」
男の元に駆けつけてきたのは同じ制服を着た何一つ特徴がない男だったが、私は知っていた。
赤橋、せっかくお膳立てして、やっとのところで横入りして台無しにした奴。
「……梅子」
そして瞳をこちらに向ければ私の名前を呼ぶ。こちらの名前まで把握しているのか。ああ、今日はいい事がないし気分が悪い。
「帰る」
早く立ち去ってしまいたい。そう思っていたのに私の手首は赤橋によってしっかりと握られ、再び行く先を止められた。
「梅子、待て」
「なに? 気持ち悪いだけど、触らないでもらえる。気でもあるなら、お門違いよ」
「……梅子……俺は、私は椿だ。四条の娘であり、貴方の姉です。突然こんな宣言されても困ると思うけど、貴方と話すにはこうするしかない」
「だから、一度話をさせて」と初めて会話がそれって、頭がおかしいのか。
素性を明かした赤橋は私を真っ直ぐと見つめては、自身が証明だというように胸に手を当てては服を握る。
「意味わかんないっ、さっきからいい加減にしてよ。私に対して嫌がらせなの」
「梅子、混乱しているのは分かっている。とにかく、私の話を落ち着いて聞いて」
「誰が聞くか。意味分からないこと立て続けに言って馬鹿にするのはやめてくれる」
「貴方は何もわかってない。兄さま、あの人が」
「ぐちゃぐちゃ、うるさいっ!」
目の前のどこでもいそうな男が、あの姉のはずがない。ない。弱々しい姉が私に対して、堂々とものが言えないもの。
「まって」
だから、話を聴くことはなく、手を振り払い私はこの場から逃げていた。
椿って、今さらなに? 私が責められることをした? だって、あれは私のせいじゃない、勝手にやった事だ。
それでも、自身の長男と一つ上である姉はよく覚えている。
長男である、柊悟は四条家の次期当主だから嫌でも目に入り、性格はこちらの神経を逆撫でするような嫌な人だし、何考えているか分からない不気味な人だった。
そして、一つ上の姉である椿、歳も近いこともあるが、肝心な時は下手をやるし、作法も下手くそ、その上に引っ込み思案で何もない人だった。いつも不安そうな顔は見ているとイライラしてくる。
それだけでウザいというのに、次期当主である兄が何故か椿に目をかけていた。
いつものように椿が失敗して落ち込んでいる時に、いの一番に話しかけに行くのは兄だった。それはあからさまで、どの兄弟よりも優しく丁寧に接していた。
理解できない。家にいても何もできない椿に優しくするのが理解できない。
切り捨てる人間だというのに、分からない。それだったら、何でも出来る私の方が大事にされるべきだと、苛立ちが積もった。
でも次期当主に優しくされても所詮は落ちこぼれだから、相手にする方が馬鹿らしい。
それから大人になって時が経ち、椿が名のある無月家に嫁いだと、聞かされた時は自身の耳を疑った。
あの落ちこぼれが何故と思ったが、どうやら兄である柊悟が口利きをしたと聞いて納得した。長年の媚びが実ったのだと。
それだというのに、何も分かっていない周りの奴らは姉の方に先を越されただの、やっぱりお姉さんの方が聡明だったものねと、的外れな事言っては私を下だと見下した。
ふざけるな。
私があの人より下だというのか。
周りに負けないように私がどれだけ気を遣って努力してきたか。あの無能と違って、私の方が聡明で優秀なんだよ。
それでも周りから評価は椿が上で私が下。あの人に負けている事実に燃えるような怒りが湧いてきては、殺意に似た憎しみに変わった。
証明してやる私の方が上だって事を、周りに分からせてやる。
私が四条家で一番なのよ。所詮、旦那の名前を借りているに過ぎない。私の方があんな女に負けているはずない。
それから数年が経ち勝手に椿は死んだ。死因は自死だった。精神がおかしくなった故だと兄から聞かされた。
そんな可哀そうなことにと兄の前で泣いて見せたが、ざまぁないとドロドロとした心の中でほくそ笑んだ。ほら、椿は容易くつぶれた。
けれど、兄は最後に
『そうだ。子供は元気か。夫婦、仲良くやっているか』
瞳を細めては満面な笑みを浮かべた。何気ない家族の会話だと言うのに、たったその一言が今でも頭に焼き付いて忘れられない。
体は震えだし、手に握る汗と共に、どう答えたのか今でも思い出せない。
*
「ーーーっメイちゃん」
肩を軽く叩かれて、自身が白昼夢を見ていた事に気がついた。
「ごっ、ごめん~、ボーッとしてた。話なんだったかな」
「それでね、彼氏がぁ」
楽しそうに隣を歩く友人は、もう恋人の愚痴しか話してくれなくなった。この子から得られる雪久の情報はなさそうだ。
雪久とは、私の通う学校の一年先輩であり有名人である。スタイルと共に顔が完璧すぎて入学当初から有名人だったらしく、他校からも告白が後を絶たなかった。
けれど、どれだけ美少女が来ようと、どれだけ愛を伝えようと冷たくあしらった。一時は男が好きなのではと噂が出回るほどに、女から遠ざかっていた。
それはそれで誠実だと女子達の人気は鰻上りとなり、ドライな性格もあり、付いたあだ名が『氷の王子様』だったか。
