酒の流れる川で君を待つ

乾為天女

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第40話 最高の思い出は、君とここで

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 昼の仕込みが、いつの間にか「戦い」というより「日課」に変わっていた。
 数か月が過ぎた。
 再開発の話は、少しずつ形を変えながら続いている。
 耐震診断の人が来たり、ビルの図面を持った担当者が顔をのぞかせたり。
 けれど、川べり文庫の扉には、今日も変わらず「営業中」のプレートが下がっていた。
 「すみません、キッシュの卵液、もう一回分いけますか?」
 昼下がりの厨房で、新人スタッフの美緒があたふたしながら叫ぶ。
 「いける、いける。
 ほら、レシピの端っこに『混雑時は一・五倍』って書いてあるだろ」
 絵斗が、慣れた手つきでボウルを差し出す。
 「これ、ちゃんとそれ用に分量書いておいたから。
 未来の俺、ナイスってやつ」
 「その未来の俺、今ですよね」
 璃音が、横からツッコみながらも笑っている。
 カウンターの向こうでは、凱理が客の注文をさばいていた。
 「はい、『君に恋する確率』二名様分ですね。
 おひとりは『もう一度告白する勇気が出る確率』、
 もうおひとりは『告白されるまで自分から動かない確率』」
 「後者、高そうですね」
 花春が、トレーを抱えたままひそひそと言う。
 「でしょうね。
 でも今日は、
 前菜に『百パーセントマリネ』つけておきましょう」
 「名前に慣れてきた自分がちょっと悔しい」
 そうやって、
 店内に笑いと料理と、ささやかな確率が飛び交っている。
 外は、春から初夏へと季節を変えたばかりの繁忙期。
 昼のランチも夜の席も、ありがたいことにほとんど埋まっていた。
     ◇
 「今日、やっぱり多いですね」
 仕込みの合間、璃音がホールを見渡して言う。
 「商店街のスタンプラリーも続いてますし。
 『川沿いでご飯食べたらスタンプ二倍』ってやつ」
 「二倍、って言葉に弱い人、多いからなあ」
 凱理が、レジ前で小銭を数えながら苦笑する。
 「それに、ほら」
 花春が、入口の黒板を指さした。
 そこには、少し前から新しい文字が書き加えられている。
 『本日のきまぐれメニュー
 「最高の思い出プレート」始めました』
 「きまぐれ、復活させたんですよね」
 璃音が言うと、絵斗が照れたように頭をかいた。
 「昔のメニュー表、倉庫から出したときさ。
 『きまぐれ』って言葉が、なんか妙にまぶしく見えてさ。
 今だったら、
 『きまぐれ』って言いながらも、
 ちゃんと意味のある一皿にできる気がしたんだよね」
 「それで『最高の思い出プレート』ですか」
 「うん。
 今日この店であったことが、
 誰かの最高の思い出になるかどうかは分からないけどさ。
 少なくとも、
 『ここでご飯食べてる今』が悪くない時間だったと思ってもらえるように、
 その日一番しっくり来るものを乗せて出してる」
 「……そういうの、
 メニュー名に書ききれないの、もったいないですね」
 璃音が、黒板の「最高の思い出」の文字を指でなぞる。
 「でも、
 全部書いたら読み終わる前に料理冷めちゃうから」
 「たしかに」
 笑いながら、
 璃音は注文に応じて小皿を用意し始めた。
     ◇
 その日の夜は、特ににぎやかだった。
 カウンターの端には、
 常連の葵と、出版社勤めの深雪。
 「締め切り前の顔してますね」
 「鏡見なくても分かります?」
 「分かります」
 葵がくすりと笑う。
 「今日の『最高の思い出プレート』は、
 きっとカフェイン高めですね」
 「胃薬もセットにしてくれると助かるんだけど」
 そんなやり取りをしながら、
 二人はグラスを傾ける。
 奥のテーブル席では、
 あの年配の夫婦が仲良くシチューを分け合っていた。
 「今日も、
 『きょうも』『よろしく』って書いてくれるのかねえ」
 「さあねえ。
 毎日続くと、店の人も飽きるんじゃない?」
 「飽きませんよ」
 通りかかった花春が、笑って口を挟む。
 「むしろ、
 そうやって続いてるのを見るたびに、
 こっちが元気もらってますから」
 ふたりは顔を見合わせて照れくさそうに笑った。
 奥の四人掛けでは、
 新しくこの街に引っ越してきたばかりの若者たちが
 「川沿いのおすすめの店」を地図アプリで見比べている。
 「ここ、評判いいじゃん」
 「『酒の流れる川のそばのおいしい店』って書いてある」
