私のお嬢様はちょっと変わっています

弓立歩

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自己紹介

私とお嬢様をご紹介いたします

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 私はエンフィールド王国のクロス侯爵家に仕えるサリアと申します。この王国は十数年前まで他国との戦争状態にありましたが、無事講和がなされ現在は平和です。クロス侯爵家といえば、先代の当主は宰相も務めるほどの名家ですが、私のお仕えしておりますお嬢様はちょっと変わりものです。


私のお仕えしているお嬢様の名前はリーア・クロス様と申します。金色の目と髪を持つ眉目秀麗で機知に富んだ方です。これから、そんなお嬢様との思い出を語りたいと思います。その前に…。

「こら!男爵家長女・子爵家次女・子爵家長女の3人侍女。ちゃんと話を聞きなさい。明日以降はリーアお嬢様は嫁入りし、この館からついていけるのはあなた達だけなのですよ」

「そうは言っても侍女長~。その話は何度も聞いてますし、侍女長が行けばいいのでは~」

「なりません。私のような孤児出のものが行くなど、あちらでどのようにお嬢様が言われるかわかりません。侍女たるもの、己の意思より優先するものがあると言っているでしょう」

「わかりました。ちゃんと聞きますから抑えてください」

「では始めますよ。そもそも私とリーアお嬢様の出会いは……」
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