【完結済】高校時代に書いたファンタジー小説を原文ママで投稿してみる

蒼(あお)

文字の大きさ
26 / 177
本編(聖の旅編)

第十四話 精神的圧力

しおりを挟む
「落ちたか?・・・・・・この高さから落ちれば、まず命はないだろうな。普通の奴なら。」

崖をのぞきながら言う結。

「だが・・・・・・・・。」

聖は神絹を纏っている。

神絹は衝撃にも強いので、もしかすると死んでいないかもしれない。

「・・・・・・・一応、確かめておくか。」

結は崖から飛び降りる。風を操り自分の身体を浮かせれば、崖から落ちるのも怖くない。

 

問題の聖はどうなったのかというと・・・・・・。

「な・・・・・なんでお前がここに?」

「しっ、声がでかい。」

結われた長髪に、水色の袴。・・・・・・七大神の“疾風”風真に助けられたのだった。

聖が崖から落ちたとき、風真は突然崖を駆け上ってきて聖を受け止めた。

そして彼は聖を担いだまま岩壁を横に走り、

聖が本来落下するであろう場所からすぐに遠ざかった。

辺りは暗かったので、風に紛れて行動する風真の影が結には見えなかったのだ。

「・・・・・全く・・・・生傷の絶えないガキのようだな。」

風真は聖の肩の傷を見て言った。

「それより、なんでお前がここにいるか説明しろってんの!」

「貴様に“行き先”を教えるためだ。」

「・・・・・・行き先?」

風真は頷いた。

「波人達は“レタリア”という街で待っている。でかい街だ、ここからずっと東に行けばいい。」

「・・・・・・わざわざそれを伝えに?」

「・・・・・・・・まぁな。」

突然現れて助けてくれるし、連絡係やってくれるし、本当は結構いい奴なのかも?