 「あ、それ、私が書いたクチコミかも」
 葵が、グラスを持ったままひょいと手を挙げる。
 「ちゃんと事実しか書いてませんから」
 そんな声と笑いが交差する中、
 カウンターの内側では、
 奏斗が淡々とグラスを洗い、酒を注いでいた。
 いつもより、
 ほんの少しだけ表情が柔らかい。
 その様子を見ながら、
 璃音は心の中でそっと数えてしまう。
 (これで、今日何回目の「最高の思い出予備軍」だろう)
 ──百パーセントの告白から、
 ずいぶんたくさんの予備軍が増えた気がする。
     ◇
 閉店時間が近づく頃、
 最後の客が帰り支度を始めた。
 「ごちそうさまでした」
 葵と深雪が、立ち上がって会計に向かう。
 「今日の『最高の思い出プレート』、
 ちゃんと締め切り耐性つきでした」
 「それはよかったです」
 璃音が笑うと、
 葵がふと真顔になった。
 「ねえ」
 「はい?」
 「ここ、いつまで残るか分からないでしょ」
 ストレートな言葉。
 けれど、その声には責める色も嘆く色もなかった。
 「うん」
 璃音は、正直にうなずく。
 「でも、
 この一年はここで灯りをともしていていいって、
 ちゃんと許可もらったから」
 「そっか」
 「だから私たちは、
 その灯りが消えるその日まで、
 『今日来てよかった』って思ってもらえる夜を
 できるだけ増やす役目です」
 「じゃあ、今日のこの夜も」
 葵が、レジのカウンターを軽く指で叩いた。
 「ちゃんと『増えた分』のひとつにカウントしといて」
 「もちろん」
 璃音は、
 胸の奥でそっと印をつけた。
 「『葵さんと深雪さん、締め切り前に現実逃避しに来た夜』として」
 「名前が長い」
 「でも覚えやすいです」
 三人で笑い合い、
 二人は夜の川沿いへと出ていった。
 扉のベルが鳴り、
 店内は一気に静かになる。
 残っているのは、
 スタッフと、空いたグラスと、
 わずかな料理の香りだけ。
     ◇
 「……今日も、よく働きました」
 レジを締め終えた奏斗が、
 帳簿に数字を書き込みながらつぶやく。
 「売上も悪くないですね」
 「いい感じです」
 凱理が、ホールの灯りを一段階落としながらうなずいた。
 「じゃあ、今日はここまでにしましょうか」
 花春が、スタッフ全員を見回す。
 「食器も片づいたし、
 あとは明日の準備をちょっとだけしてから」
 「私は、もう上がっていいですか?」
 阿紗美が、おそるおそる手を挙げる。
 「明日の朝練、ちょっと早くて」
 「練習?」
 「ランナーじゃないけど、
 地域の子どもたちと一緒に走る会の付き添いで」
 「いいですね」
 璃音が、嬉しそうに笑う。
 「走りたい人が、自分のペースで走れる場所。
 ここも、そういう店でありたいですね」
 「うん、そんな感じ」
 阿紗美は、満足げにうなずいた。
 凱理と絵斗も、順番に上がっていく。
 「じゃあ、お先に失礼します」
 「お疲れさまでした」
 階段を昇る足音が遠ざかり、
 店内には、また二人分の気配だけが残った。
 カウンターの上には、
 片づけ忘れたグラスが一つ。
 「これで最後ですね」
 奏斗が、そのグラスを手に取る。
 「今日も、
 よく働きました」
 さっきと同じ言葉。
 けれど、
 璃音の耳には、少し違って聞こえた。
 「……ねえ、奏斗さん」
 「はい」
 「今日、もう一個だけ、
 『明日の仕込み』してもいいですか」
 「明日の?」
 目を瞬かせる奏斗に、
 璃音は小さく笑ってみせた。
 「ここじゃなくて、
 外で」
     ◇
 店の前のベンチには、
 夜のしめった空気が張りついていた。
 川べりに沿って灯りが並び、
 水面にはネオンと提灯の光が揺れている。
 まるで、
 酒がゆっくり流れているみたいな川。
 初めてこの街に来た夜に見た景色と、
 ほとんど変わっていないはずなのに、
 今は、
 そこに座っている自分と隣の人が違う。
 「ベンチで話すの、
 久しぶりですね」
 璃音が、木の背もたれに背中を預ける。
 「ここ、
 ケンカ用と相談用と、告白用と、
 いろんな用途で使われてますけど」
 「用途が増えていってますね」
 奏斗も、肩の力を抜いて座った。
 「今日はどれでしょう」
 「今日は……」
 璃音は、川面に映る灯りを見つめた。
 「最高の思い出を、
 仕込みする日です」
 「仕込み」
 「はい。
 『今日のことを、いつか思い出したときに、
 笑えるようにしておく仕込み』」
 少し、言葉を探す。
 「この先、
 ビルがどうなるか、まだ決まってませんよね」
 「そうですね」
