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第1部 3章 新たな住まい
武器のついでに
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アルテラさんが武器を見に行ってる間に、私も一応見ておこうかな?なんて思っていると…。
「そういえば、ミツキも冒険者として活動するんだろう。装備はどうする気なんだ?」
アルテラさんが武器を見ている間にこっそりクウィードさんが聞いて来た。
「一応、石を削った杖ならありますけど、あれって重たいんですよね…」
人間形態で棒術と杖術を練習するのに使っていた石の杖は結構な重量だ。硬いというメリットはあるけれど、流石にあれを持って移動するというのはどうだろうか。
「ああ、あれしかないのか。じゃあ、この次は魔道具や杖を売っている店に行くとするか」
「いいんですか?家関連じゃなくなっちゃいますけど…」
あくまで私に支払われるのは生活に必要なものだけだと思ったんだけど。
「冒険者として生きていくなら最低限の装備も生活に必要だろう?書類の方は俺に任せておけばいい」
「何から何まですみません」
「いや、事情も事情だしな」
そう言えば、クウィードさんはガイエル以外で私の事情をちゃんと知ってる唯一の人だったな。色々気を使ってくれてるんだ。悪いなって気はするけれど、本当に右も左も分からないのでここは甘えておこう。そんなことを考えているとアルテラさんが戻ってきた。
「どうだったんだ?」
「ダメ、もう少し安くならないと私には買えないわ」
「やっぱり剣って高いんですか?」
「そうね。私たちが使ってる剣の値段は大体、金貨20枚前後ね。魔鉄でできているものが多いんだけど、年に1本しか支給されないの」
「1本だと大変なんですか?」
「年にもよるけれど、魔物が多いと剣もすり減っていくのよね。でも、何本も貰える代わりに安物の鉄製の所よりはいいかも。安物の剣ってそれなりに折れるし、戦場で折れたら大変じゃない?その点、魔鉄って単価が高いから安物自体、出回らないのよ。だから、長く使えるの」
「それに作りがいいということは切れ味やグリップもいい。案外、軽視されがちだが持ち手というのは大事なんだ。どんなに力があっても握りにくかったり、力が上手く伝わらなくては意味がないからな」
「武器も色々見るところがあるんですね。私は自作しかほとんど使ってこなかったので…」
剣だけでもこれだけすぐに色々出てくるなんて、さすがは騎士だ。私も一応騎士だから覚えないとなぁ。
「それならなおさら一度は良いものを使ってみるべきだな。じゃあ、次は魔道具屋だな。ミツキに合う杖を見ないと」
「ミツキちゃんに杖なんて似合いそうね」
「そうですか?じゃあ、かっこいいのを選びますね!」
やっぱりこういうのはビジュアルが大事だろう。
「おいおい、さっき実用的なものがいいって話をしたばかりだろう?」
「おっと、そうでした」
「ミツキ様は前線に出るようなことはないでしょうから、それなりの性能でも大丈夫ですよ。そうですよね?」
そう言いながらライラさんが騎士2人を交互に見る。
「あ、ああそうだな」
「そ、そうね。ライラさんの言う通りだわ」
2人とも直ぐに返事をするなんて流石は騎士。私の冒険者生活はイージーモードだろう。でも、ライラさんも私の正体を知ってるのにちょっと意地が悪いかも。
「それじゃあ、魔道具屋に向かうか」
「じゃあ、買ったものを馬車に乗せないとね」
会計を済ませて店を出ると、待っていてくれた馬車に荷物を積み込む。
「これで良しと。次の行き先は魔道具屋だ。そうだな…グルコールに向かってくれ」
「分かりました」
御者さんが店名だけで馬車を引く。元々商人さんが使っているからか、きっと店の場所も名前も憶えているのだろう。
「ここが魔道具屋グルコールだ」
「わっ!?凄く雰囲気のある店ですね」
店構えからして少しおどろおどろしさがある。ドアを開けたら魔女が奥から出てきそうな雰囲気があるのだ。
「ん?そうか。まあ、魔道具屋って言うのは一般人がおいそれとは近づかないから、そういうものなのかもな。さっ、入るぞ」
