インドアゾンビは今日も外に出ない

インドアゾンビが現れた。

ゾンビというものを知ってるかい？
授業終わりの放課後俺は、幼馴染の春に教室に呼び出された。
一体何事だ、告白かと思ったら、突然
ゾンビ？
状況が受け入れられない。
「なぁ、お前俺を呼び出したのって、、、」

「ご名答！そうだ、私が呼び出したのは君にゾンビが知っているかどうかを聞くために放課後人気のない教室に呼び出したんだ！」

「お前、、、俺はてっきりこくは、、」

「なんだって？
それより、君はゾンビを知っているかい？」

春は、俺の言葉を遮った。

「いや、知ってるよ、ゾンビってあれだろ
ホラー映画とかで見る。墓から手が出て
スリラー踊るやつだろ」

「惜しい！80点！」

「80点？？じゃあどこが足りなかったのか、もしくはどこが抜けていたのか言ってくれよ」

「スリラーまでは、良かった、
だが君はゾンビはスリラーしか踊らないゾンビ一種類しかいないと思っている」

「なんだよ、、違うのかよ」

俺は、春におちょくられた態度を取られたのでむすっとなった。
コイツは昔からそうだ、少しでも100点の回答を出さないと、揚げ足を取ってくるかのように挑発してくる。
顔は、整っていて美形の方ではクラスの大半が嫌うのはこういうところだろう。

「ゾンビには、スリラー派とインドア派がいる」

「は？？？」

俺は、一瞬頭がショートした。
インドア？？？
というか、ゾンビにインドアとかアウトドアって言う概念あるのか？
春が俺のことを揶揄っているのではと思って俺はムキになり、そのまま教室のドア蹴りそのまま教室から出ていった。
「おいまて！」
春は俺を引き止めよとしたが、時すでに遅し、俺はその時はもう下駄箱にいた。
途中春が何かを言いかけたような気がしたのたが、俺はすでに走っていったので分からなかった
俺は下駄箱から靴を取り出し、歩き出した。
外は少しだけ雨が降っていた。
にしても、春の奴なーにが、インドアゾンビだ。
馬鹿にするのも大概にしろよ。
俺は、春の愚痴をこぼしながら歩いていると、小さな公園を見つけた。
いつも通りの帰り道、いつも通りの帰路
こんな公園あったか？
俺は、高校に入学してから今まで100回以上この道を通っている。
俺はこの小さな公園が気になり、その公園に足を踏み入れた。
踏み入れた瞬間、さっきまで、小雨だったのが、急激に私に試練を与えるかのような土砂降りになった。
「うわ！」俺は声を荒げてしまった。
そして、俺はこの公園が怖くなり公園から立ち去ろうとしたその時「どすっ！」という足首を掴まれたような感覚が俺に襲いかかってきた。
「嘘だろ、、、」
俺はさっき春と話した言葉が頭から甦ってきた。
「ゾンビが、、」
「ゾンビに」
「気をつけろ！」

「ひぃぃぃ！！！」
俺は声を大にして、大声をあげた。
生暖かい感触が股間あたりに来ているのを覚えている。

俺はゾンビに掴まれたてを無我夢中に蹴った。
「うわぁぁぉぁ！！」
情けない声だが、俺はゾンビの手を蹴った。

「痛い！！」
どこだろうか、「痛い！」という声が聞こえたする。
俺は