16 / 49
サイドストーリーズ
人物解体新書【大量のネタバレを含む】
しおりを挟む
某『大丈夫だよ!』的な攻略本に載っていそうな裏人物紹介です。裏話や本編をよりよく楽しめる一助になればと思います。また、書いた時期がそれぞれ異なりますので、消えている設定などもあります。このタイトルの本文は修正しませんのであしからず。また、サイドストーリーズのキャラの紹介も入っていてネタバレ満載です。
カノン=エレステン…物語の主人公。11歳から18歳まで第2王子の婚約者だった。優しいが、一本気で研究者気質。婚約破棄を機に隣国へと家出をする。一番嫌いな登場人物はエディン子爵令嬢。婚約者を奪われたからではなく、治験も終わっていない薬物を投与したから。薬が買えない人たちの最終手段が治験だが人体実験ではある。そこは割り切れる彼女でも、緊急性が低い王子に投与した事実は今でも許していない。
フィスト=ローラント…相手役。ローラント侯爵家を若干22歳で継いだ。両親には面倒を押し付けられたと恨み言を言いたい。実力のほどは正面からなら アーニャ兄>アルフレッド>=アーニャ>フィスト>グルーエルである。不意打ちアリならグルーエルの方が強い。あくまで監査役としての職であり、毎日対人戦の訓練をするわけではないので、意外にも騎士団長や近衛騎士団長の方が強いのだ。
リーナ…騎士爵出身だが、かなりの好成績で学園のメイド科を首席卒業した秀才。ただし、武術の成績は普通でトップテンに入ったことはない。ライグと仲良くなったのは料理やお菓子の料理の間にいろいろ貰ったことがきっかけ。「餌付けではありません!」
ライグ…実家は商家。様々な商品を食べている(勝手につまみ食い)うちに数多くの味に巡り合いたいため料理人に。食べてもらうだけでなく薬膳料理で、健康を改善できるということに感動して着いていくことを決めた。ローラント領の料理人とレシピを交換してますます腕に磨きがかかった
アーニャ…生まれてすぐに『影』の教育を受けた少女。主が決まってからは遠くで見守る→たまに部屋の隅で見守る→メイドとして仕えると悪化していった。信条は『主は手に入れるものではなく愛でるもの』だがきっと、子供や孫世代にはそこまでの自制の心はないだろう。
グレンデル王国国王…家族愛の強い、平凡(やや短気)な王様。パーティーを第2王子に任せたのは、第1王子と同じぐらい第2王子もできる子だと披露したかったから。学友の貴族と同調することもあり、そちらに引っ張られることもしばしば。
グレンデル王国宰相…前任の父が心労により、体調を崩し就任。実家が伯爵家で後ろ盾も弱く、自分で情報収集から立案まで行う。そのため政策が遅れることもあり、苦悶の日々を過ごす。心の底では早く第1王子に実権が移ってほしいと願っている。
隣国の王…カノンを保護した国の王。優秀だが完全トップダウンで地味に今の悩みは息子の代のこと。信頼できる人材集めに余念がない。
隣国の宰相…グレンデルの宰相よりやや頭が固く、劣る。ただし、責任の区分が明確でスムーズな行動ができるため内外から高い評価を受けている。
グルーエル…フィストの親友でグレンデル王国側の諜報責任者。ただし、影の行動を制限するほどの権限はなく、緊急性の高い情報かどうかを見極め、国に伝えるのが主な役割。後任が決まればこれまでの功績で侯爵になることが内定中。その分の領地はカノンが入国したところの領地の不正を暴いて与えることになっている。
クレヒルト…グレンデル王国第2王子。病弱な為、多くの教育は座学のみ。ただし、成績はそこまで悪くない。カノンに対しては王宮勤めのものがいつも、可哀そうと来てくれるのに対して、めったに姿を見せないのであまり好きではなかった。いろいろと自分のことを話してくれるエディンに惹かれて婚約破棄を決める。
レスター…グレンデル王国第1王子。清廉潔白で次代の王。学園でも生徒会長を務め、皆をまとめるリーダーとしての素質もある。婚約者のエレンディアとは政略結婚の予定。ひそかに全力で弟を支えようとするカノンとの2人の関係を羨ましいと思っていた。
グレンデル王国王妃…隣国魔導王国出身の王女。現在でも出身国と多大な付き合いがあり、数年前の外交記念の婚約も彼女が手掛けた。魔導王国とグレンデル王国は魔術偏重で隣国がバランスである。魔法に通じているせいか、たいして政治には興味がない。