聖は思った。

「ん、じゃあ奴ぶっ倒してから“レタリア”目指すわ。東だな。」

「・・・・・さっき闘っていた奴か?」

風真は聖が闘っていて落ちたのを知っているらしい。イヤ、知らないと助けられないと思うが。

「見てたのか?」

「ああ。空からな。で、落ちたから下まで降りて崖のぼってきた。」

「なんでそんな回りくどいことを・・・・・。」

空から見ていたのなら、直接助けてくれてもいいのに。

「・・・・・空を派手に移動したら、魔力の気配で俺の存在がばれる上に

攻撃の的になっちまうだろうが。 それじゃあ助けるも何もなくなるだろう。」

「!」

闘い慣れた者は、瞬時にここまで考えられるようになるということか。

聖はレベルの差を感じる。

「・・・・・あのでかい光の球は喰らわなかったのか?」

「あんなのモロに喰らったらどう考えてもヤバいって。自分で飛び降りた。」

「結城の聖光刃はどうした?あれならたたき割れただろう。」

聖はたははと笑う。

「それ俺も考えたんだけどなー、今俺神力使えないから、

聖光刃に元から備わってる神力に頼ることになっちまうわけで。

さすがにあのでか球は聖光刃の神力だけでは無理だろなと思った訳よ。

一応神絹は着てるから、うまく行けば助かるんじゃないかなと・・・・・・。」

「その判断、賢いとは言えないぞ。」

風真はため息をついた。

「わかってるけど・・・・それ以外に思いつかなかったし。」

「・・・・・・・・・・。」

しかし聖の言うことももっともである。

シールドも張れず相手の技をたたき割るのも不可能ならば、あとは攻撃をモロに受けて落ちるか、

自ら飛び降りるかくらいしかない。

「・・・・・で。なんで神力が使えない?」

「その前は殺しちゃいけない敵に当たったから、殺さない為に自分の神力に邪気混ぜた。」

「自分でか!?」

聖は頷く。

「・・・・・どんな奴と当たったのか知らんが、それは馬鹿というものだ。」

「しょうがねぇじゃん、それしか思いつかなかったんだし。」

風真は頭を抱えた。

「・・・・・・結城の後継者がこれでいいのか・・・・・・?」

「なんだよ?」

風真は聖の肩の傷を聖の神絹で縛って、言った。

「相手は?」

「神狗の結って奴。」

「シンク!!」

・・・・・・・またとんでもない強敵と・・・・・・。

風真は頭の隅っこが、ピリッと痛くなった気がした。

「・・・・そいつをこの状態でもう一度相手すると?」

「・・・・・・奴は強いしなぁ・・・・・・夜明け頃には俺の神力も戻ってくる筈だから、

夜明けになったら倒しに行く。」

「・・・・・・わかった。好きにしやがれ。俺はもう知らん。」

聖はあれっと思った。

相手が神狗であることにかなり驚いたくせに、さっさと行ってしまおうとするのだから。

「好きにさせてくれんのね。」

シヴァだったら聖を止めるかもしれない。

「俺は他人のやることには、興味がない。」

「あ、そ・・・・。」

風真はもともと聖のことを認めていないようだし、

一緒に行動しているわけでもないので確かに“他人”かもしれない。

「じゃあな。生きていたらちゃんとレタリアに行けよ。」

「おう。」

風真は聖をおいて行ってしまった。風に紛れて行ったので、どっちへ行ったのかさえもわからない。

「じゃっ、作戦練るかな?」

聖はドカンとあぐらをかいた。

 

風真はその様子を上空から見ている。

実は彼、聖を放っていったわけではないのだ。

この間、“封印を解かれたとき”は聖は霧の中で闘っていたため、

ちゃんとした実力は見れなかったが、

強敵をひとりで相手にする今がそのチャンスだと思ったらしい。

「結城を継ぐにはそれ相応の実力が必要だ。貴様にその実力があるのかどうか、見せてもらう。」

この闘い、いったいどうなっていくのだろう・・・・・・?

 

 結は崖の下の平地でひとり座っていた。

「あいつ、どこに消えた・・・・・・?」

わからない。どう考えても奴は俺の攻撃を受けて落ちた。

どうしてここに死体がない?

「・・・・・一応は結城 聖夜の後継者というわけか・・・・・・。」

 

あれだけ罠にはまりまくったのに。あれだけプレッシャーをかけたのに。

奴は“自分を見失う”ことは無かった。

普通あそこまで自分が負ける要素が揃っているのに、落ち着いていられる奴がいるか?

プレッシャーが自分の足をひっぱって悪循環して、結局焦りまくって死ぬのが普通じゃないのか?

・・・・・・・・奴は普通の精神に持ち主じゃないのか?

石をぶつけたときも、ご丁寧に剣の側面で弾いてやがった。

あの状況で、どうすれば効率的かとか考えられるか普通?それともクセか?

 

イヤ・・・・・・・・。

霜月 聖が剣術を使えるようになったのはついこの間の筈・・・・・。

しかもそれ以前は平和な村に育ったというデータじゃなかったか?

その短期間で、クセになるほど剣を使ったとは思えない。

それ以前に、そんな短期間で剣術、魔法があそこまで鍛えられるか?

 

じゃあ奴は何だ?何なんだ・・・・・・・・・・。

 

プレッシャーをかけまくって精神的に弱らせ、圧倒的な魔法技術で聖を殺す作戦が、

逆に自分にプレッシャーをかけることになってしまった結。

 

「・・・・・・・・・・・・。」

もっと現実的な事を考えよう・・・・・・。

このまま同じ事を考えていたら自分がプレッシャーに負ける。

 

「奴が助かっていて逃げたとしても、相当な傷を負っているはず。それなら楽勝のはずだ。」

そうだ、聖がどんな奴でも、今弱っているんだから関係ない。

怪我している奴を殺すのなんて簡単だ。

どう考えたって魔法での戦闘能力は俺の方が上!

夜のうちに見つけだして、魔法で叩けば絶対に勝てる。

 

結は聖の神力を探りはじめた。

奴が神力を使えないといっても、それは神力がからっぽなのではなく、ただ使えないだけだ。

怪我をしているなら神力を消す余裕も無いはず。

だったら見つけるのは簡単だ。

「・・・・・・・・・・!?」

・・・・・・ない・・・・・・っ!?霜月 聖の神力が、見つからない!!

