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第4章 青い竜の村
60話 川辺にて
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「この辺りで半分と言ったところか」
日が暮れ始めた頃、地図と周りの風景を見比べながらダネルがそう呟いた。
街を出てから川を目指して歩き、いまはその川の上流にある湖を目指している。
「このまま川に沿って歩いて湖についたら東に向かう。そこに青の村がある」
「歩くっつうか半分山登りだな、コリャ」
自分が歩いてきた道のりを、ふとそう思う。
「この辺りの大きな水場はこの先の湖だからな。黒の氏族と青は水場と狩り場の取り合いで昔から争ってたんだ。
あの湖の水は我らが血であり我らの血でもあるんだ」
「水って、川もあるのに?」
「この辺の川は流れが急なんだよ。岸のそばは緩やかに見えても少し深いところに行くと足を取られるくらい流れが早いんだ」
そういや川に行った時は、足が浸かるよりも深い場所には行くなって、よく言われたっけ。
「何よりこの辺りの川は魔獣が多いんだ。流れに足を取られた獲物を狩ろうとする奴がよくいるんだよ」
「水場の魔獣は厄介な奴が多いからね。水の中じゃこちらは思うように動けないからね」
「レーテ、お前その手の魔獣と戦ったことでもあるのか?」
レーテは何かを思い出すように首を傾げる。
「戦ったと言うより、食べられた、だね。
どこだったかは覚えていないのだけれど、色々と体が汚れたから体を洗いたくてね。池だったか湖だったのだけれど、近づいた瞬間引きずり込まれてね」
なんか聞いても何の役にも立たない話になるんじゃねえか、コレ。
「いやぁ、丸呑みにされたおかげで助かったのさね。そのまま腹の中から腹を」
「あー、いい。もう聞かせなくていい。
オメェのやり方じゃ何の役にもたちそうにねえからな」
他の二人も呆れていると言うか、答えに困っているような顔をしている。
そりゃそうだ、呑み込まれて無事なやつなんてコイツくらいだもんな。
「今日はこの辺りで休むか」
「そうだな。日が沈む前に獣避けの魔術で休めるところを確保したいな」
街を出てから外で休むのはこれが初めてじゃないんだが、ダネルの獣避けの魔術ってのがスゴかった。
最初の夜に獣避けの魔術の中で休んだんだが、近くを獣や魔獣が近づいてもオレたちに何の反応もしなかった。
大型の魔獣がオレたちに気づかず通り過ぎていった時は、肝が冷えると同時に魔術スゲエとも思った。
「この辺りなら少し開けてるから獣避けの魔術を使うのに丁度いいだろう。川も近いから水の補給もできるしな」
「オメェはどうせ獣避けの準備があるんだろ。全員の水はオレが汲んでくる」
荷物をおろし、中から人の二の腕くらいの大きさの筒を二本取り出す。
「じゃあおれもオッサンの手伝いする」
カルロも荷物をおろし中から同じものを取り出すと、ダネルもそれに続く。
どう見てもただの水筒なんだがダネルが言うには、ろかきのーとか言うのがあってこれに入れて飲めば生水飲んでも腹をくださない、そう言うものらしい。その上しばらくの間、水の貯蔵にも使えるんだとか。
そんな便利な道具だからなのか、ダネルは家族への土産に同じものをいくつか荷物の中に入れている。
「じゃあ、私は見張りをしていればいいのかね」
「お願いします。僕はしばらく獣避けの方に専念しますから」
全員のやることが決まった所で、それぞれ動き出す。
オレはカルロを連れ、川の方へと向かう。
「何か変なものとか気になるものがあれば、オレに言うんだぞ。絶対に近づくなよ」
「分かってるって。魔獣に食われるのも、毒草で死ぬのもイヤだもん」
青の村までは野宿になるから、オレとダネルがイヤになるほど聞かせたことだ。
何か気になるものがあっても近づくな、それは魔獣の体の一部かも知れない。食われるぞ。
どんなに腹が減ってもその辺の草やキノコは食うな。最悪死ぬぞ。
川岸でカルロを上流側に立たせ、二人で持っている水筒に水を入れていく。
まだ水遊びするには冷たいが、延々と歩いていた体には気持ちのいい冷たさだった。
「オッサン、あれ何?」
カルロが川の上流を見て、何かを指さしている。
川の水面からは馬って動物に似た頭が浮かんでいる。
「ゲッ、ケルピーか」
こっちにはまだ、気付いてないか。イヤ、耳や鼻が悪くない限りこっちには気付いてるはずだ。
川の下流側を見る。ヨシ、向こうにゃケルピーはいねえな。
