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第14話 静かに揺らぐ盾
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灯籠祭の翌夜、王都リオスト北端に位置する〈北壁〉は、冷え込みの中に緊張感を孕んでいた。
静かに積もる雪は、昨日の祭りの喧騒を遠い記憶に変え、代わりに、無言の不安を城壁の上に置いていく。人払いされた巡視路に、ふたりの足音が落ちる。
知也は無言のまま歩き、翔もまた、隣を歩きながら一言も発さなかった。
ふたりの前方には、先の襲撃で負傷した壁面。その上に、うっすらと赤黒い痕跡が残る。修繕された石材の隙間には、わずかに異質な光が滲んでいた。
「やはり、残ってるな」
知也が足を止め、壁に手を当てる。霊力を流し込むと、壁の一部がうねるように揺らぎ、呪印が浮かび上がった。
「〈虚無教団〉の残滓か」翔は低く呟いた。
「いや、これは……昨日までの呪印とは少し違う。構成式が精密過ぎる」
知也の声に、わずかだが緊張が混じる。
翔はその場で膝をつき、指先で呪印の輪郭をなぞった。
「“縁”が弱く繋がれてる……否、断絶される寸前だ。これ、放っておいたら刻印盤に干渉が起きるぞ」
「……北壁に異変が起きれば、王都全体に広がる」
知也の言葉に、翔は頷く。
「〈リンクフォージ〉、起動する」
そう言って翔は自身の魂と呪印の“縁”を視、そして知也と自分との縁を鍛つ意思を固めた。
「力を貸してくれ、知也」
「ああ」
知也は静かに杖を構え、白銀の魔力を滑らかに周囲へと展開する。
その瞬間、翔の掌が蒼白い輝きに包まれた。壁の呪印が、まるでそれに抗うように震えだす。
「“縁視の眼鏡”――鍛つ!」
翔が叩きつけたハンマーの音が、壁中に反響する。
翔の手元に生まれたのは、蒼いレンズを嵌め込んだ金縁の眼鏡だった。
「“縁視の眼鏡”……視界に刻まれた縁の歪みを浮かび上がらせる道具だ」
翔が眼鏡をかけると、世界が変わった。
冷えた石の壁面に、幾筋もの“縁”が糸のように絡みついている。だがその一部が黒ずみ、じわじわと壁の内側に侵食していた。
「これが……呪詛の侵食」
翔の声に、知也は頷きながら、手元の魔術書を捲る。
「この符号、昨日のものじゃない。明らかに誰かが、昨夜の灯籠祭の混乱に紛れて新しく刻んだ痕跡がある」
「つまり、敵はまだ潜伏しているってことか」
「……その可能性が高い」
知也の言葉は断言ではなかったが、その表情は静かに警告していた。
翔は眼鏡を外し、再び壁に目をやった。
「この呪印、完全に消すにはもっと深く“縁”を断ち切る必要がある。けど、ただ切ればいいってもんじゃない」
「だな。下手に断ち切れば、壁の防衛結界そのものが不安定になる」
翔は少しだけ口元を歪めた。
「面倒くさい仕事だな」
「でもやるんだろ?」
「……やるさ」
ふたりは視線を交わし、再び作業に取りかかった。知也が“静音の結界”を展開し、翔が呪印を包む縁を細かく叩き直す。
それは、まるで精密な彫金のような作業だった。ミリ単位で打ち込む力を調整し、呪詛の根だけを切除し、“縁”の断絶を避けながら編み直していく。
そして数刻が過ぎた。
壁に浮かんでいた呪印は徐々に薄れ、やがて最後の輪郭が霧散した。
「……終わったな」
知也が深く息を吐いた。
「この“縁視の眼鏡”、思った以上に使えるな」
翔はレンズを外し、ふぅと息を吐いた。
「お前の支援がなかったら無理だった。ありがとう、知也」
「気にするな」
そう言って、知也は再び北の夜空を見上げた。冷たい星の光が、薄く積もった雪の上に静かに落ちていた。
