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噂
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対戦が終わった後、1つのフレンド申請が届いた
「フレンド申請?」
フレンド申請を送ってきたプレイヤーの名前を見る
プレイヤーネームはマユラと言う名前らしい
「……あぁ、さっきの対戦相手だね。押し間違えかな。拒否っと」
フレンド申請を拒否する
僕は基本的に知人でも無ければフレンド申請は受けない
プレイヤーネームに見覚えはなかった
「今のレベルは20……うぅ、なんか経験値の必要数上がった気がする」
自身のステータス画面を見て唸る
レベル20になってから必要経験値が増えたように感じていた
前作はやり込んでいた事もあってかそんな印象は無かった。レベル上げに必要な経験値が増えるとレベル上げに時間が掛かる
「これだと前作よりレベル上げ大変かぁ。経験値調整入ってくれないかなぁ~」
呑気にそんな事を言っていた頃、とある配信では話題が持ち切りだった
その配信の主は先程、僕が戦っていた人物
プレイヤーネームマユラ
彼女は僕に負けて落ち込んでいた
彼女は配信者であった
「負けた上にフレンド申請却下されたぁ。ランク戦無双で終えるつもりだったのにぃ」
『あら残念』
『まぁ突然送られても断ると思う』
『まぁ配信者だって知らない可能性はあるよなぁ。知ってても断る人は居るけど』
『どんまい!』
『今日は特に調子良かったのにねぇ』
「そう、今日本当に絶好調だったの~。悔しいぃー」
絶好調で連勝を重ねていたところでやられ普段よりもショックが大きい
落ち込んでいる理由はただ負けたからでは無い
『あの機体ランク戦で始めてみたけど強い機体?』
『あの見た目からして機体弄ってないよね。結構好きな見た目だった』
配信のコメントが流れている
今日はランク戦負けるまでという配信スタイルでやっていた為、今は終わりの簡単な雑談を行っている
落ち込みながらもコメントはしっかりと見て反応する
「あの機体は今作の主人公機だよ。まさかあれ使ってランク戦潜る人がいるとは……見た目が好きなのかはたまた変態なのかなぁ」
『おぉ、主人公機』
『成程、それは強い』
『レベル何で解放、良いな強そうだった』
『あれ主人公機って確か初期機体じゃ』
『あれ、倉庫で見た気がする』
『変態呼び草』
『変態?』
無言で持っている機体や装備が保管されている倉庫を開いて下の方へスクロールする
そして一番下に僕が使っていた機体があった
「あの機体って初期に配布されてる機体でスペックが低いんだよね」
機体のスペックを見せる
そこには2つだけ機動、耐久と書かれている
このゲームは体力固定、機体の性能は機動力と耐久力のみのシンプルなステータスになっている
「ほら、これ見て、機動60耐久30」
『機動はマユラちゃんのより高いね』
『耐久30は他の配信でも見るけど機動特化だと珍しくない気が』
『これって低いの?』
『未プレイだから分からない』
「ここで見てほしいのは合計値だよ。この機体は合計値90、私が使ってた機体は耐久55機動50の105」
『あぁ、15違うな』
『び、微妙……』
『他の機体は?』
「他の機体も部品組み替えたとしても合計値は105固定なんだよね」
『えっ』
『初期機体とは言えステータス唯一低いなんてある?』
『主人公機なのに……』
「そう、唯一合計値が低い機体なの。機動も機動特化ほど高くないのに耐久は機動特化と同じくらいの数値で攻撃当たると体力すぐ持ってかれる。レベル上がったら大人しく別の機体使った方が良いって感じの」
(まぁ見た目が好きで使ってるって感じかなぁ)
唯一スペックが低い為、ランク戦チュートリアル用の機体と呼ばれている
似たような性能で上位互換の機体も複数存在する
『それで勝ち上がってるんだ。すげぇ』
『でもまぁ勝てるんだろ?』
『プロゲーマーのサブ垢とか?』
『それか野良の強いプレイヤー』
「そりゃ勝てるよ。……ランク戦負けたから配信終わりー、次の配信は明日でまたランク戦だから来てねー」
『お疲れ様でした~』
『おつー』
『明日も見る~』
配信を終えた後マユラは対戦のリプレイを確認する
「これ武器も初期のだよね? 完全初期編成に負けたんだ私……」
リプレイで確認して気付く、使っている武器も初期からある武器だと
初期武器も機体と同じように他の武器に比べて低い設定にされている
戦えるし勝てる。しかし、ハンデを抱えて戦うような物