「カルロ、これ持ってレーテのところに急いで戻れ」
水を汲んだ水筒をカルロに渡し、もと来た方へ戻らせる。
相手は上半身が馬、下半身が魚の水に住む魔獣だ。水に引きずり込まれたらたまったもんじゃねえ。下手すりゃ他のケルピーに囲まれて、アイツらの晩飯だ。
逆に言えば水場から離れれば怖いことはない。
カルロが戻っていくのを確認しながら、川に注意をしつつ剣を抜きオレも少しずつ下がっていく。
上流のヤツは相変わらず首だけ出して浮いているが、正面の辺り、川底に黒い影が見えた。
「走れカルロ!」
カルロの走り出す音が聞こえるのと同時に、川から歯をむき出したケルピーが一匹、飛び出してきた。
体を横にずらし、前足の一撃をかわしながら胸を横薙ぎに斬る。
甲高い悲鳴を上げケルピーが体を大きく反らせると、上流にいたもう一匹の頭が水の中に消えた。
剣を手の中で回し、声を上げたケルピーの胴に突き刺す。
「やっぱり来やがったか!」
オレが突き刺した剣を引き抜くより早く、もう一匹が川から飛び出してくる。
「穿け氷槍!」
飛び出してきたケルピーの体を五本の氷の槍が貫き、大きくよろめかせる。
上流にいたヤツがよろめいている間に、ケルピーの胴に突き刺した剣を引き抜き、首へ一撃。
最初に飛び出してきたヤツは血を撒き散らしながら、前足を折る。
もう一匹を見る。
フラフラとした足取りではあるが、まだオレに襲いかかるつもりでいるみたいだ。
まあ、あの様子なら追っては来れねえだろう。
「カルロは!」
「もう戻って来てる。 お前も早くこっちに来い」
じゃあ、コイツを相手にする必要はねえな。
背中を見せないよう大きく下がりながら、ある程度の距離が開いた所で振り返り、一気に走る。
後ろで大きなものが倒れる音が聞こえたが、振り返る必要はない。川から離れれば、もうアイツらはこっちには来れないからな。
「せっかく水を汲みに行ったのにさっそく一本無駄にしたな」
ワンドを構えたまま立っていたダネルのそばに行くと、オレを見て顔をしかめられる。
何でかと思って考えてみたら、ケルピーを斬ったときに浴びた返り値で全身汚れていた。
川で洗い流せるかと思い後ろを振り返ると、血の匂いを嗅ぎつけたんだろう。倒れたケルピーに川から首の長い別の魔獣が顔を出し、食らいついているところだった。
とりあえず今のオレは、川に近づかないほうが良さそうだ。
日が暮れ始めた頃、地図と周りの風景を見比べながらダネルがそう呟いた。
街を出てから川を目指して歩き、いまはその川の上流にある湖を目指している。
「このまま川に沿って歩いて湖についたら東に向かう。そこに青の村がある」
「歩くっつうか半分山登りだな、コリャ」
自分が歩いてきた道のりを、ふとそう思う。
「この辺りの大きな水場はこの先の湖だからな。黒の氏族と青は水場と狩り場の取り合いで昔から争ってたんだ。
あの湖の水は我らが血であり我らの血でもあるんだ」
「水って、川もあるのに?」
「この辺の川は流れが急なんだよ。岸のそばは緩やかに見えても少し深いところに行くと足を取られるくらい流れが早いんだ」
そういや川に行った時は、足が浸かるよりも深い場所には行くなって、よく言われたっけ。
「何よりこの辺りの川は魔獣が多いんだ。流れに足を取られた獲物を狩ろうとする奴がよくいるんだよ」
「水場の魔獣は厄介な奴が多いからね。水の中じゃこちらは思うように動けないからね」
「レーテ、お前その手の魔獣と戦ったことでもあるのか?」
レーテは何かを思い出すように首を傾げる。
「戦ったと言うより、食べられた、だね。
どこだったかは覚えていないのだけれど、色々と体が汚れたから体を洗いたくてね。池だったか湖だったのだけれど、近づいた瞬間引きずり込まれてね」
なんか聞いても何の役にも立たない話になるんじゃねえか、コレ。
「いやぁ、丸呑みにされたおかげで助かったのさね。そのまま腹の中から腹を」
「あー、いい。もう聞かせなくていい。
オメェのやり方じゃ何の役にもたちそうにねえからな」
他の二人も呆れていると言うか、答えに困っているような顔をしている。
そりゃそうだ、呑み込まれて無事なやつなんてコイツくらいだもんな。
「今日はこの辺りで休むか」
「そうだな。日が沈む前に獣避けの魔術で休めるところを確保したいな」
街を出てから外で休むのはこれが初めてじゃないんだが、ダネルの獣避けの魔術ってのがスゴかった。
最初の夜に獣避けの魔術の中で休んだんだが、近くを獣や魔獣が近づいてもオレたちに何の反応もしなかった。