「星、綺麗だな」
ぽつりと翔が漏らすと、知也はわずかに眉を上げた。
「お前がそう言うとは意外だ」
「俺だって、空くらい見上げるさ」
冗談めかす翔の声に、知也は一拍置いてから、小さく笑った。
それは北壁での激戦を乗り越え、共に戦ってきた“縁”が、静かに馴染み始めている証だった。
「……もう一か所、呪印がある」
知也が魔術書を繰りながら、壁の裏手を指差した。
「そこも行こう」
翔は頷くと、ふたりは再び雪の中を進んだ。
壁の裏手、古びた監視台の基部には、石材の継ぎ目に沿って、もうひとつの呪印が刻まれていた。
「これは、より深く侵蝕してるな……しかも“共鳴式”か」
「連鎖する呪印、放置すれば他の防衛線まで波及する」
翔は眼鏡をかけ直し、知也がそっと結界を張る。
「慎重にやろう。ここが崩れたら、北壁全体が危ない」
「分かってる」
翔は一息吸い、〈リンクフォージ〉を起動する。彼の目に、知也との“縁”がはっきりと光る。
(この静かな支援が、俺の鎚に芯を通してくれる)
翔は、その光の筋を伝って“絆”を金属へと流し込む。
やがて、赤黒く脈打っていた呪印が一瞬跳ねた。まるで意志を持っているかのように反発してきたが、知也の支援魔法がその抵抗を鈍らせる。
「今だ」
翔は正確に一撃を叩き込む。
鈍い音と共に、呪印が砕けた。
「……成功だ」
「連鎖も止まったみたいだな」
知也が目を細めると、翔は頷いて腰を下ろした。
「この作業、慣れてるな」
「北壁は俺の持ち場だからな。誰も注目しない場所だが、静かに支える役割もあるんだ」
「“盾”だな」
翔の言葉に、知也はしばし黙ったまま、凍える夜の空気に目を細めた。
「……“盾”か」
「悪くないだろ?」
「……悪くない」
ふたりの間に、言葉にならない信頼が流れた。
静かに、そして確かに。
北壁の修繕作業が終わった翌朝、翔と知也はギルド〈蒼盾〉に報告書を提出していた。
「魔術起因の侵蝕は二か所で鎮静化完了。再発の兆候なし」
翔がそう述べると、ギルド受付の咲耶が真顔で頷いた。
「ありがとう。北壁の防衛線が破られたら王都はひとたまりもない。二人のおかげで、今夜も子どもたちが安心して眠れる」
「……大げさだな」
知也は小さく呟いたが、その表情はどこか柔らかかった。
「知也さん」
咲耶が資料をめくりながら言った。
「私、あなたのこと、もっと前衛的な人だと思ってました」
「……よく言われる」
「でも違うんですね。“支えること”を選ぶ人なんだ」
静かな言葉に、翔は横目で知也を見る。知也は否定しなかった。
「俺は、誰かの後ろにいる方が性に合ってるんだ。背中を預けられる誰かがいて、その人を支えるためなら……意味がある」
「その“誰か”は、翔さんですか?」
咲耶が冗談めかして言った。
「それは本人が決めることだろう」
知也の答えは、意外にも静かな笑みを含んでいた。
その時、奥から琴音が顔を出した。
「あ、いたいた! 二人ともナイスタイミング~! 今日のギルド酒場、私が仕切るから、ちょっと顔出してってよ!」
「何の会だよ」
翔が苦笑するが、琴音はウィンクしてみせる。
「知也くんが無口なのは、みんな知ってる。でもね、無口な人の“言わない優しさ”って、ちゃんと伝わってるんだから!」
「……恥ずかしいことを平然と言うな」
知也は少しだけ頬を染めてそっぽを向いた。
「じゃ、準備してくるからねー!」
勢いよく去っていく琴音の背を見送り、翔は苦笑した。
「にぎやかだな」
「ああ。だが……悪くない」
静かに笑った知也の横顔を見て、翔はふと思う。
この縁は、戦場だけで鍛えられるものではない。