「最初から撃つ前からレーザーを警戒してるよね。接近は機関銃の方はダメージ覚悟でもレーザーは警戒、接近後は距離を離さず機関銃の射線に入らず短剣の間合いには入らなかった……動きがレベル以上に戦い慣れてる。前作プレイヤーかな。前作プレイヤーなら装備性能は知っててもおかしくないか。余り使ってる人多くない編成だけどランカー編成だし」
この配信をきっかけに切り抜きやSNSでプレイヤー達に広がった
初期機体で初期武器を抱えてランク戦を潜る強者が居ると
最初は都市伝説か何かだと思われていたが切り抜きが流れ真実だと分かり尚且つ戦った事あると言う人達も現れた
そんな噂は露知らず僕はレベル上げの為にランク戦で勝利を重ねていた
ランク戦で敵機を撃破する
「良し、順調!」
装備編成を考えて接近してショットガンと斧で戦うのがメインとなった
中距離射撃で削り相手の攻撃に注意しながら接近して一気に削り切る
「相手も片方ショットガン、絶対攻め込んでくるよね。相手の速さは速度よりだけどちょっと遅い気するから耐久ありそう」
ショットガン相手は接近されると不味いので中距離の射撃で削る
こっちもショットガンを持っているとは言えこっちは耐久の低い機体で武器の威力は相手の方が高いと考えられる
接近をしてこようとする相手に適正距離前からショットガンを撃って牽制する
「こっちもショットガンだぞ~。良し、この調子なら削り切れる」
相手の射撃を回避しながら的確にダメージを稼いでいく
そして接近してきた相手にショットガンを撃ち込んで撃破する
「今ので倒せなかったら危なかったぁ。そろそろ次のランクに上がりそうだけど今日はもう良いや疲れた」
ゲームをログアウトしようとしたその時、対戦申請が届いた
「何これ、対戦申請? 前作にもあったけど……」
前作ではフレンドやランカーに対戦の申請を送る事が出来る機能があった
だがそれだとおかしい、今、僕はフレンドリストに名前は一切ない
その上今作では僕はランカーにはなっていない
最も今作はその2つに該当していなくても対戦申請を送れる機能があるのかもしれないが
「普通に断ろうと思ったけど……」
本当なら即断るところだけど今回は悩む
何故なら
「もの凄い見知った名前……」
対戦申請を送ってきた人のプレイヤーネームを僕は知っていた
その上
『ランク戦で初期機体で暴れている人が居ると聞いてね、良ければ対戦をしてくれないか?』
とチャットも届いていた
「フレンド申請?」
フレンド申請を送ってきたプレイヤーの名前を見る
プレイヤーネームはマユラと言う名前らしい
「……あぁ、さっきの対戦相手だね。押し間違えかな。拒否っと」
フレンド申請を拒否する
僕は基本的に知人でも無ければフレンド申請は受けない
プレイヤーネームに見覚えはなかった
「今のレベルは20……うぅ、なんか経験値の必要数上がった気がする」
自身のステータス画面を見て唸る
レベル20になってから必要経験値が増えたように感じていた
前作はやり込んでいた事もあってかそんな印象は無かった。レベル上げに必要な経験値が増えるとレベル上げに時間が掛かる
「これだと前作よりレベル上げ大変かぁ。経験値調整入ってくれないかなぁ~」
呑気にそんな事を言っていた頃、とある配信では話題が持ち切りだった
その配信の主は先程、僕が戦っていた人物
プレイヤーネームマユラ
彼女は僕に負けて落ち込んでいた
彼女は配信者であった
「負けた上にフレンド申請却下されたぁ。ランク戦無双で終えるつもりだったのにぃ」
『あら残念』
『まぁ突然送られても断ると思う』
『まぁ配信者だって知らない可能性はあるよなぁ。知ってても断る人は居るけど』
『どんまい!』
『今日は特に調子良かったのにねぇ』
「そう、今日本当に絶好調だったの~。悔しいぃー」
絶好調で連勝を重ねていたところでやられ普段よりもショックが大きい
落ち込んでいる理由はただ負けたからでは無い
『あの機体ランク戦で始めてみたけど強い機体?』
『あの見た目からして機体弄ってないよね。結構好きな見た目だった』
配信のコメントが流れている
今日はランク戦負けるまでという配信スタイルでやっていた為、今は終わりの簡単な雑談を行っている
落ち込みながらもコメントはしっかりと見て反応する
「あの機体は今作の主人公機だよ。まさかあれ使ってランク戦潜る人がいるとは……見た目が好きなのかはたまた変態なのかなぁ」
『おぉ、主人公機』
『成程、それは強い』
『レベル何で解放、良いな強そうだった』
『あれ主人公機って確か初期機体じゃ』
『あれ、倉庫で見た気がする』