大型の魔獣がオレたちに気づかず通り過ぎていった時は、肝が冷えると同時に魔術スゲエとも思った。
「この辺りなら少し開けてるから獣避けの魔術を使うのに丁度いいだろう。川も近いから水の補給もできるしな」
「オメェはどうせ獣避けの準備があるんだろ。全員の水はオレが汲んでくる」
荷物をおろし、中から人の二の腕くらいの大きさの筒を二本取り出す。
「じゃあおれもオッサンの手伝いする」
カルロも荷物をおろし中から同じものを取り出すと、ダネルもそれに続く。
どう見てもただの水筒なんだがダネルが言うには、ろかきのーとか言うのがあってこれに入れて飲めば生水飲んでも腹をくださない、そう言うものらしい。その上しばらくの間、水の貯蔵にも使えるんだとか。
そんな便利な道具だからなのか、ダネルは家族への土産に同じものをいくつか荷物の中に入れている。
「じゃあ、私は見張りをしていればいいのかね」
「お願いします。僕はしばらく獣避けの方に専念しますから」
全員のやることが決まった所で、それぞれ動き出す。
オレはカルロを連れ、川の方へと向かう。
「何か変なものとか気になるものがあれば、オレに言うんだぞ。絶対に近づくなよ」
「分かってるって。魔獣に食われるのも、毒草で死ぬのもイヤだもん」
青の村までは野宿になるから、オレとダネルがイヤになるほど聞かせたことだ。
何か気になるものがあっても近づくな、それは魔獣の体の一部かも知れない。食われるぞ。
どんなに腹が減ってもその辺の草やキノコは食うな。最悪死ぬぞ。
川岸でカルロを上流側に立たせ、二人で持っている水筒に水を入れていく。
まだ水遊びするには冷たいが、延々と歩いていた体には気持ちのいい冷たさだった。
「オッサン、あれ何?」
カルロが川の上流を見て、何かを指さしている。
川の水面からは馬って動物に似た頭が浮かんでいる。
「ゲッ、ケルピーか」
こっちにはまだ、気付いてないか。イヤ、耳や鼻が悪くない限りこっちには気付いてるはずだ。
川の下流側を見る。ヨシ、向こうにゃケルピーはいねえな。
「カルロ、これ持ってレーテのところに急いで戻れ」
水を汲んだ水筒をカルロに渡し、もと来た方へ戻らせる。
相手は上半身が馬、下半身が魚の水に住む魔獣だ。水に引きずり込まれたらたまったもんじゃねえ。下手すりゃ他のケルピーに囲まれて、アイツらの晩飯だ。
逆に言えば水場から離れれば怖いことはない。
カルロが戻っていくのを確認しながら、川に注意をしつつ剣を抜きオレも少しずつ下がっていく。
上流のヤツは相変わらず首だけ出して浮いているが、正面の辺り、川底に黒い影が見えた。
「走れカルロ!」
カルロの走り出す音が聞こえるのと同時に、川から歯をむき出したケルピーが一匹、飛び出してきた。
体を横にずらし、前足の一撃をかわしながら胸を横薙ぎに斬る。
甲高い悲鳴を上げケルピーが体を大きく反らせると、上流にいたもう一匹の頭が水の中に消えた。
剣を手の中で回し、声を上げたケルピーの胴に突き刺す。
「やっぱり来やがったか!」
オレが突き刺した剣を引き抜くより早く、もう一匹が川から飛び出してくる。
「穿け氷槍!」
飛び出してきたケルピーの体を五本の氷の槍が貫き、大きくよろめかせる。
上流にいたヤツがよろめいている間に、ケルピーの胴に突き刺した剣を引き抜き、首へ一撃。
最初に飛び出してきたヤツは血を撒き散らしながら、前足を折る。
もう一匹を見る。
フラフラとした足取りではあるが、まだオレに襲いかかるつもりでいるみたいだ。
まあ、あの様子なら追っては来れねえだろう。
「カルロは!」
「もう戻って来てる。 お前も早くこっちに来い」
じゃあ、コイツを相手にする必要はねえな。
背中を見せないよう大きく下がりながら、ある程度の距離が開いた所で振り返り、一気に走る。
後ろで大きなものが倒れる音が聞こえたが、振り返る必要はない。川から離れれば、もうアイツらはこっちには来れないからな。
「せっかく水を汲みに行ったのにさっそく一本無駄にしたな」
ワンドを構えたまま立っていたダネルのそばに行くと、オレを見て顔をしかめられる。
何でかと思って考えてみたら、ケルピーを斬ったときに浴びた返り値で全身汚れていた。
川で洗い流せるかと思い後ろを振り返ると、血の匂いを嗅ぎつけたんだろう。倒れたケルピーに川から首の長い別の魔獣が顔を出し、食らいついているところだった。
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