ライン…孤児出身のグレンデル王国の影。アーニャと出会い格の違いを見せつけられる。その内に惹かれていき家無しが家無しに戻るだけだと、彼女への協力を決める。長女、長男、次女をもうける。
アルフレッド…隣国とグレンデル王国の戦争時代の話を見聞きできている数少ない人物。かつては彼ぐらいの能力のものが邸にも数人はいた。息子は前侯爵の元で執事をしている。
ジェシカ…感覚に優れる戦闘可能なメイド。結局1年後に影の通知が来たが、そのまま邸に住み着いた。それ以後は子爵家預かりの人員となる。
侯爵くん…まっとうに所長として長年君臨する。最終的には新しく伯爵家を興す。口癖は、いいから手を動かせ。
長男、次男、3男、長女をもうける。女の子が欲しかったのだ。
エディン…第2王子に近づき、王族になろうとした夢見勝ちな少女。奇跡の治癒が嘘だとばれてからは刺客たちの足取りを探すために協力する。だが、ご褒美は極刑だった。いかなる嘆願においても国への不利益は覆せないとの一言に己の不明を嘆いた。
カノン=エレステン…物語の主人公。11歳から18歳まで第2王子の婚約者だった。優しいが、一本気で研究者気質。婚約破棄を機に隣国へと家出をする。一番嫌いな登場人物はエディン子爵令嬢。婚約者を奪われたからではなく、治験も終わっていない薬物を投与したから。薬が買えない人たちの最終手段が治験だが人体実験ではある。そこは割り切れる彼女でも、緊急性が低い王子に投与した事実は今でも許していない。
フィスト=ローラント…相手役。ローラント侯爵家を若干22歳で継いだ。両親には面倒を押し付けられたと恨み言を言いたい。実力のほどは正面からなら アーニャ兄>アルフレッド>=アーニャ>フィスト>グルーエルである。不意打ちアリならグルーエルの方が強い。あくまで監査役としての職であり、毎日対人戦の訓練をするわけではないので、意外にも騎士団長や近衛騎士団長の方が強いのだ。
リーナ…騎士爵出身だが、かなりの好成績で学園のメイド科を首席卒業した秀才。ただし、武術の成績は普通でトップテンに入ったことはない。ライグと仲良くなったのは料理やお菓子の料理の間にいろいろ貰ったことがきっかけ。「餌付けではありません!」
ライグ…実家は商家。様々な商品を食べている(勝手につまみ食い)うちに数多くの味に巡り合いたいため料理人に。食べてもらうだけでなく薬膳料理で、健康を改善できるということに感動して着いていくことを決めた。ローラント領の料理人とレシピを交換してますます腕に磨きがかかった
アーニャ…生まれてすぐに『影』の教育を受けた少女。主が決まってからは遠くで見守る→たまに部屋の隅で見守る→メイドとして仕えると悪化していった。信条は『主は手に入れるものではなく愛でるもの』だがきっと、子供や孫世代にはそこまでの自制の心はないだろう。
グレンデル王国国王…家族愛の強い、平凡(やや短気)な王様。パーティーを第2王子に任せたのは、第1王子と同じぐらい第2王子もできる子だと披露したかったから。学友の貴族と同調することもあり、そちらに引っ張られることもしばしば。
グレンデル王国宰相…前任の父が心労により、体調を崩し就任。実家が伯爵家で後ろ盾も弱く、自分で情報収集から立案まで行う。そのため政策が遅れることもあり、苦悶の日々を過ごす。心の底では早く第1王子に実権が移ってほしいと願っている。
隣国の王…カノンを保護した国の王。優秀だが完全トップダウンで地味に今の悩みは息子の代のこと。信頼できる人材集めに余念がない。
隣国の宰相…グレンデルの宰相よりやや頭が固く、劣る。ただし、責任の区分が明確でスムーズな行動ができるため内外から高い評価を受けている。
グルーエル…フィストの親友でグレンデル王国側の諜報責任者。ただし、影の行動を制限するほどの権限はなく、緊急性の高い情報かどうかを見極め、国に伝えるのが主な役割。後任が決まればこれまでの功績で侯爵になることが内定中。その分の領地はカノンが入国したところの領地の不正を暴いて与えることになっている。
クレヒルト…グレンデル王国第2王子。病弱な為、多くの教育は座学のみ。ただし、成績はそこまで悪くない。カノンに対しては王宮勤めのものがいつも、可哀そうと来てくれるのに対して、めったに姿を見せないのであまり好きではなかった。いろいろと自分のことを話してくれるエディンに惹かれて婚約破棄を決める。