『変態呼び草』
『変態?』
無言で持っている機体や装備が保管されている倉庫を開いて下の方へスクロールする
そして一番下に僕が使っていた機体があった
「あの機体って初期に配布されてる機体でスペックが低いんだよね」
機体のスペックを見せる
そこには2つだけ機動、耐久と書かれている
このゲームは体力固定、機体の性能は機動力と耐久力のみのシンプルなステータスになっている
「ほら、これ見て、機動60耐久30」
『機動はマユラちゃんのより高いね』
『耐久30は他の配信でも見るけど機動特化だと珍しくない気が』
『これって低いの?』
『未プレイだから分からない』
「ここで見てほしいのは合計値だよ。この機体は合計値90、私が使ってた機体は耐久55機動50の105」
『あぁ、15違うな』
『び、微妙……』
『他の機体は?』
「他の機体も部品組み替えたとしても合計値は105固定なんだよね」
『えっ』
『初期機体とは言えステータス唯一低いなんてある?』
『主人公機なのに……』
「そう、唯一合計値が低い機体なの。機動も機動特化ほど高くないのに耐久は機動特化と同じくらいの数値で攻撃当たると体力すぐ持ってかれる。レベル上がったら大人しく別の機体使った方が良いって感じの」
(まぁ見た目が好きで使ってるって感じかなぁ)
唯一スペックが低い為、ランク戦チュートリアル用の機体と呼ばれている
似たような性能で上位互換の機体も複数存在する
『それで勝ち上がってるんだ。すげぇ』
『でもまぁ勝てるんだろ?』
『プロゲーマーのサブ垢とか?』
『それか野良の強いプレイヤー』
「そりゃ勝てるよ。……ランク戦負けたから配信終わりー、次の配信は明日でまたランク戦だから来てねー」
『お疲れ様でした~』
『おつー』
『明日も見る~』
配信を終えた後マユラは対戦のリプレイを確認する
「これ武器も初期のだよね? 完全初期編成に負けたんだ私……」
リプレイで確認して気付く、使っている武器も初期からある武器だと
初期武器も機体と同じように他の武器に比べて低い設定にされている
戦えるし勝てる。しかし、ハンデを抱えて戦うような物
「最初から撃つ前からレーザーを警戒してるよね。接近は機関銃の方はダメージ覚悟でもレーザーは警戒、接近後は距離を離さず機関銃の射線に入らず短剣の間合いには入らなかった……動きがレベル以上に戦い慣れてる。前作プレイヤーかな。前作プレイヤーなら装備性能は知っててもおかしくないか。余り使ってる人多くない編成だけどランカー編成だし」
この配信をきっかけに切り抜きやSNSでプレイヤー達に広がった
初期機体で初期武器を抱えてランク戦を潜る強者が居ると
最初は都市伝説か何かだと思われていたが切り抜きが流れ真実だと分かり尚且つ戦った事あると言う人達も現れた
そんな噂は露知らず僕はレベル上げの為にランク戦で勝利を重ねていた
ランク戦で敵機を撃破する
「良し、順調!」
装備編成を考えて接近してショットガンと斧で戦うのがメインとなった
中距離射撃で削り相手の攻撃に注意しながら接近して一気に削り切る
「相手も片方ショットガン、絶対攻め込んでくるよね。相手の速さは速度よりだけどちょっと遅い気するから耐久ありそう」
ショットガン相手は接近されると不味いので中距離の射撃で削る
こっちもショットガンを持っているとは言えこっちは耐久の低い機体で武器の威力は相手の方が高いと考えられる
接近をしてこようとする相手に適正距離前からショットガンを撃って牽制する
「こっちもショットガンだぞ~。良し、この調子なら削り切れる」
相手の射撃を回避しながら的確にダメージを稼いでいく
そして接近してきた相手にショットガンを撃ち込んで撃破する
「今ので倒せなかったら危なかったぁ。そろそろ次のランクに上がりそうだけど今日はもう良いや疲れた」
ゲームをログアウトしようとしたその時、対戦申請が届いた
「何これ、対戦申請? 前作にもあったけど……」
前作ではフレンドやランカーに対戦の申請を送る事が出来る機能があった
だがそれだとおかしい、今、僕はフレンドリストに名前は一切ない
その上今作では僕はランカーにはなっていない
最も今作はその2つに該当していなくても対戦申請を送れる機能があるのかもしれないが
「普通に断ろうと思ったけど……」
本当なら即断るところだけど今回は悩む
何故なら
「もの凄い見知った名前……」
対戦申請を送ってきた人のプレイヤーネームを僕は知っていた
その上
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