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人間初心者
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「初めまして!今日から人間になりました!
非検体YZです!
よろしくお願いします!!」
真夏のクーラーが壊れダラダラ汗をかき意識が朦朧としてきた教室にソイツは現れた。
「えっと、、君は、、
人間?」
僕は状況を受け入れることができず、朦朧としてきた意識はまるでジェットコースターの下のシーンを思い出すかのようにまた意識が取り戻した。
「はい!人間っす!!
まだ、人間始めたてで右も左もわからいっすがよろしくお願いします!」
「えっと、、、うん、、よろしく、、
僕は北村春って言うんだ
よく女の子に間違えちゃうんだけど、おと、、
えっと、、君聞いてる??」
非検体YZと言った少年は口を開け窓をポカーンと見ていた。
僕も窓が気になり、彼とまるでシンクロをしているかのように口を開けること15秒
僕は外を見ていたが外には異常など起こるはずもなかった。
僕はいい加減顎が疲れてきたので、口を閉じようとしたその時、少年と目が合った。
少年と目が合うと、少年は顔を赤らめ手で口を覆い被さった。
「わっ!すみません!まだ人間になれてないもんでして!」
「いいよ別に大丈夫だよ」
僕はそういうと、改めて少年の名前を聞くことにした。
「君さっき非検体YZって言ってたけど
それもしかして、キャラ?
不思議ちゃんとか、俺様系とか色々いると思うけど、今の時代それだけで渡り歩くのは厳しいと思うよ」
少年はキョトンとしていた。
話が通じてない??
「キャラ?キャラってなんですか??」
「キャラを知らない??
キャラってほらあれだよ、よくテレビとかで見るだろ!
あの、、実はめちゃくちゃ頭いいけど
1タス1を面白おかしく間違えようとして
滑ってしまうタレントとかいるんだろ!
それだよ!」
「????」
少年はまたしても顔がキョトンとしていた。
もしかして、本当についさっきまで人間じゃなかったのかもしれない
スライム??それとも、なんかの化学物質で作られた植物もしくは鉄?????
それとも天然??
いつもは人のことを疑い、クラスの人気者達のギャグを教室の端で冷笑している僕だったが、彼はキャラじゃないそう
心の中が疼いていた。
そしてまた翌日
僕はまたいつものように、クーラーの壊れた教室でココアシガレットをタバコに見立てて吸っていると、また教室をガラガラと開く音がした。
見覚えがある顔だと思ったら彼だ。
昨日非検体YZとか言ってた彼だった。
だが、彼の格好は機能と違い
彼の手には虫取り網首には虫取り籠をぶら下げていた。
「こんにちは!」
彼は元気よくするので、僕もこんにちはと声を返すと、彼は僕の袖を引っ張っり
廊下を飛び越し、1キロ先の森へと
僕を引っ張り出したのだ。
やろぉぉ!!と声を出したが、僕の声など彼の前では無力だった。
にしても、168センチ体重75キロとぽっちゃりな僕を片手で持ち上げ、1キロも休まず、走り続けた彼は本当に何者なんだ。
彼の体からは汗は一滴も出てなかった。
本当に何者なんだ。
「どうです?
虫取りしませんか?」
「えぇ、、この日僕は小学生ぶりに蝉を触った。」
翌日僕は誰もいない教室でいつものように
寝ていると、ゾンビが入ってきた。
「えぇ!ゾンビ!?」
ゾンビは四足歩行で僕の方へ向かってきた。
相場は二足歩行じゃないのかよ!
とツッコミながらも、逃げていると
どこからか、僕の手を掴む人がいた。
非検体YZだった。
彼は僕の手を掴みそのまま教室へ出た。
教室を出て学校を出ると、街はゾンビで溢れかえっていた。
「もう助からないだろう、助かったとしても、家族や兄弟先生は、、、」
無理なんだろう
僕は最後に非検体YZの顔を拝もうとしたが、彼の表情は変わらずずっと、口角が上がりっぱなしだった。
「君は多分人間になれないんだろう。」
普通は絶望するものだ
非検体YZです!