クウィードさんを先頭にして魔道具屋さんに入っていく。店内は整頓されているものの、結構物は多いみたいで触るのは注意しないといけないな。
「はい、いらっしゃい。今日は何をお探しで?」
「この子向けの杖を探している。何かいいものはないか?」
「杖ですか?それならあっちですね。子ども用ですか?」
「いえ、大人用でお願いします!」
店内は店構えよりも普通で、店員の人もお姉さんだった。でも、子ども用は勧めないで欲しい。私の魔力だと壊しかねないし。
「そう?あんまり背伸びしなくてもいいのよ?自分に合った…」
店員さんは途中まで言いかけてじっとわたしを見つめてくる。
「な、何か?」
「貴方は大人用で良さそうね。ここから選ぶといいわ」
そう言って案内されたのはやや短めの杖が並んでいるコーナーだった。着色されているのか、色とりどりの杖が並んでいて、中には先端近くに宝石のようなものがはめ込まれているのもある。
「ふむ。数が多くて分からんな。性能が良いものはどれになる?」
「うちは輝石付きとそうでないものに分かれています」
「輝石?」
「輝石というのは一部の鉱山から採れる石のことで、ある程度魔力を強化できるものよ。予算に困っているなら輝石付きでもこちらがお勧めですよ」
「これか?しかし、見た目的に他のものとは違いがなさそうだが…」
店員さんが指差したのはこげ茶色をしているカリンの杖だった。きちんと先端部分には輝石がはめ込まれていて、何も変なところはないと思うんだけど。
「この輝石は魔力を強化する属性が少ないのです。そういった輝石は少なく、大体のものは強化量が少ない代わりに属性に関係なく強化できるのです。これも全く強化できない訳ではないのですが、特定属性以外はさほど…」
デザインが気に入っているのか、お姉さんは杖を手に取って残念そうにつぶやく。
「つまり属性さえ合っていればということか。ちなみに属性は?」
「光と聖属性ですね。どちらも珍しい属性で両方なんて人はいないでしょうから、実質は一属性のみとなります」
「なるほど、それは使い勝手が悪いな。しかし、こちらも予算の都合がある。仕方がないか…」
ちらりとクウィードさんがこっちを見る。分かってますよ、この店に入る前にくぎを刺されましたからね。
「そういえば、ミツキも冒険者として活動するんだろう。装備はどうする気なんだ?」
アルテラさんが武器を見ている間にこっそりクウィードさんが聞いて来た。
「一応、石を削った杖ならありますけど、あれって重たいんですよね…」
人間形態で棒術と杖術を練習するのに使っていた石の杖は結構な重量だ。硬いというメリットはあるけれど、流石にあれを持って移動するというのはどうだろうか。
「ああ、あれしかないのか。じゃあ、この次は魔道具や杖を売っている店に行くとするか」
「いいんですか?家関連じゃなくなっちゃいますけど…」
あくまで私に支払われるのは生活に必要なものだけだと思ったんだけど。
「冒険者として生きていくなら最低限の装備も生活に必要だろう?書類の方は俺に任せておけばいい」
「何から何まですみません」
「いや、事情も事情だしな」
そう言えば、クウィードさんはガイエル以外で私の事情をちゃんと知ってる唯一の人だったな。色々気を使ってくれてるんだ。悪いなって気はするけれど、本当に右も左も分からないのでここは甘えておこう。そんなことを考えているとアルテラさんが戻ってきた。
「どうだったんだ?」
「ダメ、もう少し安くならないと私には買えないわ」
「やっぱり剣って高いんですか?」
「そうね。私たちが使ってる剣の値段は大体、金貨20枚前後ね。魔鉄でできているものが多いんだけど、年に1本しか支給されないの」
「1本だと大変なんですか?」
「年にもよるけれど、魔物が多いと剣もすり減っていくのよね。でも、何本も貰える代わりに安物の鉄製の所よりはいいかも。安物の剣ってそれなりに折れるし、戦場で折れたら大変じゃない?その点、魔鉄って単価が高いから安物自体、出回らないのよ。だから、長く使えるの」
