転生したら国民的アニメになった件

油そば

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初めてのデビュー

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「いや~今日も来てくれてありがとうなのだ!!そして明日も配信するのかもみんなも来てくれアラモード!」
Vtuberになって3日目どうやら、僕には才能があったらしい。
まさかこんなものに才能があるとは、人生ってわからないな
僕は配信画面の終了ボタンを押し、
放送事故になってないか二度確認した。
「疲れた~!!!」
「お疲れ様です。コーヒーを淹れてくるので待ってください」
「ありがとう」
あれから、僕はまた異世界に飛ばされて
日本によく似た、和と言う国で暮らしいている。
最初は言語のコミュニケーションがで悩むかと思ったのだが、案外そうでもなかった。
不思議なことにこの和と言う国では
僕が昔いた日本という国とほぼ全くと言っていいほど同じ言葉で会話しているのだ。
だから、僕は今配信で言語の壁にぶつかるということもないので、今の所順調に配信することができている。
まぁまだデビューして3日目なので
やっていくうちにさまざまな壁が出てくるというのだが。
「榎下さん、コーヒーができましたよ。」
「ありがとう!木下さん」
この人は木下さん、3日前僕が半グレっぽい松井さんに転生させられこの世界に来てから、僕のマネージャーになった人だ。
木下さんはどうやらVtuberに詳しく
有名Vtuberを過去にたくさん排出してきたらしい。
「にゃっはろー!!どうも!カゲイだよ!」
この今パソコンの画面に映っているカゲイ
芸名カゲイひなたという、有名Vtuberも
過去に木下さんがマネージャーをしていたらしい。
僕は木下さんが持ってきたコーヒーを飲み
指の骨をポキポキと鳴らした。
「今日の配信もお疲れ様でした。
まだ3日目というのに、飲み込みがとても早いですね。
この調子で行くと、登録者10万にもあっというかもですね!」
「やめてくださいよw」
僕は照れくさそうに言い続け様にこう言った。
「別に僕の話が面白いんじゃなくて、皮が可愛いだけですよ、僕なんて全然。」

「そんなことないですよ
榎下さんは、ちゃんとトークもおもろしいですよ、特に榎下さんのおはこのエピソード
パンツを履いたらハブが居たはなしをすると、チャット欄が草で大盛り上がりじゃないですか。
ネットニュースでは、突如現れた
新生美少女Vtuberって言われてますよ。」

「ありがとうございます。」

「それで次のライブなんですけど、、、」
その日僕は木下さんと今後の話について話した。

「おい!!死ねよ!!ばーか!!」
デビューしてから1ヶ月が経ったある日
僕は毒舌系Vtuberになっていた。
コメントを見るや毒を吐き視聴者ともプロレスをするようになった。
ネットでは、1ヶ月前の清楚な彼女?はどこへなど、急な路線変更に驚きを隠せない視聴者もアンチも増えたが僕はこのスタンスのおかげで登録者が15万以上増え
当初の目標だったチャンネル登録者10万人も超すことができた。

「じゃあ、終わるからな!お前ら次の配信絶対こいよ!」

そう言い僕はライブ配信を終了した。

「お疲れ様です。」

「あっ、木下さんお疲れ様です。」

「あっ!これ差し入れです。
木下さんは何やら紙袋をゴソゴソと探し
缶コーヒーを僕に渡した」

「おっ!これあれじゃないですか!?
近所の毎日15缶しか出ないという
幻のミルクコーヒーじゃないですか」

「そうそう、偶然たまたま変えたんですよね。
よかったらどうぞ」

「ありがとうございます!」

僕は1日限定15缶しか出ない缶コーヒーのプルタブをカチっと開けてぐびっと飲んだ。

「それはそうと、松井さん登録者15万に達成おめでとうございます。
まさかこんなに早く達成するとは」

「いやいや、木下さんのアドバイスのおかげですよ。
あの日急な路線になった時はすごく
驚きましたよ。
まさかの清楚系配信者から毒舌配信者へとシフトチェンジって」

「松井さんのスタンスに会うと思ったんですよね。」

「そうですが」

「そうだ、そうだ、今後のグッズ展開の話とか話とかします?」

「いいですね。グッズ出してみたかったんだよなぁ」

この日は僕らはまた今後のことについて話し合った
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