よろしくお願いします!!」
真夏のクーラーが壊れダラダラ汗をかき意識が朦朧としてきた教室にソイツは現れた。
「えっと、、君は、、
人間?」
僕は状況を受け入れることができず、朦朧としてきた意識はまるでジェットコースターの下のシーンを思い出すかのようにまた意識が取り戻した。
「はい!人間っす!!
まだ、人間始めたてで右も左もわからいっすがよろしくお願いします!」
「えっと、、、うん、、よろしく、、
僕は北村春って言うんだ
よく女の子に間違えちゃうんだけど、おと、、
えっと、、君聞いてる??」
非検体YZと言った少年は口を開け窓をポカーンと見ていた。
僕も窓が気になり、彼とまるでシンクロをしているかのように口を開けること15秒
僕は外を見ていたが外には異常など起こるはずもなかった。
僕はいい加減顎が疲れてきたので、口を閉じようとしたその時、少年と目が合った。
少年と目が合うと、少年は顔を赤らめ手で口を覆い被さった。
「わっ!すみません!まだ人間になれてないもんでして!」
「いいよ別に大丈夫だよ」
僕はそういうと、改めて少年の名前を聞くことにした。
「君さっき非検体YZって言ってたけど
それもしかして、キャラ?
不思議ちゃんとか、俺様系とか色々いると思うけど、今の時代それだけで渡り歩くのは厳しいと思うよ」
少年はキョトンとしていた。
話が通じてない??
「キャラ?キャラってなんですか??」
「キャラを知らない??
キャラってほらあれだよ、よくテレビとかで見るだろ!
あの、、実はめちゃくちゃ頭いいけど
1タス1を面白おかしく間違えようとして
滑ってしまうタレントとかいるんだろ!
それだよ!」
「????」
少年はまたしても顔がキョトンとしていた。
もしかして、本当についさっきまで人間じゃなかったのかもしれない
スライム??それとも、なんかの化学物質で作られた植物もしくは鉄?????
それとも天然??
いつもは人のことを疑い、クラスの人気者達のギャグを教室の端で冷笑している僕だったが、彼はキャラじゃないそう
心の中が疼いていた。
そしてまた翌日
僕はまたいつものように、クーラーの壊れた教室でココアシガレットをタバコに見立てて吸っていると、また教室をガラガラと開く音がした。
見覚えがある顔だと思ったら彼だ。
昨日非検体YZとか言ってた彼だった。
だが、彼の格好は機能と違い
彼の手には虫取り網首には虫取り籠をぶら下げていた。
「こんにちは!」
彼は元気よくするので、僕もこんにちはと声を返すと、彼は僕の袖を引っ張っり
廊下を飛び越し、1キロ先の森へと
僕を引っ張り出したのだ。
やろぉぉ!!と声を出したが、僕の声など彼の前では無力だった。
にしても、168センチ体重75キロとぽっちゃりな僕を片手で持ち上げ、1キロも休まず、走り続けた彼は本当に何者なんだ。
彼の体からは汗は一滴も出てなかった。
本当に何者なんだ。
「どうです?
虫取りしませんか?」
「えぇ、、この日僕は小学生ぶりに蝉を触った。」
翌日僕は誰もいない教室でいつものように
寝ていると、ゾンビが入ってきた。
「えぇ!ゾンビ!?」
ゾンビは四足歩行で僕の方へ向かってきた。
相場は二足歩行じゃないのかよ!
とツッコミながらも、逃げていると
どこからか、僕の手を掴む人がいた。
非検体YZだった。
彼は僕の手を掴みそのまま教室へ出た。
教室を出て学校を出ると、街はゾンビで溢れかえっていた。
「もう助からないだろう、助かったとしても、家族や兄弟先生は、、、」
無理なんだろう
僕は最後に非検体YZの顔を拝もうとしたが、彼の表情は変わらずずっと、口角が上がりっぱなしだった。
「君は多分人間になれないんだろう。」
普通は絶望するものだ
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