宇宙開発機関擬人化AI☆彡星降るコスモロジー!? マジカルスターパイロット★アストロ・プリンセス☆彡

ASTRO★２光年:ヨーロピアーナ王国コズミック・ピーコック／チェリーピンク・ガーネットでESAなアリア(ン)の美学で宇宙へ！

ヨーロピアーナ王国には、アートな魔法力を保持した姫君が存在する。

「bon soir! ボンソワール！ヨーロピアーナ王国コズミック・ピーコック／チェリーピンク・ガーネットのアリア(ン)ですの。わたくしの様にThe European Space Agency ヨーロピアンスペースエージェンシー(ESA)でのインターシップ経験を積んだからと言って宇宙へ飛べるとは限らないのですの。

しかし美しき方向へと飛行を進めれば、それが科学的にも正しき道だと美学の神はおっしゃっていますの。

そう...美と正義は完全なる因果関係に。生物や植物をご覧なさい。強い種は美しさを保ち、栄華を迎え、
DNA残存の法則を精確機能美の天へと捧げ持っていますの。」


アリア（ン）は元々芸術家少女であった。宇宙へ行くに必要な数学的能力や科学的知識は乏しいと思われ、
宇宙は空想の中でのみ浮かぶ異世界であるはずだった。


「わたくしは本国に世界から遅れを取って欲しくなかっただけですの。芸術は人類の悠揚たる資産ですけど、
欲張りな人間としましては、わたくしのようなリベラルアーツな脳をどの様にして、
サイエンステクニカルに変身させるか...と問いてみましたの。すると、
わたくしの場合はテクニカルアーティストを目指すところから始まりましたの。

後、ESAとCNESにてボランティア・アーキテクチャーを嗜むことにしましたの。
ここで立体国際宇宙ステーションや宇宙基地のデザインを手掛け、実際にミニチュアを作ってみましたの。

美しさにだけ傾倒しないこと、でも美しさを求める精神こそ人類の英知。美に科学を伴わせることに対し
苦悩し、また同時に楽しんでおりました。いつかわたくしの力を持って王国の民たちを天界に住まわせたいと。

その様な理想がわたくしを宇宙へと誘ったの。王国の民の夢を背負うことで、無理矢理にもわたくし本人も
力を持てたのだと思いますわ。

実際のわたくしの王城は大気圏の外で現在も建築中...。
恐らく我々が宇宙へ到着するの目途にを完成するはずですの。」

王国の外ではもう一人のアリア（ン）がロケットの姿をしながら月明りの下で
輝いていた。

ピーコックの羽の付いたピンクチェリーガーネットのお守りを身に着け、
宇宙服ならぬ宇宙ドレスに身を包み、視覚と聴覚記憶に特に優れたアリア（ン）は
スペースシャトルのコックピットのスイッチ系統の位置を全て記憶した。

後、芸術家たる彼女がその記憶力を科学や数学の習得へと転換しようと言うのだ。
それが宇宙飛行士（スペースパイロット）アストロプリンセスに必要な道であると自身に言い聞かせながら...。

それからアリア（ン）はアメリカとヨーロッパの宇宙飛行士のトレーニングプログラムに基づき、
それぞれ科学の学士号、修士号を習得を目指す。それに加え3年間の関連する実務経験、
1,000時間のパイロット飛行機、心理的安定性、
およびUSAのパスポートまたはESA加盟国からのパスポートを取得するのだ。


旅立ちを思い宙を見上げると、突然月が二つになったかの様な錯覚を覚えさせる。

王城の完成の日は遠くて近い。


Royaume ne s'est pas faite en un jour !