レスター…グレンデル王国第1王子。清廉潔白で次代の王。学園でも生徒会長を務め、皆をまとめるリーダーとしての素質もある。婚約者のエレンディアとは政略結婚の予定。ひそかに全力で弟を支えようとするカノンとの2人の関係を羨ましいと思っていた。
グレンデル王国王妃…隣国魔導王国出身の王女。現在でも出身国と多大な付き合いがあり、数年前の外交記念の婚約も彼女が手掛けた。魔導王国とグレンデル王国は魔術偏重で隣国がバランスである。魔法に通じているせいか、たいして政治には興味がない。
ライン…孤児出身のグレンデル王国の影。アーニャと出会い格の違いを見せつけられる。その内に惹かれていき家無しが家無しに戻るだけだと、彼女への協力を決める。長女、長男、次女をもうける。
アルフレッド…隣国とグレンデル王国の戦争時代の話を見聞きできている数少ない人物。かつては彼ぐらいの能力のものが邸にも数人はいた。息子は前侯爵の元で執事をしている。
ジェシカ…感覚に優れる戦闘可能なメイド。結局1年後に影の通知が来たが、そのまま邸に住み着いた。それ以後は子爵家預かりの人員となる。
侯爵くん…まっとうに所長として長年君臨する。最終的には新しく伯爵家を興す。口癖は、いいから手を動かせ。
長男、次男、3男、長女をもうける。女の子が欲しかったのだ。
エディン…第2王子に近づき、王族になろうとした夢見勝ちな少女。奇跡の治癒が嘘だとばれてからは刺客たちの足取りを探すために協力する。だが、ご褒美は極刑だった。いかなる嘆願においても国への不利益は覆せないとの一言に己の不明を嘆いた。
40
あなたにおすすめの小説
次期国王様の寵愛を受けるいじめられっこの私と没落していくいじめっこの貴族令嬢
さら
恋愛
名門公爵家の娘・レティシアは、幼い頃から“地味で鈍くさい”と同級生たちに嘲られ、社交界では笑い者にされてきた。中でも、侯爵令嬢セリーヌによる陰湿ないじめは日常茶飯事。誰も彼女を助けず、婚約の話も破談となり、レティシアは「無能な令嬢」として居場所を失っていく。
しかし、そんな彼女に運命の転機が訪れた。
王立学園での舞踏会の夜、次期国王アレクシス殿下が突然、レティシアの手を取り――「君が、私の隣にふさわしい」と告げたのだ。
戸惑う彼女をよそに、殿下は一途な想いを示し続け、やがてレティシアは“王妃教育”を受けながら、自らの力で未来を切り開いていく。いじめられっこだった少女は、人々の声に耳を傾け、改革を導く“知恵ある王妃”へと成長していくのだった。
一方、他人を見下し続けてきたセリーヌは、過去の行いが明るみに出て家の地位を失い、婚約者にも見放されて没落していく――。
英雄の可愛い幼馴染は、彼の真っ黒な本性を知らない
百門一新
恋愛
男の子の恰好で走り回る元気な平民の少女、ティーゼには、見目麗しい完璧な幼馴染がいる。彼は幼少の頃、ティーゼが女の子だと知らず、怪我をしてしまった事で責任を感じている優しすぎる少し年上の幼馴染だ――と、ティーゼ自身はずっと思っていた。
幼馴染が半魔族の王を倒して、英雄として戻って来た。彼が旅に出て戻って来た目的も知らぬまま、ティーゼは心配症な幼馴染離れをしようと考えていたのだが、……ついでとばかりに引き受けた仕事の先で、彼女は、恋に悩む優しい魔王と、ちっとも優しくないその宰相に巻き込まれました。
※「小説家になろう」「ベリーズカフェ」「ノベマ!」「カクヨム」にも掲載しています。
選ばれたのは私ではなかった。ただそれだけ
暖夢 由
恋愛
【5月20日 90話完結】
5歳の時、母が亡くなった。
原因も治療法も不明の病と言われ、発症1年という早さで亡くなった。
そしてまだ5歳の私には母が必要ということで通例に習わず、1年の喪に服すことなく新しい母が連れて来られた。彼女の隣には不思議なことに父によく似た女の子が立っていた。私とあまり変わらないくらいの歳の彼女は私の2つ年上だという。
これからは姉と呼ぶようにと言われた。
そして、私が14歳の時、突然謎の病を発症した。
母と同じ原因も治療法も不明の病。母と同じ症状が出始めた時に、この病は遺伝だったのかもしれないと言われた。それは私が社交界デビューするはずの年だった。
私は社交界デビューすることは叶わず、そのまま治療することになった。
たまに調子がいい日もあるが、社交界に出席する予定の日には決まって体調を崩した。医者は緊張して体調を崩してしまうのだろうといった。
