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学園編

学園生活2日目朝寮にて シャリオside

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ピピピッピピピッ
目覚ましの魔道具の音で目を覚ます。
「おはようございますシャリオ君。」
もう既に起きていたマルスから挨拶される。
「おはようマルス。早いね。」
いつもはシュリアが隣にいて同じ時間に目を覚ますから少し違和感がある。
身支度を整えている時にいつもシュリアの髪を結ぶから結ばない今日はどこか物足りない気がする。というかシュリアって自分で髪結べるのか?
(シャリオ聞こえる?)
念話でシュリアから連絡が来た。
(聞こえるよ。おはようシュリアどうかした?)
シュリアに返事を返す。
(私、自分じゃ髪結べないから結んで欲しいんだけど)
やっぱり結べなかった。というか髪をセットする道具なんかは僕が持ってる。
(分かった。じゃあ朝食の時に結んであげるから早めに来てね。どんな髪がいい?)
(シャリオに任せる)
(わかった。可愛いの考えとくね。)
(うんよろしく。)
念話を終えてはやくシュリア似合うために自分の準備をする手を早める。
「急に急ぎだしたけどどうかしたの?」
不思議がったマルスが声をかけてきた。
「今シュリアと念話して髪が結べないから結んでって事だったから早めに食堂に行かなくちゃならないからね。」
「それなら私も一緒に行くよ。」
「なら急ごう。きっとシュリアも急いでくるだろうから」
シュリアに会うため、髪を結ぶため早めに食堂に向かった。
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