言葉にしなくても、そばにいることで伝わる絆もあるのだと。
そしてその縁が、また一振りの“盾”になる。
――夜明けは、確かに静かに、だが力強く。
北壁を守るその意志を、世界のどこかが感じ取っているかのようだった。
静かに積もる雪は、昨日の祭りの喧騒を遠い記憶に変え、代わりに、無言の不安を城壁の上に置いていく。人払いされた巡視路に、ふたりの足音が落ちる。
知也は無言のまま歩き、翔もまた、隣を歩きながら一言も発さなかった。
ふたりの前方には、先の襲撃で負傷した壁面。その上に、うっすらと赤黒い痕跡が残る。修繕された石材の隙間には、わずかに異質な光が滲んでいた。
「やはり、残ってるな」
知也が足を止め、壁に手を当てる。霊力を流し込むと、壁の一部がうねるように揺らぎ、呪印が浮かび上がった。
「〈虚無教団〉の残滓か」翔は低く呟いた。
「いや、これは……昨日までの呪印とは少し違う。構成式が精密過ぎる」
知也の声に、わずかだが緊張が混じる。
翔はその場で膝をつき、指先で呪印の輪郭をなぞった。
「“縁”が弱く繋がれてる……否、断絶される寸前だ。これ、放っておいたら刻印盤に干渉が起きるぞ」
「……北壁に異変が起きれば、王都全体に広がる」
知也の言葉に、翔は頷く。
「〈リンクフォージ〉、起動する」
そう言って翔は自身の魂と呪印の“縁”を視、そして知也と自分との縁を鍛つ意思を固めた。
「力を貸してくれ、知也」
「ああ」
知也は静かに杖を構え、白銀の魔力を滑らかに周囲へと展開する。
その瞬間、翔の掌が蒼白い輝きに包まれた。壁の呪印が、まるでそれに抗うように震えだす。
「“縁視の眼鏡”――鍛つ!」
翔が叩きつけたハンマーの音が、壁中に反響する。
翔の手元に生まれたのは、蒼いレンズを嵌め込んだ金縁の眼鏡だった。
「“縁視の眼鏡”……視界に刻まれた縁の歪みを浮かび上がらせる道具だ」
翔が眼鏡をかけると、世界が変わった。
冷えた石の壁面に、幾筋もの“縁”が糸のように絡みついている。だがその一部が黒ずみ、じわじわと壁の内側に侵食していた。
「これが……呪詛の侵食」
翔の声に、知也は頷きながら、手元の魔術書を捲る。
「この符号、昨日のものじゃない。明らかに誰かが、昨夜の灯籠祭の混乱に紛れて新しく刻んだ痕跡がある」
「つまり、敵はまだ潜伏しているってことか」
「……その可能性が高い」
知也の言葉は断言ではなかったが、その表情は静かに警告していた。
翔は眼鏡を外し、再び壁に目をやった。
「この呪印、完全に消すにはもっと深く“縁”を断ち切る必要がある。けど、ただ切ればいいってもんじゃない」
「だな。下手に断ち切れば、壁の防衛結界そのものが不安定になる」
翔は少しだけ口元を歪めた。
「面倒くさい仕事だな」
「でもやるんだろ?」
「……やるさ」
ふたりは視線を交わし、再び作業に取りかかった。知也が“静音の結界”を展開し、翔が呪印を包む縁を細かく叩き直す。
それは、まるで精密な彫金のような作業だった。ミリ単位で打ち込む力を調整し、呪詛の根だけを切除し、“縁”の断絶を避けながら編み直していく。
そして数刻が過ぎた。
壁に浮かんでいた呪印は徐々に薄れ、やがて最後の輪郭が霧散した。
「……終わったな」
知也が深く息を吐いた。
「この“縁視の眼鏡”、思った以上に使えるな」
翔はレンズを外し、ふぅと息を吐いた。
「お前の支援がなかったら無理だった。ありがとう、知也」
「気にするな」
そう言って、知也は再び北の夜空を見上げた。冷たい星の光が、薄く積もった雪の上に静かに落ちていた。
「星、綺麗だな」
ぽつりと翔が漏らすと、知也はわずかに眉を上げた。
「お前がそう言うとは意外だ」
「俺だって、空くらい見上げるさ」