笑っちゃいそうになるけど、近付きたくても近づけない存在を手に入れたら、周りをどう思うだろうか。羨ましがって、ハンカチを引き裂くに決まっている。
だから、私はあの男を取り込んでやろうと決めた。
決めたものの、周りになかなかの障壁がある。狙う女子達が邪魔なのはもちろん、雪久の友人。特に海北という男がいる間は近くにすらいけない。私の所業を全て知ったような目で見てくるから、彼奴は危険だと奥底で警告音が鳴る。
海北がいない間に割り入って無理矢理話しかけようものなら、狙う女子達に蜂の巣にされるのは目に見えている。
だから、学校の外でどうにかと関係を築こうと画策したが、どれも上手くいかない。妹と仲良くなって近づいたり、わざと男に私を襲わせて気を引いたりとしたが、いつも肝心な時に邪魔が入る。
近づいた妹は意味の分からないこと言って邪魔だったし、こうも立て続けに失敗しては誰かにわざと妨害されているとしか思えない。私の思考を読むようなまね、柊悟兄さんじゃないんだから……
「メイちゃん……顔色が真っ青だよ」
「ごめん気分が悪くなったから、近くのお店で休んでくる。電車乗り遅れそうだし先に帰ってて」
「分かった。じゃあ、また明日ね」
友人は心配そうな顔をしては手を振って、駅の方に軽快に歩いて行く。
最悪。兄さんのことを思い出したら、一気に気分が悪くなった。
肺は重く、そして細く息を吐きながら、スマホを取り出して車で迎えに来てくれそうな男を探す。
ついでにお腹空いたし、奢ってくれないかな。コイツは面倒、アイツは今日仕事、画面をスクロールしては良い相手を探していたのに、肩を後ろから掴まれた。
なに。私に気安く触る馬鹿は誰だ。
振り返れば、同じ赤い瞳を持った金髪に染め上げた知らない男子高生が立っていた。耳にはいくつものピアス、見るからに不良の男は、息は荒く、汗ばんだ手に、額から汗が流れていて、どこからどう見ても不審者だったから、叫んでやろうとお腹に力を入れた。
「……っ毒……唆したのはアンタだろ」
「はぁ?」
意味分からない言葉に、腹に溜めていた空気が抜ける。
「ちょっと、やめてください。突然なんですか」
「アンタがっ、入れろって家族を使って……脅してそれでっ」
肩に置かれた手を払い落としたが、それでも片目を瞑り歪んだ顔で頭を押さえながら、必死に何かを私に話そうとしてくる。
「お茶に入っていることを俺は知ってた……ずっと、でも声がっないから助けられなくて、苦しくて」
理解不能な言葉を並べる全く知らない男、耳を傾けるだけ無駄だと分かっている、分かっているけど。
「っ母を殺したのは……アンタだ」
お前が何故そのことを知っている。
「意味のわからない言い掛かりやめてもらっていいですか。警察呼びますよ」
そう言ってやれば、男は身を縮ませて怯むと「あれ?俺また変なことを口走って……」と自身でも訳が分からないと頭を抱えながら釈明をする。
「無理矢理引っ掴んでこんなこと、次はないですから」
「すいません」
面倒だな。怪しいコイツの名前を聞いた方がいいか。いや、まだこの男は何も分かってない。変な刺激して思い出されても困る。
「薮内、急に走ってどうした」
男の元に駆けつけてきたのは同じ制服を着た何一つ特徴がない男だったが、私は知っていた。
赤橋、せっかくお膳立てして、やっとのところで横入りして台無しにした奴。
「……梅子」
そして瞳をこちらに向ければ私の名前を呼ぶ。こちらの名前まで把握しているのか。ああ、今日はいい事がないし気分が悪い。
「帰る」
早く立ち去ってしまいたい。そう思っていたのに私の手首は赤橋によってしっかりと握られ、再び行く先を止められた。
「梅子、待て」
「なに? 気持ち悪いだけど、触らないでもらえる。気でもあるなら、お門違いよ」
「……梅子……俺は、私は椿だ。四条の娘であり、貴方の姉です。突然こんな宣言されても困ると思うけど、貴方と話すにはこうするしかない」
「だから、一度話をさせて」と初めて会話がそれって、頭がおかしいのか。
素性を明かした赤橋は私を真っ直ぐと見つめては、自身が証明だというように胸に手を当てては服を握る。
「意味わかんないっ、さっきからいい加減にしてよ。私に対して嫌がらせなの」
「梅子、混乱しているのは分かっている。とにかく、私の話を落ち着いて聞いて」
「誰が聞くか。意味分からないこと立て続けに言って馬鹿にするのはやめてくれる」
「貴方は何もわかってない。兄さま、あの人が」
「ぐちゃぐちゃ、うるさいっ!」
目の前のどこでもいそうな男が、あの姉のはずがない。ない。弱々しい姉が私に対して、堂々とものが言えないもの。
「まって」
だから、話を聴くことはなく、手を振り払い私はこの場から逃げていた。
椿って、今さらなに? 私が責められることをした? だって、あれは私のせいじゃない、勝手にやった事だ。
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