 「もしかしたら、
 数年後にはここが更地になってて、
 私たち、
 別の仕事してるかもしれないし」
 「その可能性は、
 決してゼロではありません」
 「でも」
 璃音は、そこできっぱりと言い切った。
 「そのとき『川べり文庫で働いてた日々』のことを、
 最高の思い出だったって笑って言えるように、
 今、ちゃんと仕込みしておきたいんです」
 「……今?」
 「はい。
 今、
 百パーセントの恋してて、
 百パーセントの覚悟で、
 ここに皿出してて、
 それでも明日の仕込みのこと考えてて、
 そういう、
 ぐちゃぐちゃで地味な今日この瞬間を、
 『最高の思い出予備軍』じゃなくて、
 もう本番にしちゃいたい」
 言いながら、自分で少し笑ってしまう。
 「欲張りですか?」
 「いいえ」
 奏斗は、首を横に振った。
 「むしろ、
 それくらい欲張ってくれた方が、
 救われます」
 「救われる?」
 「はい。
 もし、
 この店がいつか本当に終わる日が来ても」
 川面の灯りを見ながら、
 静かに続ける。
 「『あの店は、自分の人生にとっての最高の思い出のひとつだった』と
 誰かが言ってくれたら——
 数字で測れないくらい、
 報われると思うので」
 璃音は、
 その横顔をじっと見つめた。
 「じゃあ……」
 ベンチの背もたれから、そっと身を起こす。
 「私、先に言っておきますね」
 「え?」
 「ここで働いてる時間は、
 もう私の中では、
 完全に『最高の思い出』です」
 真顔で言ってから、
 頬が熱くなるのを自覚する。
 「たぶんこれからも、
 更新され続けると思いますけど」
 「更新制なんですね」
 「もちろん」
 璃音は、笑った。
 「君に恋する確率も、
 最高の思い出の数も、
 きっと今日より明日の方が、
 ちょっとだけ増えていくはずだから」
 川の音が、
 二人の沈黙をそっと包む。
 ベンチの上で、
 指先がかすかに触れ合う。
 もう、
 わざとらしく離すことはなかった。
 「……では、僕からも一つ」
 奏斗が、ゆっくりと口を開いた。
 「この先どこで働くことになっても、
 どんな店に立つことになっても」
 視線は川の方を向いたまま。
 それでも、
 言葉はまっすぐ隣へ向かっていた。
 「璃音さんと一緒に、
 誰かの一日の終わりに灯りをともす仕事がしたい。
 それが、今のところの僕の……
 『最高の思い出以降の願望』です」
 「願望」
 璃音は、
 胸の奥がじんと熱くなるのを感じた。
 「じゃあ、それも仕込みしておかないと」
 「仕込み?」
 「はい。
 明日も、来週も、来年も、
 目の前のグラスと皿をちゃんと出しながら、
 その願望が叶うだけの腕と心を、
 ここで磨いておきましょう」
 「……なるほど」
 奏斗は、ふっと笑った。
 「やっぱり僕たちは、
 何を言っても最後は仕事の話になりますね」
 「それが、たぶん一番幸せな形ですよ」
 璃音も笑う。
 「恋も仕事も、
 どっちも同じカウンターの上で混ざってる感じが」
     ◇
 川の流れは、
 今日も変わらない速さで進んでいく。
 このビルが何年先まで残るのかは分からない。
 川べり文庫がいつまで灯りをともしていられるのかも分からない。
 それでも——
 ここで流れてきた酒と、
 ここで交わされた言葉と、
 ここで笑った人たちの顔は、
 確かに誰かの胸の中で、
 「最高の思い出」として残っていく。
 いつか、
 この街を離れた誰かが、
 別の川を眺めながらふとこう思うかもしれない。
 ——酒の流れる川のそばで、
 ちゃんと話を聞いてくれる店があったな、と。
 そしてその記憶の片隅に、
 カウンターの中で忙しそうに働きながら、
 「君に恋する確率」なんて冗談みたいなメニューを真面目な顔で出してくる、
 少し不器用な店長代行と、
 冷静だけど気まぐれで、
 百パーセントの恋を隠しきれないパティシエの姿が、
 そっと並んでいる。
 「帰りましょうか」
 ベンチから立ち上がりながら、
 璃音が言う。
 「はい」
 奏斗も立ち上がる。
 並んで歩き出す二人の影を、
 川の灯りが静かに伸ばしていく。
 明日も仕込みがある。
 明日もグラスを磨く。
 明日も誰かの確率を、一緒に笑いながら聞く。
 未来の形はまだ分からない。
 それでも、
 君に恋する確率は——
 きっとこれからも、百パーセントのまま。
 酒の流れる川は、
 今日もそっと、その決意を飲み込んで流れていった。

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