「それに作りがいいということは切れ味やグリップもいい。案外、軽視されがちだが持ち手というのは大事なんだ。どんなに力があっても握りにくかったり、力が上手く伝わらなくては意味がないからな」
「武器も色々見るところがあるんですね。私は自作しかほとんど使ってこなかったので…」
剣だけでもこれだけすぐに色々出てくるなんて、さすがは騎士だ。私も一応騎士だから覚えないとなぁ。
「それならなおさら一度は良いものを使ってみるべきだな。じゃあ、次は魔道具屋だな。ミツキに合う杖を見ないと」
「ミツキちゃんに杖なんて似合いそうね」
「そうですか?じゃあ、かっこいいのを選びますね!」
やっぱりこういうのはビジュアルが大事だろう。
「おいおい、さっき実用的なものがいいって話をしたばかりだろう?」
「おっと、そうでした」
「ミツキ様は前線に出るようなことはないでしょうから、それなりの性能でも大丈夫ですよ。そうですよね?」
そう言いながらライラさんが騎士2人を交互に見る。
「あ、ああそうだな」
「そ、そうね。ライラさんの言う通りだわ」
2人とも直ぐに返事をするなんて流石は騎士。私の冒険者生活はイージーモードだろう。でも、ライラさんも私の正体を知ってるのにちょっと意地が悪いかも。
「それじゃあ、魔道具屋に向かうか」
「じゃあ、買ったものを馬車に乗せないとね」
会計を済ませて店を出ると、待っていてくれた馬車に荷物を積み込む。
「これで良しと。次の行き先は魔道具屋だ。そうだな…グルコールに向かってくれ」
「分かりました」
御者さんが店名だけで馬車を引く。元々商人さんが使っているからか、きっと店の場所も名前も憶えているのだろう。
「ここが魔道具屋グルコールだ」
「わっ!?凄く雰囲気のある店ですね」
店構えからして少しおどろおどろしさがある。ドアを開けたら魔女が奥から出てきそうな雰囲気があるのだ。
「ん?そうか。まあ、魔道具屋って言うのは一般人がおいそれとは近づかないから、そういうものなのかもな。さっ、入るぞ」
クウィードさんを先頭にして魔道具屋さんに入っていく。店内は整頓されているものの、結構物は多いみたいで触るのは注意しないといけないな。
「はい、いらっしゃい。今日は何をお探しで?」
「この子向けの杖を探している。何かいいものはないか?」
「杖ですか?それならあっちですね。子ども用ですか?」
「いえ、大人用でお願いします!」
店内は店構えよりも普通で、店員の人もお姉さんだった。でも、子ども用は勧めないで欲しい。私の魔力だと壊しかねないし。
「そう?あんまり背伸びしなくてもいいのよ?自分に合った…」
店員さんは途中まで言いかけてじっとわたしを見つめてくる。
「な、何か?」
「貴方は大人用で良さそうね。ここから選ぶといいわ」
そう言って案内されたのはやや短めの杖が並んでいるコーナーだった。着色されているのか、色とりどりの杖が並んでいて、中には先端近くに宝石のようなものがはめ込まれているのもある。
「ふむ。数が多くて分からんな。性能が良いものはどれになる?」
「うちは輝石付きとそうでないものに分かれています」
「輝石?」
「輝石というのは一部の鉱山から採れる石のことで、ある程度魔力を強化できるものよ。予算に困っているなら輝石付きでもこちらがお勧めですよ」
「これか?しかし、見た目的に他のものとは違いがなさそうだが…」
店員さんが指差したのはこげ茶色をしているカリンの杖だった。きちんと先端部分には輝石がはめ込まれていて、何も変なところはないと思うんだけど。
「この輝石は魔力を強化する属性が少ないのです。そういった輝石は少なく、大体のものは強化量が少ない代わりに属性に関係なく強化できるのです。これも全く強化できない訳ではないのですが、特定属性以外はさほど…」
デザインが気に入っているのか、お姉さんは杖を手に取って残念そうにつぶやく。
「つまり属性さえ合っていればということか。ちなみに属性は?」
「光と聖属性ですね。どちらも珍しい属性で両方なんて人はいないでしょうから、実質は一属性のみとなります」
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