結は本気で焦り始めた。

 

 「・・・・・・・あー・・・・・気づかねぇうちに寝てた・・・・。」

聖は目をこする。

「でも作戦は立てれたしな。」

聖は神力が使えるようになっているのを確認してから、結に会えそうな場所を考えた。

やはりまだいるとしたら、崖の上か下だろう。

聖はまず近いほうの、崖の下に行くことにした。

 

しっかし作戦を立てたところで、本当に勝てるだろうか?

あそこまで計算して攻めてこられると、はっきり言ってやりにくい。

全て見透かされている気分になる・・・・・・。

 

「イヤ、暗く考えてても勝てねぇ。明るくいこう。」

聖は自分にそう言い聞かせる。

 

崖の下。

「あ・・・・・・ビンゴ・・・・・。」

座っている人影がひとつ。

人影はこちらを向いた。

「・・・・・・・霜月聖・・・・・・・。」

結は立ち上がった。

「人の名前フルネームで続け読みすんのやめてくれよ。結構イヤらしいぞそれ。」

「・・・・・・貴様・・・・・・・なぜ負傷していない?津波人はいないはず。」

聖は聖光刃を出した。

「まぁ、俺にとっても意外なことがあったからね。気にすんな。」

・・・・・・霜月 聖本人にとって意外なこと?!・・・・・助太刀か・・・・?

結は考える。

「俺ってばいいこと思いついちゃったんだよね。」

聖は聖光刃の切っ先を天に向けた。

「貴様の光魔法など、怖くない。」

結は光のシールドを張る。もう陽が出ているので、光魔法の方が強度が上がるのだ。

「新技・光雨発動ぉっ!!」

聖が叫ぶと空から、光の雨が降ってくる。

「・・・・・効くか。」

結は余裕をかましていた。

「・・・・・・効くと思うぜ?だって俺がそう信じてるから。」

「!?」

光の雨の一部は、結のシールドを突き抜け結にかする。

結の服が、肌が、小さく小さく切り裂かれていく。

だが結の精神への影響は、大きい。

「・・・・・・貴様・・・・!?」

「『魔法はイメージ、つまり全て想像だ。』って俺の師匠が教えてくれたけど、

それが本当なら昨日あんたがうだうだ言っていた理屈は全部嘘って事になる。違うかな?」

聖は頭の上で腕を組んでにやにやしている。

・・・・・・・うまくいった・・・・・・・・・!!

心の中ではガッツポーズだ。

「バカな!!」

結は爪を伸ばす。聖はあえて避けずに、シールドを張った。

爪は、聖のシールドに受け止められ、しばらく止まった後に聖の頬の横を通り抜けた。

「・・・・やっぱ完全に止めるのは無理か・・・・・。」

聖は頬を掻いている。

「・・・・・・・・・バカな・・・・・・そんなことが・・・・・・・。」

「まぁ、お互いの精神力の闘いだから、完全にイメージ通り、なんてのは無理だと思うけどさ。

理屈みたいなものが存在すること自体変なんじゃないかって、気づいた訳よ。」

結は立ちつくしている。

「ってなわけで、今度は俺が攻めさせて頂きます。」

聖は片手を結に向かってかざして、にっとする。

結は凄い勢いで飛ばされて、崖の岩壁に激突。

「な・・・・・・気功術!?」

「あったり~!」

結が体勢を立て直したときには聖が目の前まで来ていて、彼は結の頭を聖光刃の柄で殴った。

「・・・・・・っ!」

結がふらついたところで聖は背後に回り、羽交い締めにした。

「・・・・・な!」

「つっかまえた!」

「バカが!羽交い締めにしては俺を封印出来ないだろう!!」

結は捕まったまま聖を笑う。確かに、羽交い締めにすると聖の方も剣を握ることができない。

「う~んそれももっともらしいねぇ。でも、こういう考え方もあるんだな。」

「・・・・・・・・・・?」

「封印の呪文も、魔法には違いないから剣が無くても発動できる。」

聖は息を吸う。

「・・・・・・・・な・・・・・・ま、待て・・・。」

「封魔!!」

地面から光が吹き出して、聖の腕から結の感覚が消える。

奴は空間の狭間へと葬り去られたのだ。

「へっへっへ、圧勝!!」

聖は口笛を吹きながら出たばかりの太陽の方に歩く。

「目指すは、東!!」

聖の影は、いつもの数倍長かった。

 