でも最近はグレン様が会いに来ると約束してくれた日にも必ず体調を崩すようになってしまった。それでも以前はグレン様が心配して、私の部屋で1時間ほど話をしてくれていたのに、最近はグレン様を姉が玄関で出迎え、2人で私の部屋に来て、挨拶だけして、2人でお茶をするからと消えていくようになった。
でもそれも私の体調のせい。私が体調さえ崩さなければ……
今では月の半分はベットで過ごさなければいけないほどになってしまった。
でもある日婚約者の裏切りに気づいてしまう。
私は耐えられなかった。
もうすべてに………
病が治る見込みだってないのに。
なんて滑稽なのだろう。
もういや……
誰からも愛されないのも
誰からも必要とされないのも
治らない病の為にずっとベッドで寝ていなければいけないのも。
気付けば私は家の外に出ていた。
元々病で外に出る事がない私には専属侍女などついていない。
特に今日は症状が重たく、朝からずっと吐いていた為、父も義母も私が部屋を出るなど夢にも思っていないのだろう。
私は死ぬ場所を探していたのかもしれない。家よりも少しでも幸せを感じて死にたいと。
これから出会う人がこれまでの生活を変えてくれるとも知らずに。
---------------------------------------------
※架空のお話です。
※設定が甘い部分があるかと思います。「仕方ないなぁ」とお赦しくださいませ。
※現実世界とは異なりますのでご理解ください。
十三回目の人生でようやく自分が悪役令嬢ポジと気づいたので、もう殿下の邪魔はしませんから構わないで下さい!
翠玉 結
恋愛
公爵令嬢である私、エリーザは挙式前夜の式典で命を落とした。
「貴様とは、婚約破棄する」と残酷な事を突きつける婚約者、王太子殿下クラウド様の手によって。
そしてそれが一度ではなく、何度も繰り返していることに気が付いたのは〖十三回目〗の人生。
死んだ理由…それは、毎回悪役令嬢というポジションで立ち振る舞い、殿下の恋路を邪魔していたいたからだった。
どう頑張ろうと、殿下からの愛を受け取ることなく死ぬ。
その結末をが分かっているならもう二度と同じ過ちは繰り返さない!
そして死なない!!
そう思って殿下と関わらないようにしていたのに、
何故か前の記憶とは違って、まさかのご執心で溺愛ルートまっしぐらで?!
「殿下!私、死にたくありません!」
✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼
※他サイトより転載した作品です。
【12月末日公開終了】これは裏切りですか?
たぬきち25番
恋愛
転生してすぐに婚約破棄をされたアリシアは、嫁ぎ先を失い、実家に戻ることになった。
だが、実家戻ると『婚約破棄をされた娘』と噂され、家族の迷惑になっているので出て行く必要がある。
そんな時、母から住み込みの仕事を紹介されたアリシアは……?
婚約破棄? 国外追放?…ええ、全部知ってました。地球の記憶で。でも、元婚約者(あなた)との恋の結末だけは、私の知らない物語でした。
aozora
恋愛
クライフォルト公爵家の令嬢エリアーナは、なぜか「地球」と呼ばれる星の記憶を持っていた。そこでは「婚約破棄モノ」の物語が流行しており、自らの婚約者である第一王子アリステアに大勢の前で婚約破棄を告げられた時も、エリアーナは「ああ、これか」と奇妙な冷静さで受け止めていた。しかし、彼女に下された罰は予想を遥かに超え、この世界での記憶、そして心の支えであった「地球」の恋人の思い出までも根こそぎ奪う「忘却の罰」だった……
私が嫌いなら婚約破棄したらどうなんですか?
きららののん
恋愛
優しきおっとりでマイペースな令嬢は、太陽のように熱い王太子の側にいることを幸せに思っていた。
しかし、悪役令嬢に刃のような言葉を浴びせられ、自信の無くした令嬢は……
【完結】6人目の娘として生まれました。目立たない伯爵令嬢なのに、なぜかイケメン公爵が離れない
朝日みらい
恋愛
エリーナは、伯爵家の6人目の娘として生まれましたが、幸せではありませんでした。彼女は両親からも兄姉からも無視されていました。それに才能も兄姉と比べると特に特別なところがなかったのです。そんな孤独な彼女の前に現れたのが、公爵家のヴィクトールでした。彼女のそばに支えて励ましてくれるのです。エリーナはヴィクトールに何かとほめられながら、自分の力を信じて幸せをつかむ物語です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる