終わらない

終わらない

作品には終わりというものがあるに違いない。
そう思いながら、夕飯のカップ麺を食べ
慣れないタバコを吸いながらポケえっとしていた。
時刻は１７時半ということもあり、家から近い公園では子供達が遊んでいる声が聞こえていた。
「待ってー！！」や、「バリア！」などなど
という声が聞こえた。
懐かしい。
そういえば、俺も小さい頃「バリア！」かと言ってたな
あの頃元気だったアイツら元気だったかな
出っ歯でいじられていた、リンタロウ
あの頃から少しだけ、ツイフェミの片鱗が見えた、まどかちゃん
そして、そこそこ俺とそこそこ仲が良かった友人こうすけ
思い出すだけで、少し涙が出てきた。
おっと、タバコがもうなくなってしまった。
にしても、まだ腹が減るな
カップ麺だけじゃ物足りないのかな
あーコンビニに行くにしてもお金がない
先日クレカ滞納してしまったんだ。
もう、することがない。
今日は趣味のネットサーフィンでもして
一日中自堕落に過ごすことにするか
俺はあまりにもすることがなければ
辛いこともしたくなかったので、この日は一日中友人のインスタグラムを見たり
友人にスパムメールを送り1日を過ごすことにした。
翌日起きたら、仲良い友人一人にブロックされていた。
多分スパムメールが原因なのだろうか。
そんなに仲が良くない友達にツボを売ろうとしたことが原因なのだろうか。
これもう、わかんねぇな
しばらく、友人にブロックされていたことに腹は立ったが、なんだかんだ落ち着いた。
きっと俺に問題があったのだろう。
うん、そうしよう。
はぁ、にしても今日も今日とて昼の３時に起きてしまった。
生活習慣を治せねば行けないと思いつつも
ずっと生活習慣が治らない。
学生という身分なので、良心な両親に守られ、甘やかされて育ってきたせいかここ最近逃げ癖が酷い。
そんなことを言ってると、自業自得だとか
真っ当な正論パンチをくらい立てなくなるので、私や、私の良心な両親を批判するのはやめて欲しい。
良心な両親自分で言うのもなんだけど、割とアクセントが気持ちが良い。
きっとこの語呂の良さが気持ちいいために今日を生きてきたのだろう。
あー、もう夕方だ。
なんも進んでない、この小説「笑」を書くために2時間以上粘っているが、なんも頭に思い浮かばない。今日という一日を無駄にしたくないという気持ちも出てきたので
久しぶりに散歩に行こうか。
それとも、何かの勉強をしようか。
なんもしてないのに疲れが溜まりまくって
やる気が起きない。
これこそまさに自堕落の極み