冗談めかす翔の声に、知也は一拍置いてから、小さく笑った。
それは北壁での激戦を乗り越え、共に戦ってきた“縁”が、静かに馴染み始めている証だった。
「……もう一か所、呪印がある」
知也が魔術書を繰りながら、壁の裏手を指差した。
「そこも行こう」
翔は頷くと、ふたりは再び雪の中を進んだ。
壁の裏手、古びた監視台の基部には、石材の継ぎ目に沿って、もうひとつの呪印が刻まれていた。
「これは、より深く侵蝕してるな……しかも“共鳴式”か」
「連鎖する呪印、放置すれば他の防衛線まで波及する」
翔は眼鏡をかけ直し、知也がそっと結界を張る。
「慎重にやろう。ここが崩れたら、北壁全体が危ない」
「分かってる」
翔は一息吸い、〈リンクフォージ〉を起動する。彼の目に、知也との“縁”がはっきりと光る。
(この静かな支援が、俺の鎚に芯を通してくれる)
翔は、その光の筋を伝って“絆”を金属へと流し込む。
やがて、赤黒く脈打っていた呪印が一瞬跳ねた。まるで意志を持っているかのように反発してきたが、知也の支援魔法がその抵抗を鈍らせる。
「今だ」
翔は正確に一撃を叩き込む。
鈍い音と共に、呪印が砕けた。
「……成功だ」
「連鎖も止まったみたいだな」
知也が目を細めると、翔は頷いて腰を下ろした。
「この作業、慣れてるな」
「北壁は俺の持ち場だからな。誰も注目しない場所だが、静かに支える役割もあるんだ」
「“盾”だな」
翔の言葉に、知也はしばし黙ったまま、凍える夜の空気に目を細めた。
「……“盾”か」
「悪くないだろ?」
「……悪くない」
ふたりの間に、言葉にならない信頼が流れた。
静かに、そして確かに。
北壁の修繕作業が終わった翌朝、翔と知也はギルド〈蒼盾〉に報告書を提出していた。
「魔術起因の侵蝕は二か所で鎮静化完了。再発の兆候なし」
翔がそう述べると、ギルド受付の咲耶が真顔で頷いた。
「ありがとう。北壁の防衛線が破られたら王都はひとたまりもない。二人のおかげで、今夜も子どもたちが安心して眠れる」
「……大げさだな」
知也は小さく呟いたが、その表情はどこか柔らかかった。
「知也さん」
咲耶が資料をめくりながら言った。
「私、あなたのこと、もっと前衛的な人だと思ってました」
「……よく言われる」
「でも違うんですね。“支えること”を選ぶ人なんだ」
静かな言葉に、翔は横目で知也を見る。知也は否定しなかった。
「俺は、誰かの後ろにいる方が性に合ってるんだ。背中を預けられる誰かがいて、その人を支えるためなら……意味がある」
「その“誰か”は、翔さんですか?」
咲耶が冗談めかして言った。
「それは本人が決めることだろう」
知也の答えは、意外にも静かな笑みを含んでいた。
その時、奥から琴音が顔を出した。
「あ、いたいた! 二人ともナイスタイミング~! 今日のギルド酒場、私が仕切るから、ちょっと顔出してってよ!」
「何の会だよ」
翔が苦笑するが、琴音はウィンクしてみせる。
「知也くんが無口なのは、みんな知ってる。でもね、無口な人の“言わない優しさ”って、ちゃんと伝わってるんだから!」
「……恥ずかしいことを平然と言うな」
知也は少しだけ頬を染めてそっぽを向いた。
「じゃ、準備してくるからねー!」
勢いよく去っていく琴音の背を見送り、翔は苦笑した。
「にぎやかだな」
「ああ。だが……悪くない」
静かに笑った知也の横顔を見て、翔はふと思う。
この縁は、戦場だけで鍛えられるものではない。
言葉にしなくても、そばにいることで伝わる絆もあるのだと。
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