空から様子を見ていた風真は、地面を歩く聖の後ろ姿を見る。

「・・・・・・・・神狗のひとりを、ああも簡単に倒すとは・・・・・・。」

風真は心の中で、少しだけ聖を認めた。

そして風に紛れて消える。

 

魔法に理屈はない。

“理屈通りに発動する魔法”など、本来の魔法ではない。

強い者だけが知ることのできる真実を、聖は掴んだ。

プレッシャーのかけあいとなったこの闘いは、聖の勝利で幕を閉じる。
しおりを挟む
感想 3

あなたにおすすめの小説

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

異世界ハズレモノ英雄譚〜無能ステータスと言われた俺が、ざまぁ見せつけながらのし上がっていくってよ!〜

mitsuzoエンターテインメンツ
ファンタジー
【週三日(月・水・金)投稿 基本12:00〜14:00】 異世界にクラスメートと共に召喚された瑛二。 『ハズレモノ』という聞いたこともない称号を得るが、その低スペックなステータスを見て、皆からハズレ称号とバカにされ、それどころか邪魔者扱いされ殺されそうに⋯⋯。 しかし、実は『超チートな称号』であることがわかった瑛二は、そこから自分をバカにした者や殺そうとした者に対して、圧倒的な力を隠しつつ、ざまぁを展開していく。 そして、そのざまぁは図らずも人類の命運を握るまでのものへと発展していくことに⋯⋯。

チート無しっ!?黒髪の少女の異世界冒険記

ノン・タロー
ファンタジー
 ごく普通の女子高生である「武久 佳奈」は、通学途中に突然異世界へと飛ばされてしまう。  これは何の特殊な能力もチートなスキルも持たない、ただごく普通の女子高生が、自力で会得した魔法やスキルを駆使し、元の世界へと帰る方法を探すべく見ず知らずの異世界で様々な人々や、様々な仲間たちとの出会いと別れを繰り返し、成長していく記録である……。 設定 この世界は人間、エルフ、妖怪、獣人、ドワーフ、魔物等が共存する世界となっています。 その為か男性だけでなく、女性も性に対する抵抗がわりと低くなっております。

セーブポイント転生 ~寿命が無い石なので千年修行したらレベル上限突破してしまった~

空色蜻蛉
ファンタジー
枢は目覚めるとクリスタルの中で魂だけの状態になっていた。どうやらダンジョンのセーブポイントに転生してしまったらしい。身動きできない状態に悲嘆に暮れた枢だが、やがて開き直ってレベルアップ作業に明け暮れることにした。百年経ち、二百年経ち……やがて国の礎である「聖なるクリスタル」として崇められるまでになる。 もう元の世界に戻れないと腹をくくって自分の国を見守る枢だが、千年経った時、衝撃のどんでん返しが待ち受けていて……。 【お知らせ】6/22 完結しました!

異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜

KeyBow
ファンタジー
 間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。  何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。  召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!  しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・  いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。  その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。  上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。  またぺったんこですか?・・・

酒好きおじさんの異世界酒造スローライフ

天野 恵
ファンタジー
酒井健一(51歳)は大の酒好きで、酒類マスターの称号を持ち世界各国を飛び回っていたほどの実力だった。 ある日、深酒して帰宅途中に事故に遭い、気がついたら異世界に転生していた。転移した際に一つの“スキル”を授かった。 そのスキルというのは【酒聖(しゅせい)】という名のスキル。 よくわからないスキルのせいで見捨てられてしまう。 そんな時、修道院シスターのアリアと出会う。 こうして、2人は異世界で仲間と出会い、お酒作りや飲み歩きスローライフが始まる。

スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜

かの
ファンタジー
 世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。  スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。  偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。  スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!  冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!

男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件

美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…? 最新章の第五章も夕方18時に更新予定です! ☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。 ※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます! ※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。 ※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!

処理中です...